シンプルワードローブの作り方、とかクローゼット整理術、という言葉が大好きです・笑
整理収納アドバイザーさんやスタイリストさん等が書いている本を、今までたくさん読んできました。
その中で特におすすめしたい本を紹介したいと思います。
わたし史上最高のおしゃれになる!
正直タイトルはあまり心揺さぶられず…(すみません)
この本を手に取ったきっかけはVoicyパーソナリティの尾石晴さんが紹介していたから。その時は軽い気持ちで「一度読んでみようかな~」と図書館で予約。
つい最近借りることができて読んでみたところ…もっと早く読めばよかった!となって今こうしてブログに書いているところです。
「わたし」を決める
私のメインカラーはネイビー
本の章立てはまずは「わたし」を決めるステップから始まります。
「わたし」というキャラクターを決め、シーンを設定し、カラーを決める。
毎日のコーディネートを簡単にするには所持する色を限定させることがもっとも簡単、ということでメインカラーとサブカラーを決めることが推奨されています。
色はそれぞれ3色まで。私はメインカラーにネイビーを選択しました。
本に載っている「ワードローブの分類表」も各アイテムをカラー別に分類できて視覚的にとてもわかりやすいものでした。
色が重要
色については明度・彩度だけでなく、光の種類(太陽光か人工照明か)によって見え方が変わること。などなど。
著者は学生時代に演劇部の衣装を担当されていたそう。
ここまで色について書かれたファッション本は珍しいと思います。さすが。
色でリレーション(関係性)を作る方法も紹介されています。
ソーイング構想にも役立つ
ネイビーばかりの在庫布(いつか洋服になるはず…)
生地やパターンについても詳しく書かれているので、ハンドメイド服を作る時に参考にしようと思っています。
素材とパターンがいいものは普遍的なもの。それがわかるようになるには試着をし、たくさんの服を着てみること。
今年の冬は厚手の生地でコートを作ろうと構想中…
夜な夜な生地屋さんのネットショップをパトロールしています・笑
賢いワードローブ構築の方法
本の内容は「そうそう、これが知りたかったの!」ということと、「そんなこと考えたこともなかった!」という目から鱗なプロ目線での考え方がもりだくさんでした。
文字数多めで読みごたえあり、マイノートに書き留めた言葉もたくさん!
ワードローブを整えたいと思っている人、これからどんな服を買ったらいいのかわからなくなっている人にぜひ読んでもらいたい本です。
おしゃれを楽しむ自由と権利
現代社会では着るものを選ぶ権利はだれにでもありますよね。
ファッションは自己表現でもあると思います。
本を読んでおしゃれにみえるポイントを覚えたとしても、それを他人をジャッジするのに使わないで欲しいとも書かれていました。
おしゃれでありたいのなら、おしゃれしない自由も認めなければ、ということです。
あとがきに読者に向けてのエールというかメッセージが書かれているのですが、これがとても胸を打つものでした。
本を読み始めた時はロジカルな考え方だな、と思っていたけど、読み進めるにつれてファッションにかける著者の熱い思いがジワジワ伝わってきて、本当に心をこめて書かれた本だなと感じました。
秋冬に向けて買ったもの
本を読んでワードローブに無かったネイビーのカーディガンを購入しました。
色とアイテムが決まっていればピンポイントで探しやすい!
そして長く着られる上質な素材・信頼できるブランドであることも考えて選びました。
USEDですが状態もよく、良い買い物ができたなと思います。
秋冬のワードローブを考え始めるこの季節、おすすめの本でした~
ジュリ
会社員(建築士) / 京都府 /
41歳/夫・息子(5歳)/手づくり部・料理部・美容部/大阪出身、京都在住。毎日時間に追われてバタバタですが、ソーイングや編みものが好きでスキマ時間にちょこちょこ作るのが日々の楽しみ。お菓子やパン、保存食作りも好き。最近は小鉄の子どもの影響で鉄道に詳しくなってきて、旅の目的が電車に乗ることになってきました。
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