本のレビュー続きます…さくっといきます。
今回は漫画です。
「わたしが誰だかわかりましたか?」
「わたしが誰だかわかりましたか?」はネット上で前半部分を読むことができ、毎日少しずつ読み進めていました。
結末が気になり、正直購入するか少し迷いつつ結局購入。
結果、買って読んでよかったなと思いました。
なぜなら本編はもちろんのこと「あとがき」がすごく心に響いたのです。
あとがきの言葉と今の自分
あとがきには、「大変なのは自分だけじゃない」とわかってはいても、周りが見えなくなる時はあるといったことが書かれていました。
私自身の話になってしまうのですが、最近夫が仕事を終えて帰ってくると「疲れた」と何度も言うことにイラっときていて。
私も子育てと寝不足で疲れているのに自分ばっかり「疲れた疲れた」言うなよ、私だって疲れてるよなどと思うことがありました(心狭くてすみません)。
仕事と子育て、どちらがより大変かなんてことはないし、どちらも違う大変さがあるのは充分わかっているし、労ってあげたい気持ちもあるけど、自分がいっぱいいっぱいだとなかなかそうもいかず、もどかしい気持ちになっていました。
そんなときに上記の言葉を読んで、自分の気持ちに共感してもらえている気がして、さらにあとがきの言葉に肩の力が抜けたような気がしました。
今の自分の気持ちにどんぴしゃで少しうるっときてしまいました。
装丁もかわいい♡結末が気になってコーヒー片手に一気に読み進めました。
やまもとりえさんの本
作者のやまもとりえさんの本は以前から好きでいくつか読んでいます。
イラストのタッチがやわらかく可愛らしくて、読んでいてほっこりします。
特に「ねこでよければ」は内容も温かく、好きな作品でした。
以前OGのぐらさんも紹介されていました。
本を読んで…
今回読んだ「わたしが誰だかわかりましたか?」はアラフォーのシングルマザーがパーティでの男性との出会いをきっかけに物語が展開していきます。
正直、前半は「母親としてそれはどうなの?」と思うような主人公の行動や、深く考えずに発言したことで友人を傷つけてしまう場面などがあり、イライラしてしまう部分もありました。
しかし、その主人公を他の人の視点から見ると良いところはちゃんとあるし、傍から見ただけではその主人公が心の中で悩んできたことはわからなかったり。
人を多面的にみること、相手の立場に立って考えること、自分の本音に耳を傾けることなど、他人と触れ合ううえで大切なことに改めて気付かせてくれました。
イラストも可愛く、漫画なのでさくっと読めるので、仕事や家事の合間にぜひ。
024 - kano
事務職 / 北海道 / LEE100人隊
35歳/夫・息子(4歳)・娘(1歳)/手づくり部・料理部・美容部/北海道の南の方で育ち大学進学にて上京。その後また地元に戻り暮らしています。料理すること、食べること、食事に合わせたお酒を飲むのが好きです。田舎で暮らし、四季折々新鮮なものを食べられる贅沢を日々感じています。ゆったり穏やかに日常を大切に、自分らしく自然体でいられるよう日々過ごしています。コスメ、ファッション、読書も好きです。身長166cm。
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024 kano