毎年旧暦の12月8日はムーチーの日。月桃の葉(カーサー)に包むことから「カーサームーチー」とも呼ばれていて健康祈願と厄払いを祈る沖縄の伝統的な行事です。ムーチーを漢字で書くと鬼餅。由来は鬼とお餅にまつわるあるむかしばなしからと言われています。
今年は1月18日
実はとっても簡単!「ムーチー」作り
①月桃の葉を茹でます。葉の持つ特有の香りは防虫・抗菌作用があり、殺菌・消毒効果もあると言われているので、茹でた後のお水は虫よけとしてベランダへ有効活用しました。
【簡単】ムーチー作りに必要な3つの材料
家庭で作る「ムーチー」の一般的な材料はこちら。好みのもち粉、好みのお砂糖(私はきび糖を使いました)、お水です。
②ボウルの中でもち粉とお砂糖を混ぜます。この時点で紅芋入りの可愛い色に癒されます。
③混ぜた粉類の中にお水を入れて、耳たぶくらいの柔らかさになるまでこねます。
④均等に分けて丸めます。
月桃の葉でお餅を包む
⑤お餅を葉の裏側にのせて包みます。裏側の方が表側よりつるつるとしているので、お餅が離れやすく食べやすいんですよ。以前間違って表側で「ムーチー」を作った時、みんな大惨事か?!と思うくらいべたべたする食べ方になって大反省。もう一生忘れません。
⑥包んだ「ムーチー」を最後にリボンでくるっと留めて20分から25分ほど蒸します。包む紐はビニール紐や麻紐を使う方が一般的ですが、わたしは持っているカーリングリボンを使いました。
出来上がり!我が家の「ムーチー」in 2024
良い感じに蒸しあがりました。部屋はあたり一面月桃の香りに満ちていてアロマオイルを焚いているみたい。
葉を剥がすと紫色のむちむち「ムーチー」が出来上がっていました。紅芋入りは冷めても硬くなりにくい点がお気に入りです。明日スーパーでは山のように出来上がったムーチーもたくさん販売されます。きっと初めて見ると圧倒される風景かもしれません。「ムーチー」の種類はバラエティに富んでいて、紅芋をはじめ基本の白餅、黒糖、かぼちゃ味などがあります(カラキ味(沖縄のシナモン)もあったかな?)。その中から好みの味を選んで食べることも面白いですよね。我が家もムーチーを仏壇にお供えをして、家族と一緒にいただきます。それでは皆様のご健康とご多幸を心からお祈り申し上げます。
001 icoco
001 - icoco
会社員 / 沖縄県 / LEE100人隊
45歳/夫・娘 (17歳・8歳)・息子(9歳)/手づくり部・料理部・美容部/雑誌&WebのLEE、そしてLEE100人隊が好き。小窓の住人として自由に書きたいことだけを書いて駆け抜けて行ったらあっという間に3年目。これからもLEEが大切にしているものを大切にしながら、ゆるりと日常を楽しんで書き綴っていこうと思います。夢は美しい自然や花に囲まれて自給自足する事。衣食住+写真はシンプルカラーの中で時々はっきりとした色を使う事が好き。綺麗めカジュアルタイプ。肩幅広め中肉中背&骨が全体に目立つ骨格ナチュラル。身長162cm。
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