【クリスマス絵本】サンタさんを待ちわびる気持ちが愛しい一冊

12月に入り、いよいよクリスマスシーズンらしくなってきましたね。

最近寝る前に読んでいるお気に入りのクリスマス絵本のご紹介です。

クリスマスのふしぎなはこ

「ねえママー、サンタさん今ごろ何してるかなあ？」

娘から聞かれること、たびたび。

そんな夜は、こちらの本を読み聞かせします。

おはなしは…

「ぼく」が縁側の下で見つけたふしぎな箱。

中をのぞくとサンタさんがいて…！

サンタさんのおやすみ中の姿からプレゼントを運びはじめる様子まで、「ぼく」と一緒にドキドキしながら見進めていくことができる絵本です。

個人的に好きなところ♡

なにがいいって、日本の一般家庭の、ごく普通のクリスマスの様子が描かれているところじゃないかなあと。読むたびに感じます。

クリスマスの食卓は一応ワインも出すけど、お父さんはあくまで日本酒で晩酌してるところとか、よく見ると面白くて。

それにお母さんが作ってくれるケーキや、部屋に飾られているクリスマスツリー。

そんなに派手さがないというか、きらびやかなものではないのですが、その様子は本当に本当に温かく感じられて、なんだかじんときてしまうのです…。

「ぼく」がサンタさんを待ち侘びている様子や、サンタさんが街に近づいてくるドキドキもすごーく愛おしくて、ギュッとしてあげたくなる…。

華やかさはなくとも

噛んでいるとじわじわ味の出てくるスルメのような…。

他のキラキラしたクリスマス絵本と比べるとちょっと地味かもしれないけど、すごく味わい深い、大好きな絵本です。

お手に取る機会がありましたら、ぜひ。