こんにちは。
沖縄在住さんぽです。

先日岸本ファームさんの
小麦の収穫に参加してきました。

沖縄と麦

沖縄で麦を育てていると
はじめて聞いた時は、
とても驚きました。

しかし、調べてみると、
沖縄と小麦の関係は深く、
「読谷の遺跡からも麦が出てくる｣とか。

しかし、戦後、基幹作物(サトウキビ)などの影響で、
麦栽培はなくなっていったそうです。

しかし、近頃、再び、
小麦栽培に意欲的な農家さんが増えてきているよう。
沖縄小麦、復活の兆し。

まだまだ課題は多く、
険しい道のりのようですが、
県産小麦の沖縄そばやサーターアンダギーを食べられる日もそう遠くないのかも。

さて、そんな沖縄の小麦の現場を
ほんのちょっとだけ、
体験させていただきました。

はじめての麦刈り体験

うりずんの、
移ろいやすい天気の中、
晴れ間を見計らって、
収穫ははじまります。

２月末に来た時は、
一面、青々としていた麦畑は、
黄金色に変わり、カサカサと乾いた音がしています。
あまりの変化に、季節がいくつも進んだような、そんな感覚すらします。（下の画像が2月！）

当日は、1歳10ヶ月の娘も一緒に連れて行きました。

すぐにいらんことしちゃうけど、
畑はとても好きみたい。

その日の収穫は、カマで行いました。
束ねた茎の下の方にカマを入れると、
ザクザクと気持ちいい音がします。

刈った小麦は、
下葉などをできるだけ取り除き、
穂を揃えて束ねる。
農家さんの無駄のない動きに感動。
私の手の遅さにがっくし。

そして、トラックへ積み込み。
乾燥の上、脱穀。
これだけの小麦が、
どれくらいの量の小麦粉になるんだろう。

これから、しばらく収穫が続くとのこと。
また、ご一緒させていただきまーす。