まだ12年。もう12年。
こんにちは。008すずです。
3月11日。東日本大震災から12年。昨日のことのように思うこともあります。
息子が1歳の頃、福島県浜通りでこの日を迎えました。
今でもこの日が近づくとソワソワします。
私たち家族は、原発から何十キロも離れたところに住んでいた為、家族も家も無事でした。ただ、震度6弱(1か月後に再び震度6弱)あまりにも強い揺れが長く続き、余震の多さにも不安な毎日でした。
津波の影響も目の当たりにし、家から数十歩の大通りは津波の被害も多く、車も船も流されて来ていました。
浜通りは縦に長い地域です。ここでは書けないような体験をした方も多くいます。
私自身も放射線の影響を考えながらの子育てで、息子が幼稚園前後までの何年間は、食べ物、遊ぶ場所に気を遣い、毎朝天気を見るように放射線量の数値や風向きを確認しながら外出する時間を決める生活でした。
絆
震災復興でよく目にする『絆』
本当にとても有難い経験もさせていただきました。
息子の進学のタイミングで震災とは関係なく引っ越しをしたのですが、震災当時住んでいたマンションの近くには警察署がありました。
警察署の入り口には、代わる代わる各都道府県の警察の文字が書いてありました。救援に来ていただき、とても有難く勇気づけられました。
感謝の日々。
息子は小学6年間で2日(忌引き1日。咳の為大事を取り病院に行く1日。)しか休まないくらい元気に成長しましたが、生まれてから幼稚園前後までは喘息などで1週間に2回病院に行くことも多くありました。
地震後からライフラインがどうなるか分からなかったので、息子の薬を確保する為に病院へ駆け込みました。生後1か月ごろからずっとお世話になっている小児科です。
スタッフの方々を避難させていたようで、先生が一人で受付、電話対応、診察など、いつもの笑顔で対応してくれました。先生と話しているときは震災は夢だったのかな?と思えるぐらいの安心感でした。そんな先生に今でもお世話になれていることが幸せです。
そして、見ず知らずの方に車に乗せてもらうこともありました。本当に人の温かさを感じられる体験でした。「お互い様だよ。」と優しく声をかけていただき、ありがとうございました。
心の復興。
震災後、多くの企業のご支援でスポーツを通したイベントなども未だに開催していただいている福島。息子がサッカーをしているので、サッカーのイベントに何度か参加させていただきました。
「福島の子ども達を元気に!」を合言葉に、多くのスポーツ選手の方々との触れ合いで親も楽しませてもらっています。心より感謝申し上げます。
このような復興ご支援も。
いわきFCを応援したい!
今季、J2に昇格した『いわきFC』は、東日本大震災後に誕生し、フィジカルに力を入れたフレッシュな選手が揃い「スポーツを通じて浜通りを元気に!」という思いを選手からも感じられる、とてもステキなチームです。
いわきFCのチーム拠点であるIWAKI FC PARKは、100人隊でも人気のある『ゼリーのイエ』がある商業施設複合型クラブハウスです。日時が合えば、いわきFCの選手が練習する様子を見られますので、気になる方はホームページで確認してみてください。
こちらについては、また紹介させてください。
LEEのある暮らし。
震災を体験する前からLEEを愛読していますが、ファッションだけではなく、心と体を強くする食事、居心地の良い住まい、自分らしさ、暮らしを大切にする全てが詰まっているLEE♡
ずっと感謝の気持ちを伝える場所を探していました。
大好きなLEEで実現し、とても嬉しいです。
ありがとうございます。
数年前、東日本台風で1週間の断水も経験しました。また別の機会に防災について書きたいと思います。
LEEでは防災の情報も。
LEE 防災
しょこみちゃんが防災について詳しく書いてくれています。
ユリちゃんも災害対策について詳しく書いてくれています。
008 - すず
主婦 / 福島県 / LEE100人隊
42歳/夫・息子(13歳)/手づくり部・料理部・美容部/家族にも私にも心地よい暮らしをテーマにLEEと100人隊ブログを愛読中。おいしいもの、ファッション、ランニング(ちょっと休憩中)、サッカー観戦、旅行が大好きです。福島での生活も長くなり、魅力を満喫中。ウォーキングをしながら新しい発見を毎日探しています。身長154cm。イエベ春。骨格ウェーブ。2年目もよろしくお願いします。
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008 すず