おそらくこれが100人隊での最後のクリスマス、ということで、
これまで巡ったドイツのクリスマスマーケットをまとめてみたいと思います。
昨年も少し書いたのですが、やはりコロナの影響もあってこの2年、お出かけブログは書きづらかったです。
いつかこの時期にドイツを旅行される皆さんの参考になれば嬉しいです。
私が3年間暮らしたのはフランクフルト。
ハブ空港があり、ヨーロッパ各地への乗り継ぎで使用することも多いと思います。
ご紹介するのはいずれもそんなフランクフルト近郊で、また行きたいなと思うクリスマスマーケットです。
1.Wartburg 城(ヴァルトブルク城)
フランクフルトから車で約2時間半。
テューリンゲン州のアイゼナハという街にある、お城の中で開催されるクリスマスマーケットです。
街中のクリスマスマーケットのような華やかさはないのですが、雰囲気が良くて、中世の世界に迷い込んだような、そんな気分に浸れる場所です。
内部の祝宴の大広間ではコンサートが開かれていました。
ここを訪れたのはドイツへ来て初めての冬。
何もかもが新鮮で、お城の持つ厳粛な雰囲気に圧倒されたのを覚えています。
暗い空でも映える、やっぱりヨーロッパの建物はそれ自体が美しいんだと思います。
ヴァルトブルク城は世界遺産にもなっていて、美しい名城です。
2.Michelstadt(ミヒェルシュタット)
ヘッセン州のオーデンヴァルド(Odenwald)にある小さな街。
同じヘッセン州、フランクフルトからは車で1時間ほどです。
街全体がクリスマスマーケットになっていて、街をめぐりながら楽しめるのが魅力。
街の様々な場所に木彫りの彫刻が置かれています。
そしてマーケットの中に見つけたカゴ屋さん。
もちろんお買い上げ。
ドイツは都会よりも断然小さい街が可愛くて、そんな素朴なドイツの可愛い街を体験できる場所です。
3.Mainz(マインツ)
フランクフルトのお隣、マインツのクリスマスマーケットはとにかく煌びやか。
暗くなると一気に電飾が灯り、とっても綺麗です。
ここはぜひ夕方の時間帯に訪れてほしい場所。
まだ青さの残った空に、キラキラと光るライトが何とも言えない美しさです。
マーケット越しに眺める大聖堂も素敵でした。
4.Luxembourg(ルクセンブルク)
最後はドイツではないのですが、お隣の国ルクセンンブルクにもクリスマスマーケットがあります。
そしてフランクフルトからは車で3時間弱。
ドイツのクリスマスマーケットに飽きたら足を伸ばすのにおすすめです。
会場がいくつかに分かれているのですが、メインの会場には大きなクリスマスキャンドルや観覧車があって、遊園地的な雰囲気。
別会場にはスケートリンクも。
フランスやルクセンブルクのクリスマスマーケットでは、ドイツにはない食べ物が食べられるのでそちらも魅力です。
街自体もコンパクトで、観光と合わせて楽しめました。
夜の街。
朝の街。
コロナの影響で3年間のうち1年はクリスマスマーケットが開催されませんでした。
2年の間に色々と足を運びましたが、まだまだ行けていない場所もたくさん。
ドイツは初夏や夏も魅力的なので、冬の時期にまた訪れることができるかわかりませんが、
いつかまたこの世界を体験できる日を夢見て。
カーリー
主婦 / 奈良県・アメリカ /
40歳/夫・息子(8歳)/手づくり部・料理部/3年間のドイツ生活を経て、アメリカで暮らすことになりました。クラフトやお菓子作りなど、作ることが大好きです。100人隊に入って、苦手だったお料理にも挑戦するようになり、お気に入りの器でテーブルを作る楽しさも知りました。新しい場所でも毎日ワクワクを探して、暮らしを楽しんでいきたいです。
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カーリー