映画「HAPPY SANDWICH」は沖縄食材に愛を吹き込むドキュメンタリーでヒューマンな物語 001icoco
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2023.05.01
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沖縄本島の北部「やんばる」の自然豊かな地域で作られた沖縄食材と、それらを生産する人々と料理をする人々の食への想いや生き方を中心に繰り広げられる映画「HAPPY SANDWICH」。物語は主人公、満名匠吾(まんなしょうご)さんがひょんな神のお告げから美味しいサンドイッチを作る事となり「食と人間の生き方」について深く考え始める事から展開していきます。美しい風景とカラフルな食材が所せましと詰め込まれていて、沖縄や沖縄食材に興味がある方に是非お薦めしたい映画。私なりに(ネタバレが無いように!)感想レポートという形でご紹介させていただきたいと思います。
ドキュメンタリーだけどドラマチックな要素あり
私が先ず画面に食いついて観ていたのは主人公が住む家の中にあるキッチン。一見、雑多な雰囲気だけどきちんと物が整っていてこの場所で料理をしたらきっと楽しいと思う可愛い造りなのです。真新しいぴかぴかの造りこまれたキッチンとは正反対だけれど、沖縄らしい暮らしに寄り添いたくさんのわくわくするような保存食、調味料や道具がまるで宝物のように散りばめられていて目を見張るものがあります。今LEEで募集しているキッチン大賞企画に代理として応募したいくらいです、映画だけど。きっと入賞するのではないか。。ゴニョゴニョゴヨ。。。。
映画の舞台は実在する場所に沿って動いている
主人公は美味しいサンドイッチ作りのヒントを得るため、自慢の愛車に乗り込み美味しい素材を求めてあちこち周ります。
登場人物はほぼご本人で演出!
主人公の満名さんは実際名護市にある黒豚焼き肉屋さんのオーナさん。本名でそして等身大の姿のまま演じています。また主人公と共に美味しいサンドイッチを考える共演者さんたちもほぼご本人!そして本職のまま登場。ドラマの要素も混じっているのでどこからどこまでが演技なのか分からないです。でも、その場面も映画を盛り上げる大きな役割を担っていました。
沖縄県産映画で知る沖縄を観てみませんか?
実録ドキュメンタリーな映画と思いきや人の温かさがふんわりと風が吹き込むように笑いもあるドラマな場面もあったり。人生はトライ&エラーを繰り返し、性別年齢関係なく成長できるものだと応援されているような気持ちになりました。劇中、会話には多くの方言が使われていて説明書きやサブタイトルが無い事に気になったので、もし「あそこの場面で話す意味が分からなかった!」という方がいましたらこちらのコメント欄で自発的に回答させて頂こうと思います、是非ご利用ください(その前に来るのか?!!)
サンドイッチを食べたくなったからパンを焼こう
先月からサワードウブレッドを週に一度焼いています。以前パン教室で習った時のノートや記憶と照らし合わせたり、好きなサワードウブレッドを売るパン屋さんに相談したりと切磋琢磨して腕を磨いています。まだまだ形は不格好で味も不完全だけど段々とコツを掴んできました。
愛でて育てるサワードウの天然酵母
こちらは3倍に膨れ上がった元種。気温と環境が良いらしく3~4日で完成。
毎回、ストレート法で生地を仕込んでいます。
わたしのサンドイッチってどんなサンドイッチ?
とろりチーズとBBQ風のサンドイッチいいかな。スパイシーに仕上げたアボカドをたっぷりのせた卵サンドイッチも良い感じだし、しゃきしゃき野菜とほろほろ煮込んだお肉のコラボも外せない。映画で観た豚パテとヨモギソースが入ったサンドイッチも最高だった。わたしのサンドイッチはきっと季節に合った食材使って組み合わせる一期一会のような一瞬で気持ちがご機嫌になるものかもしれない。
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会社員 / 沖縄県 / LEE100人隊
45歳/夫・娘 (17歳・8歳)・息子(9歳)/手づくり部・料理部・美容部/雑誌&WebのLEE、そしてLEE100人隊が好き。小窓の住人として自由に書きたいことだけを書いて駆け抜けて行ったらあっという間に3年目。これからもLEEが大切にしているものを大切にしながら、ゆるりと日常を楽しんで書き綴っていこうと思います。夢は美しい自然や花に囲まれて自給自足する事。衣食住+写真はシンプルカラーの中で時々はっきりとした色を使う事が好き。綺麗めカジュアルタイプ。肩幅広め中肉中背&骨が全体に目立つ骨格ナチュラル。身長162cm。
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