こんにちは、小学生から30歳頃まで毎年“1年間で100冊読破チャレンジ”を一人で開催していたしょこみです🕊
なぜか、今は全くといっていいほど読んでいません。でも本は変わらず好きなので、少ないですが読書記録も残していきたいと思います。
原田マハ「やっぱり食べに行こう。」
私、食のエッセイが大好きで。
言葉のプロである作家さんが表現力のすべてを駆使して伝えてくださる、おいしさやビジュアルを想像する時間がたまらないのです♡
だれがいつ食べても美味しいだろうなという名店の一皿はもちろん、会ったこともないおふくろの味だとか、聞いたこともない異国のグルメだとか、はたまたコンビニ飯まで、とにかくおいしそうに描くこと!!
食のエッセイを書く人はそもそも食が好きなので、おいしいものに対する執念や熱意もものすごいんですよね。
エピソードそのものがぶっ飛んでいたりして、本当におもしろいです。
そしてやはり、食べることは生きること。食のエッセイは元気が出ます。
小説を読めるほど力が出ない、という時もエッセイならさらっと読める。そのうえ必ず元気が出るのです。いいことしかないです。

「やっぱり食べに行こう。」は旅と食のエッセイ。旅好きさんにも大いにオススメできる一冊です。
旅といっても小説のための取材なので、マハさんの小説を読みたくなること必至!エッセイで取材背景を垣間見てから小説の世界へ‥。 なんと贅沢なコース!
おすすめの食エッセイ
せっかくなのでもう一冊おすすめの食エッセイを。
私が大好きな作家さんの一人は西加奈子さん。
サイン会やトークショーへ何度も足を運びました。
西加奈子さんの「ごはんぐるり」という食のエッセイもぜひ読んでいただきたいです。

なんてことないごはんが、こんなにも珠玉の一篇になるなんて!と西さんの視点と表現力に驚かされます。紡ぎ出されるエピソードに、笑って泣いて大忙し。
西さんの言葉は、どんな作品でも絶対にどこか私の涙腺を刺激するところがあり、さっきまで笑っていたはずなのに大号泣、ということがよくあります。
頭で考えるより先に、だばだば勝手に涙があふれてしまう。
何かを許されたような、まるっと肯定してもらえたような、そんな気持ちになるんですよね。
他にも、わたしは特に女性作家が好きなので、よしもとばななさん、向田邦子さんなどの食エッセイがおすすめです。
100人隊には本好きさんもたくさん。皆さんの読書記録を読むのも楽しいひとときです♡
最後までお読みいただきありがとうございました♡
【057 しょこみ】
TB - しょこみ
主婦 / 神奈川県 / LEE100人隊トップブロガー
39歳/夫・息子(1歳)/手づくり部・料理部・美容部/国内外問わず旅が大好き。特に北欧をはじめヨーロッパ贔屓で、目下の夢は息子とフィンランドを訪ねること。その土地ならではの手仕事や食文化に惹かれます。“衣食住すべてお気に入りに囲まれて暮らすこと”をテーマに、日々試行錯誤の等身大クリップを書いています。子ども服づくりが新たな趣味。顔タイプソフトエレガント、骨格ウェーブ。TB1年目、どうぞよろしくお願いします。身長164cm。
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