ポツンと主（icoco)待ちシャインマスカット

ここ数年はコロナ禍も重なり会いたい人に会えない状況が長引き、旅欲と共に会いたい欲は募るばかりでした。満を持してやっと行くことが出来た友人の果樹園。夏の果物はすでに終わっていたにも関わらず、友人は私が来るまで枝にシャインマスカットの実を残してくれていました。そんな優しい気持ちに涙腺が崩壊してしまいそうでしたが、話が盛り上がって楽しさで涙も吹き飛んでしまう。

広がる世界は果物だけじゃない

主（icoco)待機中の梨

数百年続く果樹園の中には家屋があります。入ると木の香りの中に甘い香りが混ざってまるで天然アロマのよう。余韻に浸りながら思い出話に花が咲きます。学生時代の私はいつも突拍子のない思いつきで「ユタ州にあるソルトレイクが本当に塩の湖なのか確かめたい」と言えば、「いいよ」と一言で一緒に付き合ってくれるこの友人。”最低”速度120kmの山の高速で私が160kmで爆走しても助手席で笑い、着いた山ではバイソン（野牛）の群れに囲まれるという恐怖体験後夕食にバイソンのステーキを食べに行っても怒らなかった。さすがに引くかなぁと思った、道くさ癖でふらっと入った施設がとある白人至上主義団体の展示（Kが3つのやつ）だったが最後まで何も言わず一緒に見てくれた。それ以外でも全部楽しかったと今も言ってくれるこの友人は私の大切な人です。

秋がもうここまで来ています

干し柿用の柿がたわわに実り、

良い枝と悪い枝の説明を受けるが全く分からない

夏が旬と思いがちな秋の果実キウイが実り、

ところどころに彼岸花が咲き乱れています。

これぞ究極の旅時間

畑を散策したあと、お庭でパラソルを立ててティータイム。周りにある木や花を見ながら年を重ねた分深い話をするかと思いきや、相変わらずずっとくだらない話をしていました。

楽しかった時間はあっという間に過ぎていきます。名残惜しいけれどまたこの時間に巡り合えるよう自分自身や生活を整えていきたいです。そしてこれからもどのくらい続くかわからない未来を全力で楽しんでいきたいです（今まで果樹園でののんびりした幸せな時間の話だったのに、え？大丈夫？何が終わっちゃうの？と勘違いさせそうな文面ですが私は至って元気です◎）。

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