去年、梅仕事を終えて「さぁ、書こう！」と思ったときはとっくに過ぎてしまっていた梅の時期。普段１００人隊の投稿では締め切りなんていう魔物はいなくて、基本的なルールを守れば追われる事もなければ煽られることもない平和な世界でぬくぬくと書いています。だけど梅は違う、なんか違うよねぇ。あっという間に旬が過ぎ去ると世間様もさーっと興味が分かりやすく引いている気がする。と言う事で今だ！鉄は熱いうちに打て！約１年温めた梅の種でパンを作ったお話～。

残り物には福がある説～梅の場合～

完熟梅、発酵させても優秀過ぎる

実を外した完熟梅の種を集めて天然酵母を起こしてみました。痩せた実で申し訳ない！種で頑張って！とエールを送りながら見守ります。五日くらい過ぎると心配何てご無用！というくらい元気いっぱいに発酵し始めました。

ところで実は何処へ？

これ、神レシピです

ぷりぷりの完熟梅の実は今井真実さんレシピ「クラフトソーダ」に使いました。こんな斬新な使い方ってあるの？？！！と驚いて作って飲んで最高に整う一杯になります（味のバランスが凄く良いという事）。今井真実さんのレシピはシンプルなものから面白いものまでどれもこれも美味しくて本当に大好きな人です。

【完熟梅】クラフトソーダを始めました 【100人隊】情報は最高です 001icoco

梅の種酵母液完成しました

甘い梅の香りは健在！

煮沸した容器に移し替えて、酵母液を元種にして使います。

なんだかサスティナブルなパン焼きになった①

試し焼きは大体丸パンを焼く派

梅の種酵母は元種にしても変わらず元気で、補助的に使うサフイーストは全く使う必要がありません。

時代に合わせたもったいないばあさんを目指しているのかも

セルクルを使って平たいパンを焼いてみました。元種効果で中はふわふわ、外は少しパリッ。ハムやチーズを挟んで食べました。

なんだかサスティナブルなパン焼きになった②

上の赤い粉はパプリカパウダー

旬なとうもろこしの実を生地に混ぜ込んで、トップにクリームチーズをのせて焼いた総菜パン。何故か1つだけクリームチーズをのせ忘れている。完熟梅の実はクラフトソーダの素となり、梅エキスはドリンクへそして種はパンへと変貌を遂げました。余すことなく使い切った達成感もあり梅への愛情ももっと深くなります。自然の恵みに感謝です。ご馳走様でした。

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