アメリカへの引っ越しに伴い、
我が家の猫2匹も一緒にアメリカに連れてきました。
引越し準備の中で何が大変だったかと聞かれたら、
猫の手続きと猫が長時間の移動に耐えられるか?と不安が大きかったです。
でも、結果として手続きはやれなくはなかったし、
猫たちも長時間、狭いキャリーケースの中で頑張ってくれ、
一緒に来れて本当に良かった~と心から思っています。
興味のある方は少ないかと思いますが、
私がした猫を海外に連れて行く手続きをお話ししたいと思います。
アメリカへの転勤、さて猫は・・・
半年ほど前、夫に転勤の内示が出て、
真っ先に猫はどうするか考えました。
赴任期間が分からないことや、
猫に何かあった時に、私たちがそばに居れないのは辛いし、
何より猫がいないと私たち夫婦が耐えられない!となり、
連れて行くと決めました。
煩雑な手続きも自分でやると腹をくくり(笑)情報を集めました。
ネットで猫をアメリカに連れて行った方の情報を集め、
プロの意見も欲しくて獣医さんにも相談しました。
何度もカートに乗せて、動物病院へ行きました。
出国のための手続きは。
まず、どんな手続きが必要か、日本出国のための条件と、
アメリカ入国のための条件を調べました。
アメリカの入国条件は、国の条件、州の条件があるので、
翻訳ソフトを使って、日本語に訳し、わからないことは、
メールで質問しました。
ざっくりですが、
1.猫にマイクロチップを入れる(出発半年前)
2.狂犬病ワクチン1回目(出発3か月前まで)
3.狂犬病ワクチン2回目(1回目から30日開ける)
4.狂犬病の抗体価を計る(2回目から2週間後)
5.狂犬病抗体検査証明書が届く
6.輸出申請。我が家は羽田空港の動物検疫所を利用
7.検疫所より、返信があり、必要書類をメールにて添付。
8.出発日に動物検疫所でマイクロチップの確認をして、
書類原本の確認があり、輸出検疫証明書をもらう
9.猫と一緒に機内へ。約12時間のフライト後、
めでたくアメリカ入国!!
飛行機にも一緒に乗れます
同時に、出発日が決まったら、航空券の手配が必要です。
伊丹➩羽田 :国内線は貨物扱いとなるため、人間の航空券を取った後、オンラインで動物の予約。
空港で、レンタルしたハードキャリーに入れ、羽田の荷物受取所までしばしお別れです。
羽田➩アトランタ:嬉しいことにデルタ航空は機内に動物を持ち込めました!
ただ、人間1人につき、猫1匹の持ち込み。
夫は帰ってこられないため、英語ができる姉に一緒に来てもらうことにしました。
ペットの機内持ち込みは限りがあるため、
出発希望日の便にペット枠が開いているか確認後、人間の航空券を手配し、
ペットの予約を取りました。
機内では、お隣の方に猫がいることを伝え、足元にキャリーケースを置いていました。
我が家の猫は大きめなので、キャリーの狭さが心配でしたが、
時折、体制を変え、もぞもぞ動く気配を感じ、安心しました。
アトランタ到着後は、夫が車で迎えに来てくれていて、
車で3時間で自宅に着きました。
大阪の自宅からアメリカの家まで、トータル26時間。
動物病院にしか出かけたことがなかった猫たちには、大冒険でした!
出発前に猫の健康診断を受けていたものの、体調面が心配でしたが、
今は2匹とも、徐々に慣れてきて、ほっとしているところです。
ペットフレンドリーな国
今住んでいるマンションは、ペットを飼っている方が多く、
大型犬を連れている方も多くいます。
家にいる猫ちゃんには、まだ会えていませんが、飼っている方は多い模様。
敷地内にも、道路にもワンちゃんのトイレ用ごみ箱もあります。
スーパーのペットフードコーナーも種類が多く、
迷いながらも、楽しくペットフードを選んでいます。
人も猫も医療費が高額なので、
健康には気をつけていきたいと思います。
では!
067 - クネマイ
主婦 / アメリカ、北海道 / LEE100人隊
43歳/夫・猫(2匹)/手づくり部・料理部・美容部/2023年夏よりアメリカで暮らしています。日本との違いに戸惑いながらも、自分らしく楽しく暮らせるように試行錯誤中です。40代は背伸びせず、しなやかな心を持って、日々を過ごしていきたいです。LEE100人隊の活動を通して、人やモノ、おいしい食べ物との新たな出会い楽しみにしています。
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067 クネマイ