徳島プチトリップ(2泊3日)の続きです。
プチトリップ1日目は、茶摘み体験へ!
…の前に、ニホンミツバチの巣箱を案内して頂きました
地方創生の聖地と呼ばれる、徳島県名西郡神山町。
神山滞在中、お世話になった宿泊先は、江戸時代末期に建てられた元造り酒屋を改装した一組限定のお宿“B&B On y va & Experience”。
そのB&Bオーナーの齋藤郁子さんは、私が個人的に勝手に感じた感想ですが、まさに…神山のナウシカのような方なんです…!神山町ではもちろん、地方創生に関する界隈では知らぬ人はいないほどの有名な方。そんな方にアテンドして頂いて、まずは茶摘み…の前に、齋藤さんが持つ山の中のニホンミツバチの巣箱を見に行きました。
道なき道を徒歩で上って行きます。ついて行くだけでヒィヒィの家族5人…。
小高い丘や、木漏れ日差す風通しの良い場所など、そこかしこに養蜂の巣箱が。齋藤さん曰く、いろいろな場所に巣箱をたくさん(最低5個以上)置いてみるのが大事なのだとか!置き場所が難しくて、養蜂に詳しい神山に長年住まわれている年長の方々に教えを請うこともあるそうです。
ニホンミツバチの生態についても初めて知ることがたくさん。春になると女王蜂に何故か妹(新しい女王蜂)が生まれて、蜂が1群と2群に分かれる(分蜂)らしく、その時に群れの半分を引き連れて新たな巣箱に移るのだとか。分蜂を見越して新しい巣箱を遠すぎず近すぎない距離に設置するのだそうです。
齋藤さんは「人間と蜂、お互いに持ちつ持たれつの共生関係」と話されます。ニホンミツバチにも天敵がいて、人間が作る巣箱は外敵から守ってくれるちょうど良い巣なんですよね。でもそんな巣箱は自然界には存在しない訳で…。素敵な巣箱を提供する代わりに、ほんの少しだけ蜂蜜をお裾分けしてもらう、Win-winな関係が保たれているのだとか。(お裾分けしてもらう時は巣箱の上部にたまった蜜を薄くカットするそう。でもあまり取り過ぎると蜂が怒るから注意、とも話されていました)
いざ、茶摘み体験
蜂の巣箱のエリアからまた少し丘を登ると。
お茶の木がたくさん自生しています…!!この葉っぱを手で摘んで行きます。
青々としたお茶の木。春先はもっと葉っぱが柔らかくて緑茶向きなのだとか。「今の季節だと紅茶が良いですかね」と齋藤さん。
昔ながらの「手もみ茶」を手作り
摘んで来たお茶の葉は1日置きます。カゴもオーナーの齋藤さんが用意してくださったものです。
1日置いた後、手で揉んで行きます!その家族だけの持つ常在菌というものがあるので、揉んだ人によって味も様々なのだとか!
揉んだ後の茶葉は、発酵させるためにボウルに移します。
↓この状態で蓋付き容器に入れた後、夏の車の中で発酵を進めます。
良い香りがして来たら発酵を止めるサイン。100℃のオーブンに10分加熱するか、フライパンで煎って発酵を止めます。
いただいてみると
徳島旅を終えて私の実家滞在中に早速飲んでみました。
エグみが一切ないスッキリした味わい!
ちょっとリンゴに似た香りもフワッと香って。美味しい紅茶でした…!
紅茶の話の逸れましたが…、
徳島旅クリップ、続きます。
TB - はな
主婦 / 神奈川県 / LEE100人隊トップブロガー
41歳/夫・息子(13歳・11歳)・娘(8歳)/手づくり部・料理部・美容部/大雑把な山羊座のO型。好きなものは器、アメリカンヴィンテージ、宝塚歌劇、マンガ、ミナペルホネン、オールドマンズテーラー、GU、ユニクロ、無印良品など。ファッション・インテリア・お料理などLEEで勉強中。両実家とも遠方で3人の子育てに日々奮闘。コロナ禍を抜けてからは工場見学や社会科見学、博物館や科学館、美術館巡りにハマっています。ドタバタと過ぎて行く日々の中でも「今」を大切に、小さな幸せを拾い集めながら成長して行きたいです。
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