ここ数年、冬の終わりの衣替え時に、
このニットは残すか、手放すかで迷っていたニットがありました。
20代後半に買ったアラン編みのニット。
セールでもそれなりのお値段で、
黄色と紫のどちらにするか散々迷い、
黄色のカーディガンを買って、
結局、後で紫のニットも買ったのです(笑)
手放す?リメイクする?
断捨離に迷う理由は、家で洗うたびに少しずつ縮んで
着心地が悪くなってしまったからでした。
(中身が大きくなったことも大いにあります!!)
手放すか、でも、色やデザインは今でも好きだし、
リメイクして、クッションカバーにしようかとも考えていました。
ふと、タグを見ると、毛95% イタリア製とあり、
毛玉もあまりできず、
15年経ってもしっかり形がきれいなんです。
これは、きっといい毛糸なんだなと思い、
縮んだニットの戻し方を調べ、
それでだめならリメイクにしようと決めました。
縮んでしまったニットにはトリートメントを
縮んだニットの戻し方を検索すると、
スチームアイロンを当てる、
40度くらいのお湯に、
トリートメントを少量とかして浸す方法が見つかり、
後者のトリートメントの方法を試してみることに。
もう一枚、春になると着たくなる桜色のニットも縮んでしまったため、
やってみることに。
お湯をため、セーターを浸し、
少量のトリートメントをお湯に溶かしてから、加えます。
お湯の中で軽く斜めの方向に引っ張って伸ばし、
絞って、バスタオルで脱水し、平干しします。
ニット1枚なら、10分もかかりませんでした。
せっかくなら、まとめて試したいところですが、
1、2枚くらいの方が、手軽にできる気がします。
仕上げには、ブラッシングも
乾いてから、ブラッシングをして、着てみると、
ニットがふんわりして、よみがえりました!!
トリートメントの効果で、
ぎゅっと固くなった毛糸がほぐれ、柔らかくなり、
着心地がいい!
手をかけることで、より愛着も生まれました。
さらに嬉しいのは、
今の私では選ばない色なので、新しい服を買った気分にも。
ちゃんと質がいいものを選べば、
本当に長く着られるんだなあ~と実感しました。
リメイクのクッションカバーになるのはもう少し先になりそうです。
クネマイ
主婦 / アメリカ、北海道 /
43歳/夫・猫(2匹)/手づくり部・料理部・美容部/2023年夏よりアメリカで暮らしています。日本との違いに戸惑いながらも、自分らしく楽しく暮らせるように試行錯誤中です。40代は背伸びせず、しなやかな心を持って、日々を過ごしていきたいです。LEE100人隊の活動を通して、人やモノ、おいしい食べ物との新たな出会い楽しみにしています。
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クネマイ