狙いすまして買った本も良いけれど
ふと手にした本が、思いがけずヒットした時の嬉しさも、また格別。
今日は図書館で何気なく手に取った、シリーズコミックをご紹介したいと思います。
わたしのウチには、なんにもない。
元汚部屋出身の著者が、東日本大震災をきっかけに断捨離に目覚める姿を綴ったコミックエッセイです。
仕事も私生活も行き詰まっていた著者が、捨て始める事で、どんどんと人生が好転していく姿が爽快な本著。
特に印象的なのは書籍の中盤あたり。
著者が何もないリビングに、愛猫とお昼寝する姿が最高〜〜に気持ちよさそうなんです、、!♡
テクニックうんぬんより、読むだけで自分もゴミ袋片手に、捨て始めたくなる
そんな一冊です。
わたしのウチには、なんにもない。2
こちらは前作を受けて、著者なりの片付けるコツやルールについて綴った一冊。
☑︎写真は人を元気づける|手元に管理できる量だけ持つ
☑︎収納の中は、開けてもキレイなディスプレイを
等々なるほど〜なアイディアが多々ある中、私が思わず納得してしまったのは、
季節によって“捨て”の進捗が異なること
著者曰く、本能的に春夏は豪快に捨てられても、秋冬は冬ごもりに向け、“捨て”が停滞しがちになる、
要は、夏の今が捨て時!
ということなんです。
暑さを利用して、いざ、豪快に捨てようではないですか!
わたしのウチには、なんにもない。3
締めの3冊目は、著者なりの物欲との向き合い方。
これね、私自身、モノと向き合い続けた隊員生活と重ねて、ぐいぐい読み進められました。中でも、
☑︎理想の暮らしに迷った時の妄想スクラップブック
☑︎掃除がはかどるミュージックリスト
等々、根暗な私にぴったりハマる内容で、、!
個人的にはシリーズを通して、一番好きな内容でした♡
“捨て”から大切なモノを見極めて長く付き合う方法
について、捨てまくった著者だからこそ、辿り着いた境地について、学び取ることができます。
忙しい夏休み、なかなか本を読む時間が取れない〜
という方も、気軽に手に取れるコミックエッセイ。
夏のお片付けスイッチを入れる一役として
お勧めしたいシリーズです^^
まめころ
会社員 / 富山県 /
40歳/夫・娘(6歳・4歳)/手づくり部・料理部/いよいよ3年目。ラストイヤーは頭も心も柔らかくをモットーに。読むこと、書くこと、聞くこと、家族と過ごすお家時間が何より大好きです。基本インドアですが、自然と触れ合うアウトドアの時間も好き。今だけの愛おしい毎日を噛みしめながら、日々の暮らしを楽しむヒントをお届けします。
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まめころ