夫とRegaloの出会いは、イギリスでステイホーム中に「本格的なパスタを作りたい」と、YouTubeチャンネルの「小倉知巳のイタリアンプロ養成講座」を見るようになったことが始まりです。小倉シェフおすすめのパスタ、パスタを茹でる寸胴鍋、イタリアンバジルなどを買い揃え、家族においしいパスタをふるまってくれています。そして帰国後、上司とRegaloで会食する機会があり、そこで小倉シェフから著書にサインをいただき、さらに憧れの気持ちが大きくなったようでした。
その後、「1年間頑張ったご褒美」と年末に訪れたのが（私もご相伴にあずかり）今回で2回目になります。

虎河豚のフリッタータ　白トリュフ風味のクレマ

スタートは、まるい形のかわいらしいフリッタータ。トリュフの香りが口の中に広がります（夫：トリュフオイルを使ってると思う）。具の量が控えめで上品、虎河豚は少し焼いてあるようです。食べ終わるまでずっと温かかったのが印象的でした。

北海道産　蝦夷鹿のタルターラ　ストラッチャテッラと黒トリュフ

２品目は、たっぷりの黒トリュフがインパクト大のタルタルです。鹿肉は風味はしっかりと感じられますが臭みはありません（夫：ネギが効いている）。中にストラッチャテッラという、繊維状のモッツァレラと生クリームを合わせた柔らかなチーズが入っていて、黒トリュフと鹿肉の強い個性を優しく繋いでくれています。

真鱈の白子のカダイフ焼き　サフラン風味のブロデット

白子をカダイフという小麦粉の細い麵状の生地で巻いたものの揚げ焼きです。なめらかな白子と糖度の高い百合根のそれぞれでおいしいのですが、一緒に食べるとクリームコロッケのような味わいになり、1品で２度楽しめます。

ここまでを振り返って、はじめの３品で、ソースのクリーム、柔らかなクリーム（ストラッチャテッラ）、ぽってりとしたクリーム（白子）と、だんだんとクリームが形になっていったことに気づきました。他にも、1品目と２品目が同じ形、白トリュフの香りからゴージャスな黒トリュフへ、など次の料理へ続く仕掛けがあって、コースであることを楽しめるメニュー構成に感激しました。

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まだまだ続く、魅惑のお料理は次回のクリップで！

※写真の撮影と掲載許可をいただいております。ありがとうございました。

以前ご紹介したデートコーデで出かけました♪

それでは。

078 なかち