おでかけ部

絵画の世界に没入体験!『ゴッホ・アライブ』に行ってきました!part.2~小さなお子さまと行かれる方へ~

  • 053 ブルー

2024.03.16

  • 10

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こんにちは!

100人隊 053 ブルーです。
前回の「絵画の世界に没入体験!「ゴッホ・アライブ」に行ってきました!part.1」の続き、part.2をお届けします!

part.1の最後で触れましたがこの「ゴッホ・アライブ」には、「気兼ねなくお子さんと一緒にアートに触れたい・触れさせたい」と思いの元、小さなお子さん連れで行かれる方が従来の美術展よりもぐんと多いと思います。

わが家も小1の息子、4才になって間もないの年少の娘と一緒に行ってきました!
その際に「こうすれば良かったな」と私が感じた、お子さま連れで行かれる方に伝えたいことをこのpart.2でご紹介します。

わが家の7才・4才の子どもたちの反応は

今回の最大の目的は「子どもたちにも楽しんでアートに触れてもらおう!」。
2年前の没入型美術展に行った時も楽しそうにしていたので大丈夫だろうと、特に準備をせずに挑んだのですが…これが少々甘かった。

実は没入スペースに入ってはじめは楽しそうにしていた子どもたちから、20分ほどすると「そろそろ出たいな」という声が…。

ゴッホ・アライブ
没入空間前のワクワクに溢れている時の写真

ノー知識で40分間没入して楽しむためには、「言葉の理解力」も必要だった

映像を最初から最後まで観ると約40分。
大人にとってはあっという間なのですが、幼い子どもにとっては長く感じられるかもしれません。

というのも、今回の展覧会の大きな魅力の一つは、絵画の映像とともに映される「ゴッホの言葉」なんですよね。

ゴッホ・アライブ

ゴッホの心情の移り変わりを知ることで、映し出された絵画を描いている時の彼の立場や気持ちを考える。流される音楽も相乗効果を発揮し、興奮したり、胸が締め付けられたりします。
ただ、我が子は小1と年少。迫力ある映像に圧倒され興奮した様子だったのですが、立ちっぱなしだったので次第に「脚が疲れた~」との訴え。読めない漢字がたくさん出ることで文字を読むことは早々に諦めてしまった我が子たちは途中で集中力が切れ、夫が先に出口へ連れて行ってくれました。

ゴッホ・アライブ
ちょっと理解するには難しいよね

2年前の没入型美術展では、おそらく投影時間が短かったこととに加えて、ハンモックやビーズクッションなどが設置されているリラックスして観る環境も、子どもにとって新鮮で楽しかったんですよね。

「ゴッホ・アライブ」は言葉の部分を抜きにしたとしても、ものすごく魅力的な展覧会です。
それでも「40分間」という時間、幼い子供がよく流れを理解せずに立ちっぱなしで「観る」のに集中するには少し長く、没入空間から自然と抜け出してしまったようです。



子どもたちもこうすれば更に楽しめたかも

事前準備編!

図鑑や絵本で、画家の作品や生涯を予習

最近は美術分野の図鑑や、子ども向けの画家の生涯を綴った絵本もたくさんあります。
そういった絵本や図鑑を事前に読んでいて、流れる絵画に「あ!これ知ってる!」と思うものが多くあれば、子どもたちももっと親近感を持って入り込めたかなぁと悔やんでいます。
特に小1の息子にはゴッホの作品や人生について予習させていったら、ただ受け身で「すごい映像を観る」だけじゃなく、想像力を働かせながら作品たちに向き合えただろうなと思います。

ゴッホ図録
右は子ども向けじゃないけれどゴッホの作品集。子どもと作品集をパラパラ見ておくだけでも違ったなと反省。左はゴッホではありませんが、ガウディの生涯を綴った絵本。自宅でもこういったアートの本にもっと触れさせたいなと実感しました。

当日実践編!

子どもこそ是非ゆっくり「歩かせて」

とはいえ更に幼い子にそこまで求めるのも難しい話。
そもそも「楽しくアートに触れて欲しい」という目的からずれないために、私がオススメしたいのは「歩いて回る」こと。
座るスペースが少ないのですが、開催側の「座ってじっと観て欲しいわけではないのかな?」という意図が汲み取れます。part.1でも伝えたように、この「ゴッホ・アライブ」は、歩いて回ることでより没入体験ができます。
走り回ったりしないように予め伝えておく必要はありますが、床に映った動く絵に足を少し踏み入れたり、「好きだな」と思った絵の前で立ち止まったり。

ゴッホ・アライブ
踏み入れられる床の絵が動くと大興奮。

「良いポジションをキープできた!」と同じ場所にずっと止まってしまいたくなるのですが、時代の切り替わる瞬間なんかに(混雑していても、そのタイミングは人が移動するので動くチャンス)是非立ち歩いて一緒に没入体験してみると、大人も違った景色が楽しめると思います♫

ゴッホ・アライブ

少しの準備で、子どもたちの今後につながる楽しいアート没入体験を♫

あともう一つ幼いお子さん連れの方に向けての注意点としては、東京会場の寺田倉庫G1ビルはベビーカー置き場は受付と同じ2階にあるのですが、その2階に上る手段は階段のみです。
ベビーカーで向かわれる方はその点にご注意ください!

ちなみに出口付近のショップでは、お子さんに向けた商品も売られていました。
そのラインナップからも「お子さま連れ」を意識してくれていることが分かります♫

ゴッホ・アライブ

わが家が購入したのは『アルルの部屋』のマグネットと、ゴッホの生涯が描かれた絵本。
ただすごく悲しいゴッホの人生の結末を、幼い子に伝える時のサポートの言葉がまだ思いついておらず、まだ途中までしか読めていません。(ちなみに結構長いです!)

ゴッホ・アライブ

「こうすれば良かったな」と反省した点もありますが、総じて大人も子どもも楽しくゴッホの世界に没入出来ました!
これから行かれるお子さま連れの方の参考になれば嬉しいです。

デートでも、ご家族一緒でも、お友だちと一緒でも、お一人でも、
どんなシチュエーションでも楽しめる「ゴッホ・アライブ」です。

気になる方はできたら事前チケットのご購入を忘れずに!(東京会場3/16時点ではまだ売られてます)
五感をフル活用して、ゴッホの世界にどっぷり没入してきてくださいね~!

ゴッホ・アライブ

053 - ブルー

主婦 / 神奈川県 / LEE100人隊

36歳/夫・息子(7歳)・娘(3歳)/料理部・美容部/岡山県出身。パン屋さんめぐりや旅行先でお土産を買うこと、美術鑑賞が趣味。LEEと元気な子どもたちのおかげで、昔は苦手だったカジュアルなテイストの服装にも挑戦中。ファッションやおいしいもの、子どもたちとのお出かけ、身近なちょっとしたもの。丁寧な生活とはほど遠いバタバタな毎日の中で見つけた「あ、これよいな」と感じられるものを、みなさんと共有していけたらと思います。身長156cm。

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