先日、染色家の柚木沙弥郎(ゆのき さみろう)さん×インテリアショップ・イデーのオリジナルリトグラフ展を観に行ってきました。
きっかけは LEE DAYS
それまで柚木沙弥郎さんというアーティストの存在は知りつつも、失礼ながらお名前を知る程度で、、
柚木さんをきちんと知るきっかけとなったのは、LEE DAYSの創刊号。
深津絵里さんとの対談が記憶にも新しいですよね。
そのときに98歳だと知って、とーっても驚いたのですが。
あれから1年半が過ぎ。
なんと先日、柚木沙弥郎さん満100歳を迎えられたのです!
しかも!!
私がこのリトグラフ展を訪れたその日がまさに、お誕生日当日だったのです〜
単なる偶然でしたが、そんなおめでたい日に鑑賞できて良い記念になりました◎
IDÉE TOKYO
開催されているのは、IDÉE TOKYO。
初めて訪れましたが、こちら、なんと東京駅の中の商業施設「グランスタ東京」内にあるのです。
平日の午後。東京駅だというのに、よく人がいない瞬間を撮れたな、自分。笑
今回は3回目となるリトグラフ展です。
IDÉE TOKYOの奥にギャラリーが併設されていました。
柚木沙弥郎 リトグラフ展
“MON PARIS! MON TOKYO!”
リトグラフとは、一言で言えば「版画」
今回のために柚木さんが描いた原画を、パリの歴史ある版画工房『Idem Paris』(イデム・パリ)で制作した作品が並びます。
私が学校で習った版画は、ベタッとした色の濃淡のない「ザ・版画」でしたが、イデム・パリの手にかかると、色の重なり方やテクスチャーなど、リトグラフならではの魅力を感じます。
まるで、柚木さんが描いた水彩画のよう。
↑ 見えますか?
所々に描かれた、柚木さんのメッセージにも心打たれるのです。
「ビビッときたものだったらなんでもいいんです」
「アートは飾って眺めるだけで、ただそこにあるだけでいいもの」
アートって難しいイメージがありませんか。
ある人が絶賛しても、自分にはピンと来なかったり。
そうなると、私には見る目がないのかなって残念な気持ちにもなる。
でも、柚木さんのメッセージはそんなモヤモヤを吹き飛ばしてくれる。
アートって、作る側も受け取る側も、自由でいいんだ、と。
100歳のメッセージですからね、重みが違います!
ちなみに。
この青と黒の並びが好きだったなぁ。
観ているだけでとてもワクワクしたのです。
一見、海外の若手アーティストの作品のようなイマドキ感がありませんか!?
100歳の方が描いたなんて本当に驚くばかり。
柚木さんの作品に触れて、60歳も若い私の方が「生きるパワー」をもらった気がします。
これからもまだまだ長生きして、素敵な作品を残していただきたいです。
お土産は、
展示されたリトグラフももちろん購入できますが。
私のような者が簡単に手が出せるものではなく、、
またまた「ハンカチ」買いました!
ハンカチを入れていただいた袋も柚木さんのデザインで捨てられないやつー
ハンカチは、また額装しまして。
まさかのハンカチ額追加購入。笑
うん、素敵♡
さて、どこに飾ろうかな。
柚木沙弥郎さんのリトグラフ展は、11月8日(火)まで。
IDÉE TOKYO と イデーショップ 梅田店 で開催されています。
※掲載許可いただきました
前回のリトグラフ展には、nikiちゃんが訪れています♩
TB - はまこ
会社員 / 東京都 / LEE100人隊トップブロガー
42歳/夫・息子(11歳・8歳)/料理部・美容部/服が好き。雑貨が好き。食べることが好き。そして実はお酒も大好きです!子ども中心だった生活から少し余裕が出来て、今は友人と出掛けたり、展示を見たりする楽しみも増えてきました。100人隊はまさに第二の青春!丁寧とはほど遠くも、日々の暮らしを楽しんでいます。身長153cm。
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TB はまこ