おこんにちは!エミッコです。
LEE100人隊の一員として過ごさせていただいた あっという間の3年間が、ついにこのブログをもって終了。ということになります。
つい先日入隊したばかりのような気がいたしますが、もう卒業!早い!と驚きつつも、毎回精魂込めてその時持てる限りのエネルギーでブログを綴ってきたので(同期のしずくちゃんいわく、『エミッコちゃんは魂削ってブログ書いてる』。笑!)ので、やりきったな~♡という満足感でいっぱいです。
よくよく思い起こすと、100人隊に参加させていただいた3年前と今の私では、なかなかの別人。笑
ファッション観も、好む色も、アイテムも───全てがガラリと変わった気がするのですが、それがとてもポジティブな変化ばかりで、よりファッションが楽しく、そして自分を好きになれたのでした。
というわけで私の最後のブログは、私自身の変化を振り返りながら、
「40代、今から挑戦して良いんだ!」
とか、
「オバチャンだってファッション楽しんで良いんだ!」
とか、
そんなことを、ほんの少しでも感じていただけたら良いな〜〜〜なんて思いで、この3年間で気付いたこと・学んだことをまとめてシェアさせていただくことにいたしました。
きっとまた劇的に長いと思うのですが、最後だからと言うことでどうかご勘弁&お付き合いいただけましたら幸いです。
1年目前半①:
「色・柄は自分に合わない」という思い込みと、エッジ重視のスタイリング。
ではまずは、100人隊参加したて、1年目前半の自分を振り返ります。
わあ、スーッとした格好の人〜。(←もはや他人事。)
という感じですが、このスタイルが当時の定番。
それが3年後には
こんな感じに仕上るわけですが、当時は本当に嘘偽りなく、クローゼットの9割が ベーシックカラー&無地でした。
なぜそんなスタイルになっていたかというと、
・アラフォーの自分には、ベーシックカラー・無地のシャープなものしか合わないと思い込んでいた。
・太っていることを ”隠す” のが最優先→色・柄は目立つから、痩せている人しか着ちゃいけないと思い込んでいた。
───という、ふたつの思い込みからでした。
もちろん当時も当時なりの100%でファッションを楽しんでいたし、↑の写真のようなスタイリングも、今でも嫌いじゃありません。
ただ、振り返ってみると「当時なりの100%」というのは───これらの思い込みによって「リミッターがかかった状態の100%」だったなあと思うんです。
スーパーモデルでも、ずんぐりむっくり主婦の私でも、おばあちゃんでも、誰もが平等に、自由にファッションを楽しむ権利と能力を持っているのに、自分で勝手に
「年相応に落ち着いたベーシックカラーで、痩せて見えるようエッジ重視のスタイリングしなければいけない。」というリミッターをかけて、その制限の中での100%でお洋服を楽しんでいたというか。
それはそれで楽しかったし、その制限があったからこそ身についたテクニックみたいなもの(着痩せ術とか、スッキリ見せる重心のバランスとか)は今の自分のお仕事にも活きているので、無駄だったとは思いません。
が、この思い込みから解放された3年後の今の方が、ファッションも気持ちも明るくなり、自分に自信も持てるようになったな。というのも事実です。
既に・・・なっが。(倒
1年目前半②:
「良いもの」は結果的にコスパが良い、ということに気付き始める。
この頃の私には、お恥ずかしながら「本当に欲しいのか?」「本当に必要か?」を考えずに「安いっ!」という理由でプチプラを買ってしまう癖がありました。
プチプラ服をエッサホイサとDIGっては、「ちょっとこれ1,500円やて!あったらまぁ使えそうやし、安いし買っとこか!」みたいな。
そして そんな風に安さに任せてあれこれカゴに放り込んでいたら、レジで「ヒェッ!?12,000円!?」なんてことも・・・(白目
まあ、つまり、その、
プチプラも たくさん買ったら 安くない。(エミッコ 心の俳句)
という、ね・・・
しかも、そうやって「あったらまぁ使える」と買ったものに限って、そんなに使わない説。
2年も着たら部屋着に降格するか、タンスの奥底で忘れ去られるか、「そろそろアップデートかな?」なんてテイの良い言い訳をして また新たなプチプラを買ったり。
とにかく「まぁ使える」なんて言いながら、全然大切に出来ていなかったんです。簡単に買えてしまうゆえに、思い入れも薄くなってしまって。
で、
そんな自分をもうやめたい!と思ったのは、他でもないLEE100人隊の先輩たちの背中を見て。
憧れの先輩たちのブログを拝読していると 皆さん「良いものを、長く」というスタンスでいらっしゃって、そしてなぜその先輩たちに憧れるのかと考えると、「良いものを、長く」というスタンスがカッコイイからだ!と気付いたんです。(ようやく。)
↑ のカーディガンは、100人隊1年目の冬のセールで買ったYLEVEのもの。
それまでは、セール時期になると「安いのDIGり癖」が発動して必要ないものまで買ってしまいがちでしたが、先輩たちの素敵なクローゼットに憧れたこの年は
「せっかくセールで買うなら 定価では手が出なかったものを、ひとつだけ買おう。」
と決め、このモヘアカーデを購入。
これが大正解で、3年経ってこのブログを書いているまさに今も、変わらず大切に着ています。
セールでも安くはなかったけれど、今年で3年───年数で割ると、1年あたりの価格はすでにプチプラレベルに近くなっていて、もう結構モトは取れていると思います。
もし毎年プチプラで買い替えていたとしたら こんな贅沢なモヘアのカーディガンを着ることは叶わなかったし、それに、来年も再来年も 毎年冬がくるたびにずっと愛用するだろう。という未来を加味すると、「良いものを、長く」の方がずーーーっとコスパが良いのだと実感しています。
1年目後半①:
古着に出会い、「こなれ感」のトリコに!
完全にではないけれど、少しずつ「安いから癖」を直す努力をしていた私。
そんな私が完全にそこから脱する転機がやってきます。それが、古着との出会い。
大好きな同期=あさみんの大人ミッキーコーデブログを読んで「私もあんな風にミッキーが着たい!」と思い、ミッキートップスを探すために古着屋さんを巡ったのが全ての始まり。これがもはや、人生激変レベルの転機となりました。
↑ あさみんのまねっこをしたくて買った、古着のミッキースウェット。(娘のはGO TO HOLLYWOODの新品。)
このスウェットがきっかけで古着にハマりまくり、なんと1年後には古着が仕事になるまでに至るわけですが、最初の頃に感じた大いなる魅力は
・全く手をかけずして、着るだけで「こなれ感」が出ること
・買いやすいお値段
のふたつでした。
クタっとした風合いや何十年もの時を経てきたからこその佇まいは、なんとも絶妙な雰囲気があって♡
手持ちの新品服にパッと合わせるだけで テクいらずで「こなれ」て見えるのにワクワクして、しかも新品より買いやすい価格のものが多いので、瞬く間に夢中になったのでした。
1年目後半②:
ロンハーマンに出会い、「色が心に作用する」と知る。
ある日、娘がロンハーマンの入り口で鼻血ブーした。
という 謎の理由で、それまで「自分には敷居が高い。テイストも全然違うし。」と勝手に敬遠していたロンハーマンの店内をゆっくり見る機会を得た、当時の私。
店内に並ぶ色とりどりのお洋服たちの美しさに息を呑んだことを、今も鮮明に覚えています。
当時ベーシックカラーしか着ていなかった私、「私には絶対似合わないので無理です〜。」と最初は距離を取ったものの・・・何度かお店に足を運ぶうちにその魅力に抗えなくなり、
気付けばピンクの花柄ドレスに挑戦してしまっていました。
これ、当時の私にとっては「天変地異か!」レベルの大挑戦アイテム。
夜な夜な悩みに悩んで、何度も何度も試着に行かせていただいて(迷惑。笑)、お店で着こなしのアドバイスもたくさんいただいて、ようやっと、「ええい、いったれーーーーーーーー!」と。
はじめて袖を通した日、なんだか気恥ずかしいなと思いつつも ドレスの色や柄が視界に入るたびにウキウキして、とってもハッピーで♡
昔、恩師が「ピンク着たら、元気が出るんや!」とよく言っていたけれど、あぁ、このことか。色を着ると、その色が心に作用するんだな。と知ったのでした。
2年目前半①:
色モノは小物から取り入れる。
それ以来 すっかり色の魅力のとりこになった私、少しずつ色モノを集めるようになりました。
最初のうち 特に抵抗なく取り入れられたのは、お洋服よりも小物。
↑ 最初に巻き起こったのは、空前の緑ブーム。
↑ 今まで手に取ることがなかった鮮やかピンクも、小物なら挑戦しやすかったのです。
お洋服には色を使わず 着慣れたモノトーンにしておくことで、鮮やか色も抵抗なく取り入れられて。
こうしてちょっとずつコーディネートの中に色が増えてゆき、それと同時に「あっ、私こんなんも似合うやん!」と どんどん新しい自分を発見してワクワク。
知らなかった自分に出会えるって本当に心が躍るもので、単にコーディネートが明るくなったというだけでなく、気持ちまで明るく前向きになれるのでした♡
2年目前半②:
古着はベーシックアイテムから取り入れる。
色モノと並行して、古着にもぐんぐんハマって。
こちらも最初のうちは、ぶっ飛んだ挑戦アイテムではなく、新品にもあるようなベーシックアイテムからトライしていました。
↑ レースのロングスカート、スウェット、そして90年代に母が着ていたGジャン。
全て古着ですが、新品でも馴染み深いアイテムばかりなので「古着古着したコーディネート」にならず、着やすい♡
↑ LEEのコーディネートでもよく登場するミリタリージャケットも、古着で選んでみたり。
今でこそブッ飛び古着アイテムにも抵抗がなくなって来ましたが、最初のうちは新品界(?)でも「定番」とされている
・スウェット
・無地のニット
・デニムアイテム
・ミリタリーアイテム
のようなベーシックなものから取り入れることで、自分のワードローブと合わせやすく使いやすかったです。
そして 2枚目のコーディネートのように、新品のドレス&靴に古着のジャケットを一枚ひょいっと足すだけで得られる、なんとも言えないこなれ感!この新品×古着MIXのスタイリングによるこなれ感が、今では自分のファッションの大切な軸になっています。
───て、ちょっと、ちょっと待ってください。
お読みいただきながら薄々嫌な予感がした方もいらっしゃるかもしれませんが、まだ2年目の前半までしか振り返れていないのに もう4,300文字なんですよ。
ちょっと、本当にすみません。本当にすみませんが、ラストクリップを2本立てにするという破天荒なことを・・・してもよろしいでしょうか・・・(倒
後編はこちら(長過ぎて本当にすみません!笑)▼
エミッコ
41歳/夫・娘(4歳)/料理部・美容部/人生の7割はファッションのことを考えている気がするファッションラバーです。100人隊を通して「よいものを長く愛する」ということに目覚め、また気候危機の問題を知ったこともあって、現在は“古きよきもの“である古着を今っぽくオシャレに着こなすべく日々研究中。更に今年は「今持っている服を見直し、最大限に楽しく着回す」にチャレンジ予定です。身長158cm。Instagram:@potarina
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エミッコ