どんよりくもり空にひょこっと顔を出す
太陽がまぶしいそんな日の札幌です。
今朝6日の朝刊に道内6月気温戦後最高
なんて記事もありました。

鬼の子　知ってる？

昔話のようなタイトルの漫画。
中学生になったむすめが学校の図書館で
「おもしろいの見つけたー！」と借りてきました。
中学校の図書館はなかなか充実している様子で
学校での楽しみのひとつみたいです。

主人公は福田みのる、オニくん

ほのぼのとしたタッチに誰でも経験しているような
思い出エピソードの中にそっと入っていくような感覚。
中学生のみのるは野球部をやめたばかり。そのぽっかりと
空いたこころと時間に突然オニくんがころがりこんだ感じ。
オニくんは新しい世界に居場所を探して、いろいろぶつかります。
また、みのるのお母さんがただきれいでやさしいだけでなく
ぶっ飛んでいてまたおもしろいのです。

耳鼻科の待合でくすっとほろっと

わたしがこの漫画をどこで一気読みしたかというと。。。
はい、むすこに付き添っていった耳鼻科の待合室。
1時間半は待ち時間があると聞いていったので
「ここで読もう！」と重たいマンガをかかえて行きました(笑)
小学生のこどもを連れて、マンガをひたすら読む母。
なかなかシュールだったと思うけど、途中むすこが
「あっ、ここから！オニくんおもしろいこと言うよー。」とか
1冊づつ交換したり、くすくす笑いあったり楽しい時間に
なりました。あー、こどもたちとマンガや本を交換する日が
くるなんて！！

人気作品「三千円の使いかた」のイラストも！

はじめてなようでそうでないのかもと思っていた絵のタッチ。
なんと「三千円の使いかた」の表紙イラストも担当されていました。
わたしが撮影用に文庫本を出していたら、こどもたちは
すぐに同じ作家さんだと気が付いて「ママ新しいの買ったの？」って。
感性が若いっていいなあ。（わたしがぼーっとしてるんだわ。。。）

ながしまひろみさんは北海道出身

北海道出身ときいてますます親近感。
市内の図書館でこの絵本を見つけて、広げてみてまたびっくり！
この絵本に出てくる風景が北海道そのものって感じ。
富良野かな、十勝岳かな、大雪山系かなと勝手に
想像をふくらませているところです。新しい出会いってうれしいな。

LEE100人隊　069にこぷん
札幌から北国の暮らしをつらつらと。