本屋さんでふと見つけたこちらの本。タイトルに惹かれ手に取りました。
又吉さんといえば前回の朝ドラ出演も記憶に新しいですね。
古本屋の店主、雰囲気たっぷりで好きでした。
又吉さんの作品は火花、劇場に続き3冊目、エッセイ集は初めて手に取りました。
しかし本を読んでいくなかで、こういったレビューを書かれるの嫌がりそうだなと思いましたが、面白くって多くの方におすすめしたいのですみません書きます。笑
最近エッセイばかり読んでいますが、作者の人となりが見えて好きです。
ちなみに次に気になっているのは歌手のSuperflyさんのエッセイ。読んだらまたレビューしたいと思います。
月と散文
さてこちらの本ですが、さすが芸人さん、くすっと笑えたりうっかり声を出して笑いそうになる場面もあり、本当に面白いです。
それぞれできちんと伏線が回収されていたり、オチがついているのもさすがです。
日常のふとした出来事、学生時代のことや、友人とのやりとり、本への思い、相方綾部さんとのエピソードや綾部さんに対する思い、ちょっとした空想、コロナ禍でのことなど又吉さんの頭のなかを少しのぞいた気分です。
時にはさすがにネガティブすぎ、深く考えすぎではないかと思ったり、人からされる自分の評価についてのエピソードでは「あ〜わかる」と共感できたり、お父様との最期のお話には涙ほろりしたり…。
褒められようと、けなされようと自分が好きだと思うならそれでいいのではーというような又吉さんらしい言葉も。
LEE100人隊に応募する際に100人隊の皆さんって自分の「好き」な軸がしっかりあって、ブレない生き方が格好いいなぁ私も近づきたいなと思っていたことを思い出させてもらいました。
ブログを書いていくなかで自分の大切にしたい「好き」を見つけていきたいです。
そして人からの評価を気にしてばかりいて自分の「好き」を見失いそうになったとき、読み返そうと思います。
余談ですが昔、井の頭公園近くに住んでいた頃、よく公園を歩いては又吉さんいないかなと探したものです。笑
結局会えずじまいでしたが(当たり前か)、こちらの本でも公園が登場するので懐かしく読みました。
井の頭公園の雰囲気とっても好きなのです。
ちなみに夫は又吉さんのyou tubeをたまに観ているらしく、あーそれ本にも書いてたわ!と共通するエピソードがあり少し盛り上がりました。
024 - kano
事務職 / 北海道 / LEE100人隊
35歳/夫・息子(4歳)・娘(1歳)/手づくり部・料理部・美容部/北海道の南の方で育ち大学進学にて上京。その後また地元に戻り暮らしています。料理すること、食べること、食事に合わせたお酒を飲むのが好きです。田舎で暮らし、四季折々新鮮なものを食べられる贅沢を日々感じています。ゆったり穏やかに日常を大切に、自分らしく自然体でいられるよう日々過ごしています。コスメ、ファッション、読書も好きです。身長166cm。
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