前回に引き続き、イタリアンの名店、Regaloの体験レポートです。
後編スタート!
ここからは、お店のスペシャリテが続きます。夫が一番楽しみにしていたパスタの登場です。
桜海老と唐墨のスパゲッティー
辛さ=おいしさになる絶妙な加減に感動。それが桜海老と唐墨、そしてパスタの(小麦の)味までも引き立てています。(夫:このおいしさの秘密は「自家製の唐辛子オイル」だよ。それと、シェフのレシピにはイタリアンパセリが欠かせないんだ。)他のお料理もですが、一体感があるのに、素材それぞれの味や香り、食感が際立っているのがすごい。
三陸産 牡蠣のトレネッテ カラブリア風トマトソース
イタリアのカラブリア州で作られている生シラスと唐辛子の発酵調味料を使ったパスタです。この調味料と牡蠣がとても合っていて思わず声が出てしまうほどのおいしさです。もちもちとした手打ちパスタも最高で、相性も抜群です。夫はこちらがこの日の一番だそうで、夢中で食べていて、せっかくのペアリングのワインを飲み忘れていたほどでした。
香川県産 オリーブ牛の炭火焼き
パスタと並んで、炭火焼きもお店の代表作です。オリーブ牛は飼料にオリーブを使用しているそうで、比べてみると穀物臭さが無くさわやか、少し甘みがあって赤身なのにとても柔らかです。
炭火焼きと聞くと、焦げの味をイメージしますが、そのような主張はなく、肉の柔らかさを保ち、旨味を閉じ込めるための調理法なのかなと思いました。
黒いティラミス
炭でできたシートが一番上に載せてあり、私からは真っ黒な正方形に見えます(この映え写真が撮れておらず、面目ないです)。ココアパウダーよりすっきりとした苦みです(唇が黒くならないのがありがたい)。2層目は、コーヒー味のアイスクリーム。香りがよくてさわやか、さっぱりとした味で、3層目のチーズクリームと一緒に食べると、温度の違いが楽しい。スプーンを進めると、スポンジが。しみ込ませたコーヒーはコクがあって、アイスとは違ったおいしさです。アイシャドウの締め色のように、ぐっと全体を締めてくれます。こちらもチーズクリームとの相性抜群。4層のいろいろな組み合わせを楽しみました。洗練されていて、日本のお寺をイメージさせる趣きです。(夫:ちょっと意味がわからない…)
カフェはアメリカンをいただきました。「〆のコーヒー」愛好家には最高の一杯でした。
まとめ
全体的に柔らかく優しさを感じるのですが、ところどころに効いているアクセントで味が締まり、洗練されたお料理でした。また、フリッタータ、白子、牡蠣がずっと温かく、お腹に温かいものが入ってくる幸せを感じました。寒い冬に体が温まるようにという思いやりのようで、「いらっしゃいませ」より「おかえりなさい」のメッセージが感じられました。くつろぎの空間で1年を労うことができ、幸せな年末となりました。
終わりに
はじめての撮影とブログへの掲載許可のお願いで大変緊張していたのですが、小倉シェフご本人からご了承いただき、大きな感謝と使命感のもと、不肖ながら懸命にレポートさせていただきました。
お店の魅力がみなさまに少しでも伝わることを願いつつ、小倉シェフに改めてお礼を申し上げます。
078 なかち
078 - なかち
主婦 / 東京都 / LEE100人隊
42歳/夫・息子(16歳)・娘(14歳)/手づくり部・料理部・美容部/3年間すごしたイギリスから帰国後、一念発起して長年の夢だったイメージコンサルタントの資格を取得しました。色や形をじっくり見ることが好きで、好みにドンピシャな洋服や雑貨を見つけると心が躍ります。おいしいコーヒーとパンに癒されます。日々の暮らしで感じたちょっとした幸せを、みなさんと共有できたらと思います。身長162cm。パーソナルカラーオータム、骨格ナチュラルです。
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