前回訪れたのは愛知県に住んでいた約20年前。

独身時代は自分一人の予定で身軽に動けていましたが、結婚そして子育て期になるとなかなかやりたいことができなくて気づけばこんなに月日が経っていてビックリ！！

観光特急しまかぜ

岡山から4時間弱かけて大阪経由で伊勢まで行ってきました。その理由は…「観光特急しまかぜ」に乗ってみたかったから。

「観光特急しまかぜ」は近鉄電車が運航する特急で”乗ること自体が楽しみとなる”をコンセプトに2013年に運行が始まりました。先頭の展望車両に乗りたかったのですが間際の予約で叶わず、２号車に乗車。本革を使用したラグジュアリーなシートに身を任せて日々の忙しさを忘れてゆったり＆のんびりと伊勢まで時間を楽しめるおすすめの列車です。

お伊勢さん参拝

この日の伊勢市はあいにくの霧雨。そんなお天気でも心が洗われる神秘的な場所でした。目線を少し見上げると視界に入る木々と空、そして砂利の音がとても心地よく、どんどん歩きたくなるのがお伊勢さんです。

また、霧雨だったからか吸い込む空気もとっても気持ちよくて歩けば歩くほど清められる感覚でした。

タクシー運転手さん流の参拝

下宮から内宮に行く際に乗ったタクシー運転手さんに教えていただいたお作法です。

・お賽銭を入れる
・二礼二拍手一礼
・自己紹介は名前と住所（番地、建物名と号室まで）、（人によっては）電話番号やメールアドレスまで伝える
・謝辞を伝える（日々のお礼と罪を詫びる）
・願い事したいときは「頑張りますので見守ってください」という気持ちを添える

いかがでしょうか？

諸説あると思いますが、この話を聞いて思ったのは、当たり前のことが当たり前にならないように日々の振り返りが本当に大切でそれが自身の成長につながるなぁと思ったので即実行！

案の定、あれこれ伝えることが山盛りなので時間はかかりましたが、忙しさでつい忘れがちなことに気づけてよかったです。

12月の月次祭

私が参拝した日は12月15日。この日は月次祭（つきなみさい）が行われる日でした。12月の月次祭は10月の神嘗祭（かんなめさい）と6月の月次祭とともに三節祭（さんせつさい）と呼ばれ、神宮で最も由緒深い祭典だそうです。その一部ですが斎館から正宮へ行く神職の方々の姿を拝見することができました。

先頭を行く太鼓を持った神職の方に続いて、ザッザッザッザッ…と一揃ったリズムで他の神職の方々が歩みを進める足音。この音がとても心地よく見入ってしまいました。

これもお伊勢さん効果か！？

この日歩いた総歩数はなんと19,574歩！普段3,000歩程度しか歩かないから足が棒になるくらいの歩数ですが、この日は気持ちも身体もとっても軽くて筋肉痛なし！

あ、これだけ元気に歩けたのは、いろんなものを途中食べたから（笑）これは次回の記事でご紹介しますね。

たまには「忙しい」毎日から解放される時間を自分のためにあえて作る。

新年の参拝にお伊勢さんまで足を延ばしてみてはいかがでしょうか？