短い日本滞在を経てアメリカへ戻ってきました。
少し前に戻ったのですが、アメリカへ着くなり体調を崩し。
日本ではずっと帰国ハイの状態が続いていたんだなと思います。
そんな楽しかった日本の思い出を、忘れないうちに。
関西エリア、子連れのお出かけなので限られた情報ですが、どなたかの参考になれば嬉しいです。
今年の3世代旅は滋賀県・琵琶湖へ
昨年は、両親と息子と一緒に神戸へ旅行へ行きました。
今年も近場でどこか遊びに行けないかなと考え、昨年プクちゃんが教えてくれた琵琶湖のゴザ走りが楽しそう、ということに。
今年の目的地は滋賀県・琵琶湖に決定。
湧き水のまち『針江(はりえ)』
こちらもプクちゃんに教えてもらった場所。
琵琶湖の西岸、湖西線の新旭駅近くに、水が豊富に湧き出るまちがあり、今もその湧き水で生活をされている方々がいると知りました。
海外に暮らしていると、自然とともにある「日本の昔ながらの暮らし」や「日本の伝統建築」などにすごく惹かれる自分がいます。
これらは海外にはないものだし、世界に誇れる美しいものだと思うのです。
実際、このまちには海外からもたくさん見学者が来るそう。
針江地区に近づくと、まちの中にきれいな水路が現れます。
水路の中にいるお魚や沢蟹に興味津々でなかなか進みませんが、何とか集合場所の公民館に到着。
地区では1日2回、見学ツアーが行われていて、そちらに参加させていただきました。
案内の方の解説を聞きながら、まちあるき開始。
水がきれいなので蛍もたくさん飛ぶそうです。
針江では湧き水を生活用水に利用した「川端(かばた)」と呼ばれる場所が、各家庭の家先に設置されています。
※これらは個人の敷地内にあるため、見学はガイドの方が同行の際に限られています。
この川端で炊事をしたり、水の温度が低いのでこの空間が冷蔵庫が代わりになったりもするそうです。
川端の中の湧き水を飲ませてもらいましたが、まろやかで冷たくて、とっても美味しいお水でした。
その後も、まちの至る所で湧き出している湧き水を触らせてもらったり、お水の飲み比べをさせてもらったり。
綺麗な水にしか育たない「梅花藻(バイカモ)」や、お魚もたくさん見れました。
ツアーの最後には湧き水で冷やしたキュウリを振舞っていただきました。
キンキンに冷えたキュウリ、塩が効いていて「美味しい!美味しい!」と息子が大喜び。
暑い日でしたが、湧き水に手を浸したり、風が吹く度に心地よく、あっという間の見学でした。
そして見学終了後はしばし川遊び。
水温は年間を通して13~15度ほどととっても冷たくて、足を浸していると暑さで火照った体がひんやりと冷やされていきます。
琵琶湖のほとりにある豊かな水のまち。
小さな宝物を見つけたような、そんな気持ちになれる場所です。
『マキノピックランド』でブドウ狩り
針江地区を見学した後は湖西線に乗って琵琶湖西岸を北上。
マキノ駅まで行き、タクシーで果実狩りが楽しめるマキノピックランドへ。
ちょうど始まったばかりのブドウ狩りを楽しみました。
屋外なのでかなり暑かったですが、ブドウ狩りはドイツでもアメリカでも未経験だったので、たわわになったブドウを見て、テンションが上がりました。
8月上旬は今回収穫した「ヒムロッド・シードレス」、下旬から大粒品種の「竜宝」、「紅伊豆」、「ピオーネ」の順に収獲適期を迎えるそうです。
ブドウ畑の中に椅子とテーブルも設置されていて、冷たい水で冷やしたもぎたてのブドウをお腹いっぱいいただきました。
種がなくて食べやすいし、甘くてとっても美味しかったです。
このエリアはメタセコイヤ並木でも有名な場所。
近くにはグランピング施設があったり、琵琶湖随一の水の綺麗さを誇る「マキノサニービーチ」は、駅からも徒歩圏内。
レジャーがいっぱいのエリアです。
宿泊は近江高島の古民家へ
ブドウ狩りを楽しんだ後はタクシーで駅へ向かい、三度湖西線に乗って今夜の宿泊地、近江高島へ。
湖西線は1時間に一本なので、電車移動の場合は注意が必要です。
今回もタクシーを呼ぶのに時間がかかり、あわや乗り遅れ。
駅員さんから「切符はいらないから(降車駅で払って)走って!」と言われ猛ダッシュするという事がありました。。
今回近江高島は観光が出来なかったのですが、古い家々が立ち並ぶ、城下町の面影を残したまち。
今回は昔ながらの古民家をリノベーションした、一棟貸しの宿に宿泊させていただきました。
趣のある建物ですが、水回りなどは綺麗にリノベーションされており、とても快適。
1階で自転車屋さんをされていて、通り土間には自転車がずらり。
奥さんが準備くださった夕食と朝食もとっても美味しくて、宿でゆっくりと過ごすことができました。
2日目以降に続きます。
カーリー
主婦 / 奈良県・アメリカ /
40歳/夫・息子(8歳)/手づくり部・料理部/3年間のドイツ生活を経て、アメリカで暮らすことになりました。クラフトやお菓子作りなど、作ることが大好きです。100人隊に入って、苦手だったお料理にも挑戦するようになり、お気に入りの器でテーブルを作る楽しさも知りました。新しい場所でも毎日ワクワクを探して、暮らしを楽しんでいきたいです。
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