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暮らし発見

【ペットと暮らす100】一緒に年を重ねよう④

  • 100 pony

2023.03.13

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皆さんこんばんは、ponyです♪
今日は朝5時代に起きたのですが、朝焼けが桃色から水色にグラデーションされていて、まだ月も残っていて、とてもきれいでした。そんなさわやかな朝から雨が降るなんて思っても見ませんでしたが、予報通りということで、気象予想の凄さよ…おかげさまで洗濯物が無事でした。ありがたやっ…!
今は娘たちは阿波踊りの練習(通称あわれん)に行っているので、LEE100の記事を書こうかな…と思っています。
ペットと暮らすことについて、書ききれなくて分けてお届けさせて頂いています。シリーズを①から読んでるよ〜と温かいコメントいただいて、すずそらの物語を暖かく見守ってくださって…泣。とても励みになります。ありがとうございます。

最近の暮らし

さて、大脱走して、無事見つかったすずとそら。
我が家での暮らしを続けて5年…
お誕生日はフルーツ盛り盛りでお祝いしたり、蛇口から直接水浴びしたり、
豆苗に乗っかって遊んだり、かわいい姿をたくさん見せてくれています。
その後、捨てられていた子ウサギ…が巡り巡って家に来てくれて…
うさぎのうーちゃんも加わって、賑やかな我が家のペット事情です。

異変に気づく

最近、すずのお尻が赤くなってることに気づきました。
次女が気づいて、見てみることに。
糞も塊になっていて、くっついて落ちてくれない様子…。
呼吸も荒そう…これは、心配です。
ネット検索したものの、あまりよくない状態ということが分かりました。
さっそく、動物病院を探します。
意外に、犬猫中心で小鳥の病院が少ないことに焦りつつ、
断られた先で紹介して下さった病院をいくつか当たってみることに。
色々検査してくれる病院に決めて、いざ出発。
次女が、私も行く!というので一緒に行くことに。
とても寒い日でしたので、
バッグに膝掛けをぐるぐる巻きにして、行きました。


はじめての動物病院

ネットで調べたお店は、受付の方の声と説明が優しく丁寧だったことで選びました。
入ってみると清潔に整えられて、
明るい配色で落ち込む気持ちを和らげてくれます。
先生は女医さんでした。
お若い方で、様子を見ていただくと
優しく声かけし、検査用のケージに入れ替えてくれました。
「うんうん、ちょっとしんどそうだね」。
と言いながら不安そうな私を見て、「うちも前、小鳥を飼っていたんですよ」と
話してくださったので、とても安心して、お任せすることができました。

はじめての検査

まずはレントゲンを撮りました。
何かに圧迫されて、肺が小さくなり呼吸がしづらそう、とのこと。
小刻みに震えているように見えたのは、その為でした。
何に圧迫されているのか調べるため、
さらに検査することを提案していただきました。
状態が辛そうなので、休ませながら麻酔をし、エコー検査をしようということで、
一時入院することに。
状態が良くないということで、検査中にもしものことがあっても…
というご説明をいただいて同意書にサインをしました。
今までのことが浮かんできます。
待合室で待っていた、心配そうな次女にも説明します。
ここは心配させないように…と思ったのですが、隠せなくて麻酔のことも、正直に話しました。
検査入院に送り出す際に、会わせて下さったので
「検査頑張るんだよ。帰ってきてね」と声かけして二人で家に帰りました。

一時入院、帰宅を待つ間に

家で待つ間、とても長く感じました。
家族であまり会話もなく無事を祈るばかりでした。
途中電話が鳴り、お電話で無事の知らせをいただきました。
一瞬ひやっとしましたが、検査の麻酔に耐えたすず…
ゆっくり目を冷ましているとのことなので、夕方お迎えに行くことにしました。
今回ばかりは、自分の中に言葉がなく、
子どもたちに何て声かけすればいいか、
自分の中での捉え方も、分からなくなりました。
お迎えまでの間、本屋さんに立ち寄りました。
夕方の本屋さんは、賑わいも和らいで、落ち着いていて、ゆっくり選ぶことができました。
そこで心に留まった本があったので、少し読んでみました。
老いを迎える鳥との、過ごし方が
優しい視点で書かれていたので、迷わず買うことにしました。

すずの帰還

お迎えに行くと酸素をもらって、元気になっているすずが見えました。
お話では、やはり腫瘍か何かがあり、とそれが肺を圧迫して辛そう…とのことでした。
お水ではない、卵でもない…やはり腫瘍ではないか、とのことでした。
呼吸の荒さから、もう外科手術はできないとのことでした。
このままホルモン治療のお薬を飲み、通院させていただきつつ、
見守る選択肢…それが一番いい、そう感じました。
麻酔に耐えたすっちゃん…よく帰ってきてくれました

家族への、伝え方

帰り道、家族にどう、伝えよう。
今回、子どもたちに、前向きな言葉をかけたいと思いましたが、
自身がショックを受けていてどうしたらいいのか、
どう声かけすればいいのか、分からなくなりました。
帰って、すずが元気で帰ってきたことに皆で喜びながら
「それで、すっちゃんは、よくなるの?」
という次女の言葉に、安心させる言葉でごまかそうか、
そう思う間も無く顔が歪んでしまい、正直に話すことにしました。
「もう、手術とかはできない。良くなることはないけど、悪くならないような治療をしつつ、少しでも長生きさせてあげるように、見守ろうね…一緒にいる家での時間を楽しいものにしようね」。
そんなことを伝るのが精一杯でした。
その時に買った本をみんなにシェアしました。
漢字の苦手な次女が、「読む!」と、ベッドに持って上がりました。

一緒に年を重ねよう

大好きな家族の一員である、ペット…
人間の方が歩む時間がゆっくりだから、見送る側になる‥それならば、できることは…
この子と一緒に幸せに歳をとるということ。
年を重ねていくということ。
小さな命に、わたしたちをこんなに幸せな気持ちに、
また思い切り涙させるほどの力が、ある。
小さいけれど、本当にすごい命、愛おしい存在…。そう改めて感じました。
家族として、ともに時間を過ごす豊かさを、大切にしたい…
あらためて感じた出来事でした。
お薬を含ませたえさを食べさせています
4回に渡ってお送りさせていただいたペットシリーズ。
今回が最終回とお伝えしていて、この回で締めくくる予定だったのですが、
収まりきらなくて、もう1回、追加させてください…。
最終回とお伝えしていたのに、ごめんなさい。
もしよろしければお付き合いくださいませ♪
お読み頂きありがとうございました!
【ペットと暮らす100】一緒に年を重ねよう①
【ペットと暮らす100】一緒に年を重ねよう②
【ペットと暮らす100】一緒に年を重ねよう③

100 - pony

飲食業 / 東京都 / LEE100人隊

43歳/夫/娘(16歳・12歳)/手づくり部・料理部/東京都在住。おいしいものをつくるのが好きです。音楽活動を経て、結婚・出産。児童館の雑誌で見た、栗原はるみさんの料理・暮らし方に憧れ、料理の仕事に携わる。片道9キロnot電動自転車での通勤も、毎日ジム通いをする感覚で頑張っていますが、週末はヘトヘトになることも……。40代は、突き抜けられる体力をつけるのが目標です。性格は、少々、おっちょこちょい。失敗の経験・そこから学ぶことが多いです。ちょっと頼りがいのある家族に力をかりながらの忙しい毎日……ペットをケージから出して、それぞれおやつを食べる時間も楽しみのひとつです。思春期・青年期を迎える子どもの子育てと、夫と、セキセイインコのそらと、うさぎのうー……。みなさんと同じ一愛読者として、酸いも甘いも、日々の暮らしをお伝えできれば幸いです。趣味は、サイクリングと、映画・漫画鑑賞。

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