こんにちは　SEAです^ ^

読書が好きで、日々面白い本はないかなぁと探しています。

作家 瀬尾まいこさん

本屋大賞を受賞した「そして、バトンは渡された」という作品が

きっかけで好きになった作家の瀬尾まいこさん。

元々中学の先生をされながら執筆されていたそうで

物語には中学生くらいの子供たちがよく登場します。

取材などをして物語を書くのではなく「自分が体験したこと」から

物語を作ることが多いそうで、それが理由なのか、

身近で起きそうな、親しみを感じるお話が多くとても読みやすい作品ばかり。

最近読んだ、瀬尾まいこさんの3冊をご紹介させてください*

幸福な食卓

「父さんは今日で父さんを辞めようと思う」

という衝撃の一文から始まるこの物語。

読み進めて行くと家族のメンバーそれぞれの思い、過去、生き方があり

上がったり下がったり、好きになったり嫌いになったりしながら、、

最後には「そばにいてくれる人に感謝しよう」と素直に思えるお話です。

夜明けのすべて

PMS（月経前症候群）の女性とパニック障害の男性が主役のお話。

どちらも外側からは見えにくい病で、最初はそれぞれ孤独に苦しみますが

2人が出会い、「他人のため」にとった行動により

病や苦しみとの付き合い方が前向きに変わっていく物語です。

（特に後半、パニック障害の男性が昔仕事が好きだったことを思い出していく

シーンがとても良いです！）

優しい音楽

最後は短編集で3つの物語が描かれています。

それぞれ全く違う世界のお話ですが、

「だめな部分は、なんとでもできる。対処法はいくつもある。」

という、瀬尾まいこさん作品に共通するスピリットを強く感じた作品でした。

私は夜、子供達が寝静まってから自分が眠くなる30分位の間に読書する事が多いですが、

どれも読むと、優しい気持ちで眠りにつける本ばかり。

良かったら読んでみてください！

お読み頂きありがとうございました。

095 SEA