こんにちは! 059ツナです。
いよいよ「またですか…?」と言われそう。だけど今回も最近読んだおすすめ本について書きたいと思います。
さらりと読めて、豊かな気持ちになれる。そんなコミックエッセイを紹介させてください。
夏の間に紹介したい本。
こちら、宮田ナノさんの『すてきな退屈日和』です。ブルーを基調とした涼しげな装丁、そして主人公は「夏子さん」。なのでどうしてもこの時期に紹介しておきたかったんです。
さて、私が憧れる方々にはある共通点があります。
それは “なんでもない日常を自分らしく楽しんでいる” ということ。活躍される分野や年齢、性別に関わらず素敵だなぁと思います。
このタイトル、そして帯…!
魅惑的すぎて即手に取りました。
なんでもない日常が愛おしくなる。
どこか飄々とした印象の夏子さんの日常。これといって大きな出来事は起こりません。だけど暮らしのそこここには小さな楽しみや笑いが散らばっていて、そんな日々がしみじみ愛おしいのです。
懐かしい雰囲気がただよう夏子さん宅のインテリアも好みだし、夏子さんが勤めている本屋さんがまたいい!
こんなお店があったら絶対通いたい…。
ぷぷっと笑える夏子さんの日常はなんとも愛おしい。
日々の暮らしのよしなしごとにもっと目を向けたいなぁと思わせてくれる一冊でした◎
『ハラヘリ読書』もおすすめです◎
宮田ナノさんの作風にすっかり魅了された私。既刊のもう1冊もいそいそと買いに走りました。
こちらの『ハラヘリ読書』です。本が好き。おいしいものの描写も好き。
そんな方にはたまらない内容かと!
懐かしい雰囲気のイラストは、どことなく初期のちびまる子ちゃんを思わせます。ちょっとした笑いを含みつつ、でももっと乙女というか、耽美的というか。
このノスタルジックな作風が好き♡
テーマは「本の中の食べもの」
『ハラヘリ読書』のテーマは “本の中の食べもの”。
森茉莉、内田百閒、村上春樹に角田光代
堀井和子さんや平松洋子さん…
そうそうたる作家・エッセイストの作品が並びます。
(失礼ながら一部敬称略しています…)
ぜひ読みたい!と思える本と出逢えたり、過去読んだ本を読み返したくなったり。ぐぐっと読書欲が高まること請け合いです。
宮田ナノさんの魅力的なイラストの力でしょう、もれなくおなかもすいてくるかと。笑
改めて読み返したくなって本棚をごそごそ。
ナノさんのフィルターを通すことで、また新たな楽しみ方が増えたような。
失礼ながらナノさんとは選書の好みが似ていて、そんなところもなんだかうれしい。
未読のものも、既読のものも、読みたい本が次々出てきて止まらない~。目下うれしい悲鳴を上げています。
巻末にはナノさんが新コミックエッセイプチ大賞を受賞された作品も収録されています。こちらもすごくよかった!
もはや作品だけでなく、宮田ナノさんご自身のファン。次回作が出るのが楽しみです♪
*
すみません、作風が好みすぎてあやうく自分の世界に没入するところでした…。
『すてきな退屈日和』も『ハラヘリ読書』も、読むごとに日々の小さなお楽しみを見つけるのが上手になりそう。そんな雰囲気をまとった作品だと思います。気になった方はぜひ、手に取ってみてくださいね◎
思えば私が100人隊に応募したのも、自分らしく日々の暮らしを楽しむ先輩方に憧れたから。
LEE100人隊、引き続き2024年度新隊員募集中です!
ツナ
主婦 / 長野県 /
44歳/夫・息子(8歳)/手づくり部・料理部・美容部/生まれ育った東海圏を離れ、自然豊かな信州でゆるりと暮らしています。カフェや雑貨屋めぐり、読書が大好き。手作りや文章を書くことにも興味があります。にぎやかすぎる息子中心のドタバタな毎日を、笑顔で心穏やかに過ごせるよう奮闘中!服も暮らしもシンプル好みですが、ノスタルジックで温かみのある東欧・中欧の雑貨には目がありません。
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ツナ