【霧島錦江湾国立公園】子どもと一緒に身近にある自然や文化に触れてみました!/わたしの国立公園物語
-
062 みきちき
2022.09.16
- PR
- 0
LEE100人隊 No.062 みきちき
📌霧島錦江湾国立公園
鹿児島県在住。夫、長女6歳、次女1歳。
こんにちは!
先日、「霧島錦江湾国立公園」へ家族でお出かけしました。
大人だけでなく、子どもも一緒に自然の中で楽しめるスポットもありましたので、ぜひ旅行やおでかけの参考にしてもらえますとうれしいです^^
国立公園って?
ところで皆さん、「国立公園」について理解されていますか?
私は国立公園というワードは耳にしたことはありましたが、実際のところよく理解できていませんでした。
国立公園とは、日本を代表する自然の風景地として、国が自然公園法に基づいて指定しているものとのこと。
日本には北海道から沖縄まで各地に34の国立公園があり、自然の絶景だけではなく、野生の動植物、歴史文化などに触れることができるのも国立公園ならではの魅力だそうです!
「霧島錦江湾(きりしまきんこうわん)国立公園」
私がご紹介する「霧島錦江湾国立公園」は、鹿児島県と宮崎県の両県にまたがるエリアで大きく北部と南部に区分されています。北部は大小20以上の火山が連なる霧島地域で、南部は桜島・指宿・佐多岬からなる錦江湾地域に分かれています。
ここからは家族で霧島錦江湾国立公園内のスポットをご紹介していきたいと思います!
夏休みに【仙巌園(せんがんえん)】へ
この夏休みに家族で「仙厳園」へ行ってきました。(夏休み期間中は、小中学生は入場無料でした!)
この地域のシンボルである桜島と錦江湾の絶景が一度に楽しめるスポットとして、とてもおすすめです。
(撮影・ブログ掲載許可をいただきました。ありがとうございます)
仙厳園は1658年に薩摩藩主であった島津家の別邸として築かれたそうで、NHK大河ドラマの『西郷どん』のロケ地として使用されたことでも有名。
「桜島を築山、錦江湾を池」と見立てて作られた壮大な庭園があり、数ある大名庭園の中でも類を見ないスケールの大きさなんだとか。
季節によってさまざまな催しがあって、そちらも見どころのひとつ。
夏の時季はアサガオの展示。
秋になると菊まつりも♬(こちらは数年前に訪れたときの写真です)
明治日本の産業革命について学べる「尚古(しょうこ)集成館」も
入口では子ども向けに作られた、仙厳園のある磯地区について書かれた冊子をもらえます。
(子ども向けとはいえ、大人にもわかりやすく書かれた冊子で勉強になります)
仙巌園の中には「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」として世界文化遺産に登録されているうちのひとつ、「旧集成館」(現・尚古集成館)があります。
石壁と木材を組み合わせて造られた現存する日本最古の西洋式工場で、今は博物館として利用されており、薩摩藩第28代当主・島津斉彬が始めた集成館事業(アジア初の近代西洋式工場群)や島津家の歴史について学ぶことができます。
体験施設で伝統工芸品作りを
仙巌園内には、薩摩切子カットや薩摩焼絵付けをはじめとする伝統工芸に触れる場も設けられています。
今回は切子のかけらを使ったキーホルダー作りと竹細工を、小学1年生の娘が体験しました。
スタッフの方が丁寧に作業内容を教えてくださるので、安心して取り組めます!
キーホルダー作りは、好きな枠を選び、切子のこまかなかけらを好きなように詰め込んでいきます。
娘は数ある中から星を選びました★
色とりどりのキラキラの切子のかけらは、とても繊細できらびやか♡
その中でも水色が特にお気に入りだったみたいで、水色メインの作品に。
レジン液を流し入れ、両面をライトに当て、硬化させたら完成。
「キラキラしててかわいい~♡」と娘もご満悦♡ 帰宅後すぐにランドセルにつけていました♫
続いて、竹細工の風車。
こちらも自分で好きなパーツを選んでいきます。
あとは選んだパーツをのりで竹に貼りつけていきました。
どちらも、子どもでもとても簡単に作ることができました。
歩くだけでくるくると回る風車は、1歳の次女が気に入ってました♩
薩摩切子や竹細工といった地元の伝統的工芸に触れながら、旅の思い出の品を自作できるのでおすすめです!
鹿児島名物:両棒餅(ぢゃんぼもち)
仙厳園内でぜひ食べてもらいたいのが、名物の両棒餅。
薩摩武士に愛されたとされる両棒餅は、2本の竹串に刺さったひと口大のお餅。
焼いたお餅の香りがたまりません♡
こちらは、しょうゆ・みそ・きなこ黒糖の3種セット♩
この仙巌園では自分で手焼き体験もできます!
醤油をつけて2度焼きするととても香ばしく、さらにおいしくなりました^^
仙巌園の見学後に、お茶を飲みながらひと息つくのにぴったりです♡
【霧島エリア】さまざまな泉質の温泉と、霧島神宮
この霧島錦江湾国立公園の南部、霧島エリアでは、さまざまな泉質の温泉を楽しめることも魅力のひとつ♬
霧島温泉郷の中心にある「霧島温泉市場」の広場では、足湯や、温泉の蒸気で蒸した卵や野菜などが販売されています。
硫黄特有の香りに旅情を感じられるのも、温泉スポットならでは!
また、この温泉郷から車で15分ほどのところにある「霧島神宮」(本殿、幣殿、拝殿)は、国宝に指定されている歴史ある神社。
今年2月に指定されたばかりの新しい国宝だそうです。
霧島山の中腹の傾斜地にあり、敷地の高低差を利用した社殿と、色鮮やかで豪華な装飾が特徴。
普段は一般公開されていませんが、本殿内の柱に巻きつく極彩色の龍の彫刻(龍柱)が見事だそうで、いつか特別拝観の機会があれば見てみたいなと思っています!
一歩踏み入れると、緑いっぱいの木々に包まれる境内。
澄んだ空気を吸いながらお参りするとすがすがしい気持ちになれるので、年に一度は必ず家族で訪れている、大切な場所です。
霧島連山を望みながら酪農体験もできる【高千穂牧場】
子どもと訪れるのにおすすめなのは、国立公園エリアのすぐ南にあり、公園内の霧島連山や高千穂峰を一望できる「高千穂牧場」。
私自身が幼い頃から訪れていた場所でもあり、現在は娘たちとたびたび訪れています。
ここから眺める雄大な山々は本当に美しくて、何度来てもうっとり。
大自然の中にあるこの牧場では、数々の動物と触れ合えるのはもちろん、乳しぼりやバター・アイスクリーム作りなど、牧場ならではの体験をすることができます。(※要予約)
娘と一緒にアイスクリーム作りに挑戦してみましたが、この牧場にいる牛のお乳からできた牛乳や生クリームで作ったアイスクリームは、濃厚でとびきりおいしかったです!
自然豊かな牧場で、美しい眺望に癒されながらアクティビティを楽しめるスポットは、子どもから大人まで幅広い世代の方におすすめ。
最後に・・・
幼い頃はただなんとなく見ていた地元の自然風景も、年を重ねるにつれ、その美しさに魅了されるようになりました。
今回「霧島錦江湾国立公園」について振り返ったことで、地域内それぞれ、四季ごとでも異なる見どころがあることを再認識。
美しい眺望や多彩で豊かな自然に恵まれたこの国立公園には、長い歴史があり、これからもずっと大切にしていきたいと、あらためて感じました。
幼い頃に両親と出かけて目にした四季折々の景色を、今度は娘たちとともに見て感じたい。
娘たちにも、”自分の住む場所がとても自然豊かで素晴らしいところなんだ”ということを伝えていきたいと思います。
長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございます。
みきちき
全国のLEE100人隊の「#わたしの国立公園物語」もチェック!
062 - みきちき
主婦 / 宮崎県 / LEE100人隊
31歳/夫・娘(7歳・3歳)/料理部・美容部/夫の転勤で鹿児島から宮崎へ引越しました♪2人の娘と日々の暮らし、大好きなファッションのこと、いろいろなことをみなさんと一緒に共有できたらいいなと思います。器やお花屋さん、カフェ巡りが趣味。生まれ育った大好きな「かごんま」の魅力もお伝えしたいです♪ 3年目隊員。最後の1年もどうぞよろしくお願いします♡身長162cm。
この記事へのコメント( 0 )
※ コメントにはメンバー登録が必要です。