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2022年8月のお題

旅欲をかきたてるお気に入りの本12冊

  • TB niki

2022.08.10

  • 6

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8月は絶対に旅行へ行くぞ〜!

と数ヶ月前からはりきっていたのですが…。

自分自身の問題や感染状況など色々あり、泣く泣く断念した今年の夏です。

そこで…。

眺めているだけでも楽しい、お気に入りの旅本

いわゆるガイドブックは、旅の本番でとても重宝しますよね。

それとは別で、「こんな旅をしてみたいな〜」という旅欲をふくらませ、好奇心をくすぐる旅本。それはエッセイだったり写真集だったり…さまざまです。

今回はそんなお気に入りの本のご紹介をしたいと思います。

東京観光に

左)ニュー東京ホリデイ/杉浦さやか

「旅するように街をあるこう」がサブタイトルのこちらの本。東京の魅力的なスポットがかわいいイラストで紹介されています。かわいいものやクラシックなものをたくさん見たい!経験したい!という方にとてもおすすめです。

中)恋する東京/kvina

好きな作家、小林エリカさんがメンバーであるクリエイティブユニットkivina(クビーナ)の本。東京デートガイドブックとのことですが、そこは小説家やイラストレーターなどが集まったユニットによる本。ガイドブックというよりカルチャー本のような雰囲気です。「ローマの休日in銀座」に「ボニー&クライド 愛の逃避行」などなど、各章のタイトルからしてとにかく乙女!前田ひさえさんのイラストも本当にかわいくて…。実用性というより旅欲をかき立てたいとき、ときめき眼鏡をかけてロマンティックな目線で東京を見直してみたいというときにおすすめです。

右)焼き餃子と名画座/平松洋子

20代の頃繰り返し読んだエッセイ集。ガイドブックではありませんが、老舗の蕎麦屋での粋な飲み方、神保町のカレー屋めぐり、名画座で映画を観た後に焼き餃子を食べに行く…というような東京の歩き方が「ツウだなあ〜」と、痺れに痺れた思い出があります。ザ・観光地ではない東京を楽しみたいという方におすすめです。

京都に行きたいときは

左の2冊は伊藤まさこさんの散歩シリーズ。(このほかに信州や東京バージョンもあります。収拾つかなくなるので今回は割愛します…。)京都旅って、修学旅行で行くような名所を見てこそなのかなとずっと思っていたのですが…。そういう場所の紹介もありつつ、「こんなにもお買い物が楽しい街だったなんて!」という発見もあったりして。伊藤さんの本に出会ってから京都の楽しみ方が何倍にも増しました。娘がまだお腹にいたとき、この本で紹介されているハイアットリージェンシー京都で朝食を楽しんだのもいい思い出です。

右)京都ご案内手帖/平澤まりこ

私、イラストエッセイでいうと杉浦さやかさんと平澤まりこさんの本が圧倒的に好きで大ファンなのですが、平澤さん特有のびっしり書き込まれた文字やモダンで迷いのない線は、眺めているとなんだか気持ち良くなってくるというか、うっとりしてしまうのです…。

京都の話から逸れてますが笑、こちらの京都本はちょっと大人な目線で京都の街や文化の楽しみ方を提案してくれているように思います。老舗のお香屋さんで香りを聞き分ける体験とかね(「香道」という言葉、初めて聞きました!)。かっこよいです。



長崎旅も好きです

異国情緒あふれる街並み、隠れキリシタンの歴史、五島列島の教会巡り…。20代の頃、長崎には本当に夢中になりました。そして何回も旅をしました。いろいろな条件をクリアできるなら、またすぐにでも行きたいくらいです。

左)NAGASAKI

長崎愛を深めたい、もっと知りたい!と熱が高まっていたときに購入しました。歴史や文化が詳しく解説されています。

右)週末ジャパンツアー/杉浦さやか 

こちらで紹介されている雲仙観光ホテルというクラシックホテルに宿泊したい!というのが、長崎旅に夢中になったそもそものきっかけでした。(本自体は長崎だけでなく、日本全国おすすめの旅先が紹介されています。)

雲仙観光ホテル。また泊まりたいなあ…。

五島列島の旅も本当に神秘的でした。

長崎のことをなんでもメモしていた、手製の「長崎ノート」。笑

目的を決めて旅をしたいとき

左)休日ふらり山旅計画/鈴木みき

山登りをしたいときに。特急「あずさ」に乗って日帰りできる初心者向けのコースが紹介されています。すっごく詳しいです。

中左)クラシックホテル案内/甲斐みのり

こちら絶版ですが、甲斐みのりさんの本はどれも乙女な旅・昔懐かしいスポットをたくさん提案してくれますので、そういった雰囲気がお好きな方にはどの本も心からおすすめします!

右上)ギャラリーへ行く日/平澤まりこ

「ギャラリーや美術館へ行く」が旅のきっかけになること、たまにあります。自分の住んでいる地域には巡回しない美術展示を見るため…とかも立派な目的になりますよね。美術館の大小に関わらず、その立地や建築自体にも見どころがあったりして。(ちなみに…また本の話から逸れますが、私が生涯忘れないであろう思い出の美術館は、鳥取の植田正治写真美術館と、青森の寺山修司記念館です。)

右下)山とそば/ほしよりこ

猫村さんでおなじみ、ほしよりこさんによる旅の絵日記。こんな雰囲気で旅を楽しめたらいいなあと、読むたびに思います。

長々と書いてしまいましたが…

テーマを決めて本を紹介となると、ついはりきってしまいます(昔取った杵柄?というやつかもしれません…)。紹介し足りないくらいですが…。

今の時期、旅本コーナーができている書店もありそうですね。

今年の夏は、ご紹介したような旅本を読んだり眺めたりして過ごしたいと思います。

【関東近郊 LEE100人隊&TBが地元を熱烈プレゼン!】絶品パフェ、限定品…<東京、神奈川、千葉、埼玉、群馬>

こちらの旅特集も参考になります。ぜひ!

TB - niki

パート / 東京都 / LEE100人隊トップブロガー

38歳/夫・娘(4歳)・息子(1歳)/手づくり部・料理部コーヒーが好き。ミルクティーも好き。掃除は好きだけど片づけは苦手。手紙部部員。都内の雑貨屋さんや本屋さんなどを巡る休日も好きですが、海や山で過ごすのも大好き。いつも気持ちの良い場所を探しています。日記をつけはじめて1年。なるべく楽しいことを書き残したいので、いいこと探しを心がけるようになりました。昨年まで10年ちょっと、本(特に児童書)に関わるお仕事をしていました。絵本ラバーです。

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