暮らし発見

北欧初【TooGoodToGo】アプリでフードロス問題を考える

  • カーリー

2023.07.10

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昨年からお世話になっている「Too Good To Go」というアプリ。

これは食品ロスや廃棄物を減らすことを目的としてデンマークで開発されたアプリで、食品が余っているレストランや店舗とお客さんをつなぐもの。

通常なら廃棄されてしまう売れ残りの商品を、「サプライズバッグ」として格安で購入することが可能です。

日本にはまだ未上陸ですが、いつか日本にも広がるといいなという願いも込めて紹介させていただきます。

ブルーボトルコーヒーで使ってみた

これまでいつくかのお店で使ったことがあるのですが、先日ブルーボトルコーヒーでも使ってみました。

まずアプリを開くと、登録した場所付近で使用可能なお店がずらっと出てきます。

受け取り可能な日時でサプライズバッグを販売しているお店を選び、予約して、後はその日時に受け取りに行くだけ。

今回はこちらのブルーボトルコーヒーで受け取り。

支払いもアプリ内で完結するので、お店では画面を見せて受け取りに来たことを伝えるだけでOKです。

無事ゲット。

ブルーボトルコーヒーといえば

上記は小さな店舗でしたが、西海岸なので街中でも至る所にブルーボトルコーヒーがあります。

これまで行った中でオシャレだったのは、ロサンゼルスダウンタウン、ブラッドベリービル内の店舗。

日本でもブルーボトルの店舗を多く手掛けている、スキーマ建築計画の長坂常さんの設計です。

高い天井、レンガ造りの壁と、シンプルなデザインの家具との組み合わせがオシャレ。

このブラッドベリービルは「(500)日のサマー」など映画のロケ地としても多く使われていて、建物好きさんは必見です。

ちなみに撮影は携帯のみOKで、通常のカメラで撮影していると怒られるので要注意。

先日ご紹介したグランドセントラルマーケットの目の前なので合わせてぜひ。

https://lee.hpplus.jp/100nintai/2648004/

サプライズバッグの中身は?

さて今回ブルーボトルコーヒーで受け取ったサプライズバッグの中身ですが、$5.99でこれだけのものが入っていました。

家に着いたら割れてしまっていたので写真には写せなかったのですが、これに大きなクッキーが1枚付いていました。

売れ残りとはいえ、こちらではカフェでクロワッサンを1個買うだけでも余裕で$5超えなので、かなりお得な内容です。

お店によって内容に差がありますが、参考までにこれまでに他のお店で受け取ったものをご紹介すると

・ドーナツ($5.99)

てんこもり。

・ベーグル($5.99)

これまた大容量。

食べきれない分はいつも冷凍しています。

ベーグルを受け取ったときはベーグルサンドに。

おそらくあまり人気のない種類なのだろうけど、普段買わない味のベーグルが色々食べられて満足でした。

これまで利用した店舗ではベーカリー系が多い印象ですが、国によってはスーパーやレストランなどでも受け取れることがあるようです。

 

アメリカのレストランでは、食べきれなかったお料理をTo Goボックスに入れて持ち帰ることができ、とても良いシステムだなと思っています。

一方で大量に注文して大量に食べ残す人たちも結構いたりして。

大量購入、大量消費が文化として根付いているのだと思いますが、日本、ドイツと「もったいない精神」の国で暮らした身としては、もったいないなぁと感じることが多々。

こういったアプリの普及で食品廃棄についても意識が深まって、少しでもロスが減るといいなぁと。

そして物価の高いアメリカで、お財布に優しいアプリとして、またたまにお世話になろうと思います。

カーリー

主婦 / 奈良県・アメリカ /

40歳/夫・息子(8歳)/手づくり部・料理部/3年間のドイツ生活を経て、アメリカで暮らすことになりました。クラフトやお菓子作りなど、作ることが大好きです。100人隊に入って、苦手だったお料理にも挑戦するようになり、お気に入りの器でテーブルを作る楽しさも知りました。新しい場所でも毎日ワクワクを探して、暮らしを楽しんでいきたいです。

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