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新年最初のわたしの課題図書

  • TB あき

2023.01.09

  • 4

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新しい年がはじまりましたね。
今年も、いつも笑顔で機嫌よく健やかに を心がけたいと思います。
よろしくお願いします。

2023年最初の、わたしの課題図書

年末年始、普段よりもゆっくりと読書できる時間があるのがうれしいです。
とはいえ、一時期のように読みたい本をどんどん読んでいた頃とは違って、最近は夜になると年齢的なものなのか?目が本当にかすんでくる悲しさ(泣)、
まさに目が閉店ガラガラ状態。
読書ペースが格段に落ちた今日この頃のわたしです。

年末年始のお休みの期間は、日中の目がらんらんしている時に本が読める!とあって、あれもこれも読みたい本がたくさん。
その中でも、最近読んだ本、読んでいる本をご紹介します。

「成熟スイッチ」林真理子

林真理子さんの新書の新刊です。
9年前のベストセラー「野心のすすめ」から時を経て、成熟世代に送る人生論。
4つの成熟のテーマについて綴られています。
人間関係の心得や、世間をわたるお作法など
40代後半のわたし、世間一般で言えばもう十分成熟しているお年頃、なのかもしれません。
しかしながら未だにちょっとしたことで迷ったり、人との付き合い方で悩んだり。
年齢を重ねた分、対処方法のストックは増えてはいるものの、まだ迷い、惑うのです。
「昨日とは少し違う自分になる成熟スイッチはすぐそこにある」という帯の言葉の通り、
新しい年にぴったりな一冊、年末に読むことができてよかった。

 

「ニューヨーク 雨でも傘をさすのは私の自由」仁平綾

エッセイストの仁平綾さんのニューヨークでの暮らしが書かれた一冊。
仁平さんのエッセイを初めて読んだのは新聞のコラムで、それ以来お見かけすると必ず読みたくなる。
(猫のことを書かれることも多くて、それも楽しみに読んでいます)
思いがけず暮らすことになったニューヨークでの日々は、ニューヨークに行ったことがないわたしにとってとても新鮮でわくわくしました。
ニューヨークは仁平さんにとって、自由で、いつだって自分自身のことを大好きでいられる街なのだなあと、読みながら羨ましくなった。
今年は海外に出かけたいな。ニューヨークでもそれ以外でも、どこか旅に出たくなる本。

 



「とんこつQ&A」今村夏子

今村夏子さんの本を読むたび、不思議な世界に入り込んでしまったような気分になって、心がざらざらする。
表題の「とんこつQ&A」は、中華料理店とんこつで働きはじめた「わたし」と、中華料理店を切り盛りする大将とぼっちゃんの話。
とても読みやすい文体なのでサラサラ読みすすめていけるのだけれど、一つ一つのすべてにひっかかろうと思えばひっかかれる不気味さ、その不気味さを見ないふりしてすすめていくけれど気づいていないわけではないので心はどんどんざらざらする、そんな感じ。
くすっと笑ってしまいそうになるけれど、その笑いはちょっとじめっとしているような。
読書をしていて楽しいのは、本の世界に入り込んでしまう、ということだと思うのだけど、今村夏子さんの本を読むと深く深くその世界に迷い込んでしまうのです。
この体験をぜひ、おすすめしたい。

 

「一心同体だった」山内マリコ

山内マリコさんも好きな作家さんなので、新しい本が出ると必ず読みたくなります。
こちらは今まさに読んでいる途中。
10歳から40歳までのそれぞれの年代の女子の友情が全8話ロンド形式でつながっていくお話。
装丁が美しく飾っておきたくなる。
山内さんの女性の書き方がいつも身近に感じてとてもいいなと感じます。
まだ1/3くらい読んだところ。
この先が楽しみです。

 

「おつかれ、今日の私」ジェーン・スー

スーさんの本は出たらマストで買ってしまう。
「貴様いつまで女子でいるつもりだ問題」をはじめて読んだ日からずっとです。
自分を慈しむセルフケアエッセイとあるように、いつもながらスーさんの温かくて心強い言葉に包まれるような一冊です。
誰にでもねぎらわれたい夜がある、ってほんとそう。
自分以外の人たちだってみんなそうなんだよな、と読みながら思えるし、それがまた自分の心を強くさせるのだと実感します。
わたしにとって、自分だけじゃないんだ、みんなそうなんだ、と思うことは万能ではないもののとても大切で、なんていうか誰かに背中をさすってもらっている気分になるのです。
スーさんの本やラジオの言葉で感じる温かみとはまさにこれなんだなあと、一つ一つの話を読み終わるたびに思う。
読み終えるのがもったいなく感じるエッセイでした。

 

読書のお供はおやつ。
この日のおやつは柿のジャムをサンドしたヴィクトリアサンドイッチケーキでした。
柿のジャムはこっくり甘く、寒い季節のヴィクトリアケーキにはぴったりなのです。
ああおいしい。

TB - あき

会社員・料理教室主宰 / 福岡県 / LEE100人隊トップブロガー

49歳/夫・息子(24歳)・猫/手づくり部・料理部/インテリアコーディネーター、ジュニアベジタブル&フルーツマイスター。料理と、そのまわりの空間づくりと、インテリアが好き。季節を感じながら、料理をして盛り付けてしつらえて。いただきますと食べることがなによりの幸せだと思っています。おしゃれすること、本を読むことも好きです。生まれも育ちも生粋の関西人ですが、福岡に住んでもう15年以上が過ぎました。日々の暮らしを丁寧に楽しく。よろしくお願いします。

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