それぞれで迎えるお正月
今年の我が家は、夫が元日から仕事なので、私と子どもたちは一足早く、神戸に帰省することに。お留守番ご飯をどうしようか。相談すると、適当につくるので大丈夫とのこと。
確かに夫は作り置きにはあまり手をつけないタイプ…鮭の南蛮漬けをタッパに仕込んで行っても自分でつくる、そうめん茹でたものを塩と胡麻油和えたもの方が好きだったり温かいものが好きなようす…なのでお言葉に甘えることに。でも、ひとつくらい、あったら嬉しいはず…。子どもたちも大好きな、黒豆をこちらで作っていくことにしました。
飽きない黒豆
黒豆は子どもたちも大好きで、毎年作ります。つくるのは、たくさん食べたいから、です。買うと高いので。笑
今年の黒豆は、実家から送られてきた兵庫県の粟賀産で、とても大粒でふっくらしています。
お出かけをしたときに、見つけたみたい。
黒豆づくり各ご家庭で色々あるようです。そのこだわりを聞くのもとても楽しいです。
その工程は、一晩寝かせるので、長時間に渡りますが、作り方はとてもシンプル。
①だしみつを煮立たせる。
②洗った黒豆を、一晩だしみつに漬ける。
③そうしてコトコト柔らかくにるまで煮る。
まめまめしく働けますように…そんな願いが込められている…なんともかわいい願いだなあといつも思います。
ちなみに夫のお兄さんは、「まめまめしくってなんやねん」と逆に思ってしまうようで好きではないそうです。笑。ちなみに夫は、いくら食べてもなくならないから…という理由で、黒豆が好きだそうです。笑
撮影用に待ち切れず取り出したら、まだ硬かったです。もうちょっと煮ようかな…。笑
重曹を入れるとふっくらします。
実家にも持ち帰って、実家の器に入れると、また違って見えました。
母は、専業主婦時代に、ぶきっちょさんながら、たくさん作ってくれました。とっても美味しかったのを覚えています。夫のお母さんは、毎年作られていてとても、美味しいです。ストーブの火でゆっくり煮ふくませるので、とっても柔らかいです。それぞれの家庭の味っていいですよね。
伊達巻
伊達巻は卵焼き器でも作れます。
①ミキサーにかける。
②流し入れ、アルミホイルで蓋をして、表面が乾くまで焼く。
③焼けた面を外側にし、巻きでまく。両端を輪ゴムで止めて休ませる。
市販のものも、甘くて好きなので、必ず買います。
伊達巻は、書物や巻物に見立てて、学業成就を願う意味があるそうです。
いっぱい食べなきゃ!(食べ物に頼ろうとするあたりが…笑)
※今年は輪ゴムが切れていて、紐で巻き合わせました。なので柄が少しゆるくでました*
みなさんの好きなおせちは、なんですか。
そんな話もしてみたいですね。
私は伊達巻と栗きんとんと、黒豆です。優柔不断でしょうか。笑
真夜中のおせちづくり
おせちづくりは、毎年恒例…年末の買い物に出かける母と子を見送ると、ドラマを一気見する夫、そのかたわら、黙々と料理をする時間がとても好きで、毎年作っていました。
今年は夫と、離れて過ごすお正月だったのと、ゲストもないということで、なかなか作る気になれず気楽なお正月にしようと、おせちは作らない方向に。年末は母と子とで、買い物ツアーに出かけたり、楽しく過ごしました。
大晦日になりテレビ番組で、大谷翔平さんの活躍を見たり、紅白でアーティストの方の歌や演奏を聴いていると、やっと真夜中に「おせち、つくろう!」という気持に。
家にあるもので、雑煮の準備、海老の甘煮・栗きんとん、紅白なますと、種類は少なめながら、その日ごとのゲストに合わせて、1段×3日分のお重にしてみました。
作っている矢先に、年が明けそうになり、母と子どもたちと、2024年へジャンプをしました。
全てを詰め終え、レンジ周り、水回り、ガス代付近を拭き上げると、気持ちもスッキリ。
眠りについたのは1時頃となりました。
ちょこっとおせちとなり、昔ながらの人には、こんなのおせちじゃないと言われてしまいそうですが…笑
今のシーンに合った、ちょうどいいおせちができました。
2024年も美味しい出会いがありますように。
心身ともに健康で、笑い合えますように。
そんなことを思いながら作ったおせちでした♪
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2023年、長女の受験、入学、ペットの死と向き合う時期や、美味しい食べ物、苦手なコーディネートのこと、育児のこと、季節のお話…みなさんの素敵な日常を見させていただきつつ、温かいコメントを励みにさせていただきながら、なんとか続けてくる事が出来ました。本当にありがとうございました。
2024年もどうぞよろしくお願いします♡
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実はこのおせちの記事は、昨年末に締めの記事として年末のご挨拶を添えて、書かせて頂いたものでした。なぜか消えてしまい…それを加筆したものです。ちょっと遅めのお正月支度の記事となりましたがご容赦くださいませ。
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ponyでした♪
100 - pony
飲食業 / 東京都 / LEE100人隊
43歳/夫/娘(16歳・12歳)/手づくり部・料理部/東京都在住。おいしいものをつくるのが好きです。音楽活動を経て、結婚・出産。児童館の雑誌で見た、栗原はるみさんの料理・暮らし方に憧れ、料理の仕事に携わる。片道9キロnot電動自転車での通勤も、毎日ジム通いをする感覚で頑張っていますが、週末はヘトヘトになることも……。40代は、突き抜けられる体力をつけるのが目標です。性格は、少々、おっちょこちょい。失敗の経験・そこから学ぶことが多いです。ちょっと頼りがいのある家族に力をかりながらの忙しい毎日……ペットをケージから出して、それぞれおやつを食べる時間も楽しみのひとつです。思春期・青年期を迎える子どもの子育てと、夫と、セキセイインコのそらと、うさぎのうー……。みなさんと同じ一愛読者として、酸いも甘いも、日々の暮らしをお伝えできれば幸いです。趣味は、サイクリングと、映画・漫画鑑賞。
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