暮らし発見

愛犬との生活②

  • ロンゴアミーゴ

2023.10.12

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こんにちは、035ロンゴアミーゴです。

今日は大切な家族【愛犬・ポテト】とのお話を書かせて頂こうと思います。

過去にも、ポテトの難病が発覚した時にブログを書かせていただきました。

一年前の夏前でした。

『膵外分泌不全』というもので、本来なら膵臓から出される消化酵素を、自力では作る事が出来ず、その為に栄養失調状態になります。

異常なまでの食欲の割に痩せていったり、軟便だったり。

ポテトも教科書通りの症状で、栄養分を吸収出来ておらず点滴治療等に通いました。

一生お付き合いし、治る事はないのですが消化酵素のお薬を補充してやる事で少しずつ安定したり、しなかったり。

気を付けて過ごしていれば、予後はそう悪くなく。寿命を全う出来る子も。

毎日欠かさず体調チェック記録を付け、管理して来ました。

そして、約一年ぶりのこの夏。

今度は血尿が出ました。

『一時的な膀胱炎』であってくれ!…と願いつつも、嫌な予感。

膵臓の難病を発症する前から、ポテトはよく尿検査を受けると、尿が濃いかったり、pHの数値が酸性だったり…アルカリ性の時も。

とにかく尿トラブルが起きやすい体質でした。

『尿結晶』の時点で、石に(結石)ならないよう、療法食を食べさせていました。

定期的な検査が大切でした…

しかし、尿トラブルに配慮したフードは膵臓には負担があるようで、昨年『膵外分泌不全』の診断がついた時から低脂肪フードの療法食に変更していたのでした。

もちろん、尿トラブルの事を忘れていた訳ではないので朝・夕のフードには必ず200ml程度の水をかけて〝お茶漬け〟状態で与えるようにしていました。

※獣医師にもよるかもしれませんが、担当医からは体重1kgあたり50mlが1日に必要な水分量と聞いていました。ポテトは約8kgの小型犬なので、400mlは必要。

フード時以外に、自らお水を飲みに行く姿もあったので、水分摂取は決して少なくはないと安心していました。

しかし、明らかに排尿の最後の方に…血が混じったピンクの尿に。

ポテトはいつも夜9時になったら眠くなるので、その前にトイレシートへ行く事が多く、その時の尿で気付いたのでした。

コレは、明日朝1番に採尿し、動物病院で尿検査をお願いしなくては!!

人間と同じ、生活リズムの見直し

朝、採尿する時に〝昨夜のは見間違いであってくれ〜…〟と願いながら、紙コップを当てがいましたが、願い虚しくやはり血尿。

尿検査の結果では、血が混ざっている事は確かですが、pH値の異常や結晶は見られず。

じゃあ!やっぱり『膀胱炎』かな、と抗生剤投与で比較的快方に向かいやすいので軽い病気であって欲しいと願いたいところでしたが。

獣医さんは「ロンさん、ポテちゃん元々おしっこ濃いしエコー検査もさせてもらう方が良いかなと。」

…うぅ、お願いします。

「ロンさん、残念やけど石が映ってるのでさらに詳しくレントゲン検査も了承いただけますか?」

…あぁ!!やっぱりか。。

予感的中、既に『結石』になってるなんて。

ポテトに申し訳なく、体調管理してきたつもりが…こんな事になってしまったなんて、と頭の中が真っ白になりました。

獣医さんは、膵臓の病気の事で私が普段から神経質になっている事を知って下さっています。

「ロンさん、水分摂取も気を付けてたしね〜残念やねぇ、フードは膵臓の事を思うと低脂肪の方がやっぱり良かったやろうし。シュナウザー のミックス犬という遺伝子要素もあるし、排尿回数をもう少し頻度上げたりは出来そうですか?画像ではフードで溶けるタイプの石かどうかは分からないんやけど、一旦また尿結石用の療法食に変更して1ヶ月様子を見ましょう。」となりました。

結石は膀胱にある状態。

この石が転がって尿道につまったりすると、排尿出来ず一刻を争うような事にもなりかねません。

1ヶ月、尿トラブル用の療法食を与え、水ももちろん沢山、そしておトイレにはこまめに誘って排尿させる事。

勢いよく、おしっこがちゃんとしっかり出ているか?…注意しながら過ごしました。

(フードを変えた途端、便の状態が変わり体重も減少してしまいました。持病はありますが、この1ヶ月は尿トラブルを優先しました。)

手術という選択

1ヶ月後、膀胱の結石が溶解されたか検査へ、再び動物病院へ。

正直、血尿は度々この間もあったので覚悟を決めて向かいました。

きっと溶けないタイプの結石かな…ポテ、ごめんね。痛いかな?違和感があるのかな…?身体を撫でながら呼ばれるのを待ちました。

「ロンさん…ポテトちゃん、1ヶ月前と状況は変わってないようですねぇ。」

この先生の言葉を聞く時には、決心もかたまっていました。

「先生。手術をお願いできますか?」

「ご決断されてたんですね、一度膀胱の中をリセットして、再発しないよう予防に務めましょう!いくつか病気のある子の食事は難しいですが、まずはリスキーなものを外科手術で取り除き、ベストなフードも一緒に探りましょう。」

何とも心強い(涙)ポテトの健康を一緒に守って下さる相談できる獣医さんには感謝します。

※ポテトがどの時点で膀胱結石が出来てしまったのかは分からないですが、結石が出来やすい体質のコは、沢山水分摂取し、排尿回数も出来るだけ我慢させないようにし、食べられるのなら予防的に尿トラブルに配慮したフードを与えられたら、少しでも結石予防に繋がるかもしれません。



手術後、より家族愛が深まりました

手術は体力的にも精神的にもポテトには辛かったようです。

毎日のお見舞いも悩みましたが(連れて帰れないと余計寂しがるかも…)獣医さんが、「それはきっとポテトちゃんなりに頑張って乗り越えるので、手術頑張った後の面会、沢山褒めてあげて下さい、会いに来てもらう方が僕は絶対良いと思います。」

と、迷いを払拭すべく、ハッキリおっしゃって下さいました。

患者さんとペットの気持ちに寄り添いながらも、獣医師としての意見を言うべき所ではきちんと伝えて下さる先生に出会えて、安心して手術をお願いする事が出来ました。

尿道カテーテルを通したまま、エリザベスカラー(抜管したり傷を舐めないように首回りにプラスチックのガード襟を巻きます)を付けた痛々しいポテトの姿に、私自身も落ち込みましたが、面会に行くと。

〝ママ!待ってたよ、お家帰る?〟と痛みをこらえながら、尻尾を振って輝いた瞳で見つめてくれるポテトは、今まで以上に愛おしく、大切で…私達がポテトを守っていたのではなく、ポテトが私達家族を支え、癒し、穏やかで優しい気持ちを教えてくれる尊い存在だったのだと。

涙が溢れ、診察台の上で抱きしめました。

(その様子を見ていた女医さんが、退院の日に「お母さんとっても心配されてたから、良かったですね☺︎」と声をかけて下さいました笑)

帰宅後は、ボーイズも今まで以上に大切に可愛がっているような感じがします(^^)

言葉でなくても通じ合う

ポテトはアイコンタクトで沢山、話しかけてくれます。

こまめにトイレに誘っているので「トイレしておいで〜」と言うと、行くのですがクルクル回って絞り出そうとするも〝今、出ないんですけど…〟とトイレの中から見つめて訴えたり(笑)

朝夕2食と分かってるはずなのに、家族がお昼ご飯を食べるんだなと気付くとキッチンにやって来て〝僕のお昼はないよね〜?〟と見つめてきたり(笑)

いっぱい会話します。先日、アウトレットに夫と3人でお買い物に行った時は…

どちらかが、ポテトとお店の前で待ちぼうけ。

ポテトは夫がお店に入って行くのを見ているので〝パパ出てくるかなぁ?…〟と心配気に見つめて待っています。

犬は、人に対してこちらが愛した以上の愛を言葉でなくても表現し、返してくれるピュアな生き物だと、ポテトを見ていると思います。

きっとどんな動物も、家族に迎え入れ共に過ごすうちにいろんな愛情を示してくれるんでしょうね。

今回、愛犬が手術を受ける事になり、体調管理と生活リズムの大切さを改めて考えました。

1日、1日を心地よく健康にポテトが過ごせるよう、これからも寄り添えたらと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ロンゴアミーゴ

パート事務 / 大阪府 /

44歳/夫・双子息子(14歳)・犬・メダカ/手づくり部・料理部・美容部/旅行、インテリア、韓国(ドラマ・コスメ・フード等)が大好きです。趣味のギターやバレーを息子たちと一緒に楽しんだり、愛犬とお散歩で季節の移ろいを感じたりする時間が愛おしく、そんななにげない日常を大切に過ごそうと心がけています。小さな「ステキ!楽しい!」を綴れたらなと思います。

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