少し前になってしまいますが、旅欲特集に便乗して、日本帰国時に訪れた京都のことを。
今回の一時帰国では、京都へ多くお出かけしました。
3年間日本を離れて、日本の古い建物にすごく惹かれる自分がいて。
外国人観光客が京都を訪れる気持ちが分かったような気がします。
まずは平安蚤の市
日本に帰ったら絶対に行ってみたいと思っていた平安蚤の市。
LEE9月号の特集では、ジュリちゃんのおすすめスポットとしても紹介されています。
毎月10日頃に開催の平安蚤の市ですが、
私が訪れた6月は2回開催でした。
和風の小皿が欲しいなぁと見て回っていたのですが、なかなか良いものが見つけられず。
結局籠に釘付け。
ずっと日本にいるのなら、古道具や家具も欲しかった。
アンティークや北欧食器の取り扱いも多くあり、充実の内容でした。
アンティークのケーキ型も。
何周でも見て回れそうでしたが、この日は猛暑日でとても暑かったことと、次の予定もあったので、切り上げることに。
美しいお庭に癒されに無鄰菴へ
平安蚤の市が開催されている岡崎公園から徒歩10分ほどの距離にある無鄰菴。
椿山荘でも知られる明治・大正時代の政治家、山縣有朋の別荘として建てられたもの。
京都の中で大好きなお庭です。
畳のお部屋に座って、開口部から切り取られたお庭を眺めていると、時間が止まっているような感覚に。
ずーっと眺めていられます。
しばらくゆっくりとして、縁側からもう一度靴を履いて、お庭を散策しました。
無料で解説も行われていて、優れたランドスケープデザイナーでもあった山縣有朋がどのような思いでこのお庭を作ったのか、解説を聞き入りながらまたお庭を眺めて至福のひと時でした。
毎月28日は35歳以下の方は入場料無料になる「庭の日」だそうです。
私はもう当てはまりませんが(涙)、お若い方はぜひIDを持って訪れてみてください。
コロナの影響もあって予約制ですが、枠にもゆとりがあって直前でも予約可能だと思います。
ブルーボトルコーヒーで小休止
無鄰菴を後にし、南禅寺のほうへてくてくと。
参道を進んでいくと、和風の建物に見慣れた青いボトルの看板が出てきます。
敷地内の小道を進んだところにメインの建物。
京町家を改装したすごくモダンな和空間でした。
ものすごく暑かったのでアイスコーヒー一択。
ブラックが苦手だと伝えると、「ニューオリンズアイスコーヒー」をお勧めしてくれた優しい店員さん。
ドイツでは優しい店員さんに会えることが滅多にないので、カウンターでのやり取りだけで嬉しくなってしまいました。
エネルギーを補給して、もう少し歩きます。
レンガ造りのアーチ橋 南禅寺の水路閣
南禅寺の門をくぐり
緑いっぱいの境内を歩いて、
目的の水道橋へ到着。
明治時代に建設されたもので、上部の水路は琵琶湖疏水の分線として今も現役で使用されているそう。
人が誰もいない水路沿いを蹴上駅まで散策。
これ本当に駅まで行けるの?とGooglemapを握りしめながら、冒険気分で楽しかったです。
四条で仙太郎の水無月を
地下鉄に乗り四条まで戻ってきました。
6月下旬だったので水無月を買って帰ろうと仙太郎さんへ。
本当は本店へお伺いしたかったのだけれど、時間・体力が残されておらず高島屋の地下へ。
抹茶、黒糖、プレーンの三種類を買いました。
これにてこの日の京都散歩は終了。
もう少しご紹介したい京都のお店があるので、そちらは次のクリップに。
カーリー
主婦 / 奈良県・アメリカ /
40歳/夫・息子(8歳)/手づくり部・料理部/3年間のドイツ生活を経て、アメリカで暮らすことになりました。クラフトやお菓子作りなど、作ることが大好きです。100人隊に入って、苦手だったお料理にも挑戦するようになり、お気に入りの器でテーブルを作る楽しさも知りました。新しい場所でも毎日ワクワクを探して、暮らしを楽しんでいきたいです。
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カーリー