【LEE100】ペットと暮らす 〜愛 ai〜

  • 100 pony

2024.02.27

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こんにちは、ponyです。

なんだか暖かくなってきて、洋服のチョイスが難しいこの頃ですが、

みなさまいかがお過ごしでしょうか。

春めいてきて、なんだかピンクのものや、イエローのもの、デニムと

色のあるものに目がいってしまいます。

まずは差し色から、今年のpopなカラーを試したいなと思っています。

今年は何色にしようかな。そんなことを思いながら、今日はペットとの暮らしについてです。

良かったらお付き合いください♪

ペットと暮らす

かわいいpetの存在…この小さな家族は間違いなく宝物ですよね。

こんな小さな体に

私たちを元気づけてくれたり、

癒してくれたり、

スゴい力があるなと思います。

先日、長年共にしてきたインコのすずを看取ったお話をさせて頂きました。

明るい話ではないながら、みなさんに温かいコメントを頂いて、

私も元気を頂きながら、見送ることができました。

そして、先日残った1羽のそらも、旅立ちの日を迎える事となりました。

すずを看取ってからほぼ一年。

7〜8年あまり…セキセイインコの中では、長生きしてくれたのではないでしょうか。

ハプニング続出?!インコとの暮らし

長女が小学校3年生、次女が幼稚園の年長のときに、

それぞれのお誕生日プレゼントとして、

2人の誕生日のちょうど真ん中の月に小鳥をプレゼントすることにしました。

 江古田にあった、昔ながらの小鳥屋さん…老夫婦がお店をされていて、

朝は道路脇に並べて、十姉妹や、文鳥、セキセイインコや、オカメインコなど

いろんな種類の小鳥たちのケージを日向ぼっこをさせてあげていて

小鳥のさえずりが響きわたる緑の小道は、暖かく微笑ましく

とても風情がありました。

そこに夫婦でいき、テレビ電話をつなぎながら、

まだ飛べない、よちよちの雛の中から、それぞれ選ばせて貰いました。

淡いきれいな水色と、レモンイエロー…きっと長女は一目惚れだったと思います。

水色のことりは、長女が名づけ親になりました。

 飛び立つまでは、半がゆ状態の餌をスプーンですくってあげていました。

初めて飛んだ時は嬉しくて、飛べたね、とみんなで大騒ぎでした。

2羽とも窓を開けても扉を開けても知らん顔で、とても大人しいので、

ケージにあまり入れずに育てていたある時、

パパと次女の二人で幼稚園に行く時に、ドアからぱあっ〜と!逃げてしまいました。

泣きながら幼稚園に出かけていく次女と、仕事前に、きっと蒼白な顔で捜索にでた夫…

近所の子どもたちも、名前を呼んで探してくれて、

チラシも作り、呼びかけました。

 その日の夕方、仕事帰りに夫が警察署へ行ってくる、と届けを出しに、駆けつけました。

小鳥の形状を説明して、胸にあざのようなものがある、と伝えると

「結論から言って、います」。そういって奥から出してきてくれたのが、そらでした。

小学生の男の子が、届けてくれたそうです。本当に、ありがとうございます。

最初に見つかった時は嬉しくて、いつも勝ち気な長女ですが

胸に抱き抱えて号泣していましたね…。

最初は嘘泣きかと思うくらい、おいおい泣いていました。

まだまだ可愛いところがあるんだなと、嬉しく思ったのを覚えています。

すずはその後、遠くで見つかり、無事二羽とも帰ってきた事は、

うちに起きた奇跡の一つでした。

これからも、語り継いでいきたいと思います。

 止まり木は娘たちの手づくり…木に穴を開けて針金を通し、好きなビーズをいれていきました。

 彼らが好きだった音楽は

“Gling-Glo “(グリングロ)というBJORK のジャズ・アルバム。

天真爛漫なビョークの声が聞こえてくると、同じように2羽とも歌い出して、

それはそれは可愛い声で一緒に歌っていました。

ジャック・ジョンソンも好きでしたね…私の好みかな。

おままごとにも、連れ出して…

 子どもたちは近所のお友達とおままごとをする時に、

シートを敷いて、小鳥のケージを持って行って、

餌に、オーツ麦や粟の穂、葉っぱを混ぜたり、

おままごとの家族のメンバーにしてくれて…小さな子もいっぱい名前を呼んでくれて…

思い起こすと、幸せな遊び、幸せな時間だったなと思います。



スキンシップの、移り変わり

 人懐っこい、すずは沢山スキンシップできたけど、警戒心が高くて、スキンシップが苦手な、そら。

でも最期のころは、とっても甘えん坊に…。

おじいちゃんになったからか、そっと掴まえるのも簡単になり、

頬ずりしたり、撫でたりしているうちに自然と懐いてくれて、

たくさんスキンシップをさせてくれました。

長女はもう高校生…

あの頃みたいに、言葉を覚えさせようとしたり、

豆苗をもって、バードショーのお姉さんの真似をしてみたり、

おままごとはしないけど、

勉強をしているときには肩に乗って、

くつろいで毛繕いをしたり、ゆったり眠っていました。

こっくり、こっくりと揺れる姿を見て、皆で笑っていました。

 ある朝、餌をやりに行った夫から嘆く声がして、みんなで一瞬に察知しました。

次女と私は、涙も止まらない中、長女は呆然としていました。

人前で感情を素直に表現するのが、あまり上手ではない年頃…

私たちと一緒だと、素直になれないかもしれないので、

その日は、学校を遅れて行くことを許しつつ、先に仕事に出ました。

お見送りにお花をいっぱい贈って

みんなで撫でて

ありがとう、

うちに来てくれて、

ありがとう

そう伝えました。

長女が学校帰りに買ってきてくれたのは、黄色いガーベラでした。

スイトピーの甘い香りに包まれて、眠るように横たわる、そら。

悲しい気持ちを乗り越えるのに、

すずを看取った時に、短歌を…贈ったので、

そらにも、贈ろうと、考えてみました。

以前どこかで、

「命が果てると、体や心は自由になって、パワフルに飛び回ることができる。そしてどこへ行っても、その人のことを思うと、きっとそばに来てくれる。だから、いろんなところに行って、いろんなものを見て、そんなときに想い出すといいよ」

と聞いたことがあります。スピリチュアルなことは、鈍感ですし、全く分かりませんが

とてもいいな、と思ったのを覚えています。

長女のお誕生日に迎えた、そら。

留学したいという目標があり、それに向けて頑張っているので、世界を一緒にまわるれるといいな…

そんなことを思いつつ、

長女だけでなく、わたしたちも、これからもずっと大切にしていきたい、

一緒に生きていたいそんな想いを込めました。

『 肩寄せ合う 鈴なりひととき いつまでも

  愛しい世界へ そらの旅 』     

2024.2.26

 悲しい気持ちを乗り越えて、すこしでも、明るい気持ちで、今を生きられるように。

言葉にすると、恥ずかしいけど、きっとずっと、愛を込めて。

 最後までお読み頂きまして、ありがとうございました!

【ペットと暮らす】シリーズ 以下に載せておきます。

よかったらご覧ください♪

100 - pony

飲食業 / 東京都 / LEE100人隊

43歳/夫/娘(16歳・12歳)/手づくり部・料理部/東京都在住。おいしいものをつくるのが好きです。音楽活動を経て、結婚・出産。児童館の雑誌で見た、栗原はるみさんの料理・暮らし方に憧れ、料理の仕事に携わる。片道9キロnot電動自転車での通勤も、毎日ジム通いをする感覚で頑張っていますが、週末はヘトヘトになることも……。40代は、突き抜けられる体力をつけるのが目標です。性格は、少々、おっちょこちょい。失敗の経験・そこから学ぶことが多いです。ちょっと頼りがいのある家族に力をかりながらの忙しい毎日……ペットをケージから出して、それぞれおやつを食べる時間も楽しみのひとつです。思春期・青年期を迎える子どもの子育てと、夫と、セキセイインコのそらと、うさぎのうー……。みなさんと同じ一愛読者として、酸いも甘いも、日々の暮らしをお伝えできれば幸いです。趣味は、サイクリングと、映画・漫画鑑賞。

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