こちら大切に育てているさつまいもの苗、「ヘタ１号」。これから大事なステップを踏む段階なので、ピンク紙コップに入れておめかしを施してから写真撮影をしました。なんだかこちらまで背筋が伸びる思い。毎日、腐らないように枯れないようにと止まらない愛情を注ぎ、ちょっとした変化も見逃さないようにキッチンカウンター越しでお世話をしてきたあの日この日。「ヘタ１号」との思い出を振り返れば振り返るほど感慨深い。

「ヘタ１号」の出生は

蜜も滴るいい親芋から始まりました。親芋は蒸して食べると好みのねっとり甘い美味しいお芋。間違いない味を持つ親芋は子芋になっても裏切らないんじゃないかと思いまして、

親芋を蒸す前に残していたヘタ部分を水につけてみました。以前、SNSで見かけた情報が面白くて同じように育ててみたかったんです。

人生で初めてお芋のヘタでわくわく。人生って何がきっかけで楽しくのなるのか分からない。単純な性格は簡単に必然と偶然を引っ付けがち。

数週間後のヘタ１～4号の様子

ヘタ４号、残念ながら根腐れて脱落。自然界は強いものが生き残る、そんな定説を信じたくないけど信じざるを得ない。この時点でヘタ１号は嬉しい発芽！でも２号と３号は何も変化は訪れず静かに鎮座。ここから出来ることもただ一つ、綺麗に水を保つことだけ。

さらに数週間経ったヘタ1号～3号

大フィーバーし目立って発育が良い「ヘタ１号」。目立つと周りの期待がかかって無駄にストレスになってしまう事が心配なので、ストレスフリーな世界へ一歩前進させることを決意。「ヘタ２号」と「ヘタ３号」もゆっくり後を追うように順調に発芽してきました。頑張れ！

「ヘタ１号」第二の人生スタートしました

水だけの環境からいきなり土の中で暮らすことに。ダメージが大きいお芋ショックになって弱ってしまわないか心配です。ここに慣れて強く生き抜いて欲しい。ここからは「ヘタ１号」の生命力にかかっています。どうか美味しいお芋が出来ますように。

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