先日家の片づけをしていたら、お宝を見つけてしまいました(持っていることを忘れていた)
どれも20年ほど前のものですが、9月のお題が【私と北欧】ということもあり、紹介してみようと思います。(もう10月なんですけどね…)
映画「かもめ食堂」のパンフレット
2005年に公開された「かもめ食堂」のパンフレット!
フィンランドが舞台の映画で、出演者は小林聡美さん、片桐はいりさん、もたいまさこさん。
北欧好きなら一度は見たことのある映画かと思いますが、パンフレットがこんな素敵なデザインだったのをご存じでしょうか?
バッグのように持ち手が付いた表紙で、かわいいタグまで付いている!
シールのように見えるものは全て印刷ですが、本当にFINNAIRに乗って旅して来たかのよう。
デザインはグラフィックデザイナー・大島依提亜(おおしまいであ)さん。さすがっす。
映画のワンシーン。美味しいシーンが盛りだくさん。
かもめ食堂は日本食のお店ですが、イッタラのプレートやアアルトの家具などフィンランドデザインがふんだんに使われているんですよね。
映画ではもたいまさこさんがマリメッコのワンピースを着て颯爽と登場したシーンが印象的でした。
(あの柄に負けない存在感を持つ日本人ってそうそういないと思う…)
映画の撮影ポイントの紹介や、シナモンロールのレシピなどもあって、見ごたえあり。
あ~シナモンロールが食べたくなってきた!次の週末に作ろうかな。
アルヴァ・アアルトのCD-ROM
2003年に開催されたアルヴァ・アアルトの展覧会で購入したCD-ROM
生誕100年を記念して作られたものです(20年前に生誕100年ということは今年120年なのか!)
当時学生だった私はこの展覧会に携わった学校の先生に紹介され、大阪会場の受付バイトをしていました。
期間中は毎日会場に行き、アアルト住宅の模型や家具に触れ、すっかりアアルトデザインの虜になってしまいました(その前から北欧には興味がありましたが)
そんな思い出の展覧会の物販で購入したのがこのCD-ROM
木で作られたケースはスライドして開ける仕様になっています。
ケースの積層合板はアアルトの家具のよう。
CD-ROMの中にはアアルトが設計した住宅の図面と写真が、画像としてBGMと共に納められています。ものすごく久しぶりにPCに入れてみたら無事見ることができました。よかった。
我が家のアアルト先生(フラワーベース)の話はこちら↓
おまけ・トナカイのマグネット
こちらは2004年に北欧に旅した時にフィンランドで購入したもの。
手のひらサイズのトナカイのマグネットです。
たしかフィンランドの空港で購入。
私は土着的なお土産(民芸品とか)が好きなので、旅行に行くとそういうものを探す習性があるのですが、北欧にはいわゆる「いやげもの」的なものが全然なく、すべてが美しくデザインされたモノが多い印象でした(さすが北欧)
その中で見つけたのがこのトナカイくん!
ちょっとおどけた表情にフィンランド国旗のネクタイ。かわいすぎる。
日本に連れて帰ってからかれこれ20年。わが家の歴代の冷蔵庫にくっついて、にっこり笑っています。
北欧デザイン
北欧ブームは一過性にとどまらず、日本人の私達にもすっかり浸透しましたよね。
時代を感じさせないタイムレスでシンプル、そして生活に寄りそうデザインが私もずっと好きでいます。
LEE10月号では石井佳苗さんがフィン・ユール邸を訪れていましたよね。
20年前の北欧旅では建築や美術館をたくさん見に行ったのですが、アアルト邸もフィン・ユール邸(当時は公開していたのか不明ですが)訪れることが叶いませんでした。
次に北欧に行くときは気候のよい季節に(前回は真冬でした…)ゆったりした旅程で行きたいなぁと妄想しています。
050 - ジュリ
会社員(建築士) / 京都府 / LEE100人隊
41歳/夫・息子(5歳)/手づくり部・料理部・美容部/大阪出身、京都在住。毎日時間に追われてバタバタですが、ソーイングや編みものが好きでスキマ時間にちょこちょこ作るのが日々の楽しみ。お菓子やパン、保存食作りも好き。最近は小鉄の子どもの影響で鉄道に詳しくなってきて、旅の目的が電車に乗ることになってきました。
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050 ジュリ