こんにちは! 059ツナです。
日中の気温も下がってすっかり秋めいてきた信州松本。身のまわりの物たちを少しずつ秋冬仕様にしています。
夏の間に作った青い花の刺繍フレームもそろそろ季節的にそぐわないかな…。
そんなわけで、先日から新たな刺繍作品にチャレンジしていました。
思い出の子ども服をリメイク!
ところで私、断捨離がとっても苦手です。自分のものはともかく、息子のものは意を決さないとなかなかサヨナラできません。
写真で残すことも多いけど、特別な思い出がつまったものはどうにも捨てられない。だって見るたびにときめくんですもの…。
こんまり先生にも匙を投げられそう。
でも収納するには限界がある!
そこでサイズアウトした子ども服を、刺繍でリメイクして残すことにしました。
今回使うのは保育園の入園式で着たこちらのシャツ。無印良品で購入したものです。
息子は襟のあるシャツが苦手なようで、結局着たのは1回のみ。状態はとってもきれいだけど、愛着があって譲ることなく保管していたんです。
コットン100%で刺繍にぴったりかも!
ちなみに息子も物への愛着が強いタイプ。
あらかじめ「この服使ってもいい?」とお伺いをたてると、「使ってもいいけど、ぼくの物って分かるようにして」とのリクエストがありました。了解!
マカベアリスさんのパターンで。
ドキドキしながらはさみでジョキッ。背中の部分を切り出して図案をトレースします。
パターンは刺繍作家・マカベアリスさんの図案集『マカベアリスの刺繍物語』から「森の動物のサンプラー」を選びました。
こちらのパターンは息子にも好評♡
うさぎモチーフを選んだのは入園後のクラスが”うさぎ組”だったこともあるんです。
ほとんどの部分が赤単色、そして慣れてきたアウトラインステッチが多めということもあり、今までになく順調に進むのがうれしい♪
オリジナリティをひとさじ加えて。
けど、苦手なサテンステッチに入った途端、急激にペースダウン。
やり直すたびにトレースの線は消えていくし、負のスパイラルが止まりません。。
そうだ、アレンジしちゃおう!
目をつけたのは付属のボタンたち。
本来サテンステッチで刺すお花を、こちらのボタンで一部代用することにしました。
あら、なかなかいいんじゃない?
ボタンも余さず利用したことで、息子の希望もより多く取り入れられた感が♪
完成!『森の動物のサンプラー』
刺し終わったらトレース線を消し、アイロンをかけて仕上げます。刺繍部分にヨレ感があるのはスルーしてください。。
そもそも接着芯をつけるのがベターだったのかな。
気になる点はいろいろあるけれど、それはまた次の課題に。息子も気に入ってくれたし、まずは無事仕上げられて満足です♪
今はセリアで購入したA4サイズのフレームに入れていますが、マット付きのフレームで額装する方がバランスがいいのかな。それとももっと小さめのフレームに入れる?
いろいろ調整してみたいと思います!
大切な思い出をインテリアに。
入園時にはあんなに小さかったんだなぁ。
そんな息子も、9月で9歳になりました。
同年齢の子たちと比べて幼い部分が目立つ息子。学校でのトラブルを見聞きするたび「早く成長してほしい…」とやるせない気持ちになります。
でも「手がかかる子ほどかわいいって本当かも」と思うこともしばしば。日々スムーズにいかないことが多いからこそ、十分すぎるほど親子で向き合い、互いに愛情を深めていけている気がします。
息子自身がどう思っているかは知りませんが。笑
この先もどんどん増えていく息子との思い出。心の中で大切にするのはもちろんですが、目に見える形で残すのもいいな。
そんなことを思う子ども服×刺繍のリメイクチャレンジでした◎
ツナ
主婦 / 長野県 /
44歳/夫・息子(8歳)/手づくり部・料理部・美容部/生まれ育った東海圏を離れ、自然豊かな信州でゆるりと暮らしています。カフェや雑貨屋めぐり、読書が大好き。手作りや文章を書くことにも興味があります。にぎやかすぎる息子中心のドタバタな毎日を、笑顔で心穏やかに過ごせるよう奮闘中!服も暮らしもシンプル好みですが、ノスタルジックで温かみのある東欧・中欧の雑貨には目がありません。
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ツナ