宜野湾市にある『うつわやマルン』、
2022年1月に宜野湾の高台にオープンした、
アーチ窓が目を惹く、やちむんと琉球ガラス、そしてインテリアクラフトのお店です。
ドアを開け、一歩中に入ると、
落ち着いたインテリアと気持ちいい音楽が包みこんでくれます。
店主の想いがカタチになった『うつわやマルン』
店主は、山城まゆみさん。
『ひとりでする』を念頭に始められたという、この店は、
山城さんが“いいと思ったもの”だけで創られた空間。
ほんの少し街中から離れているのも、
山城さんが、来ていただいたお客様ひとりひとりと
接することができるように、との想いから。
気に入った場所で、こだわった調度品、そして選びぬかれた品々。
だけど手が出ない価格かといえばそうではなく、リーズナブルなものも多いのです。
「沖縄の人に、日常の中でこそ、やちむんを使ってほしい」という
店主の想いを感じるセレクトにただただ、脱帽です。
暮らしの中にやちむんを
ザ・やちむんテイストのデザインの他にも、
どことなく北欧を感じるような柔らかい色合いの、はじめて知る作家さんのものもありました。
以前、夫と息子と私は、揃いのシリーズのお茶碗を使っていました。
とても気に入っていましたが、ある時、一つ、また一つと割ってしまいました。
それがとても悲しかったので、すぐにまた買おう!と思えず、今は家にあった器をお茶碗として使っています。
でも、ここなら、デザイン的にも、お値段的にも、
またいいものが見つかるかもしれない。そんな予感で胸が高鳴ります。
視野が広がる、店主との会話
その話を山城さんにすると、
「お茶碗はシリーズで買われるより、
それぞれに合ったものを選んだほうがいいですよ」とのこと。
その方が食卓が色んなやちむんで、賑やかになるのだとか。
確かに。
それぞれが好きな器を選ぶ楽しみもあるし、
合わせ方も面白そう。
あともう少し、娘が大きくなったら、
家族で、気に入った器を選びに来たいと思いました。
うつわやマルン、
本当に素敵なお店です。
是非、足を運んでみてください。
さんぽ
主婦 兼 ヒンメリ作家・整理収納アドバイザー / 沖縄県 /
40歳/夫・息子(6歳)・娘(1歳) /手づくり部・料理部/神戸出身。大学を機に上京し、そのまま就職。人生ほぼ仕事の時期を経て、沖縄の人と結婚、退社、沖縄移住。田舎で子育てしながら、のんびり暮らし。好きな場所はファーマーズ。珍しい野菜や果物を見つけると、買わずにはいられない。丁寧な暮らしに憧れつつも、現実はいいかげん。でも、日々、家族と自分の「心地いい暮らし」を追求中。近年は庭造りに夢中。モットーは無理せず、背伸びせず。好きなことだけして生きていく。
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