『クリストとジャンヌ=クロード“包まれた凱旋門”』展が21_21 DESIGN SIGHTで開催中
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まあや
2022.07.31
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先月のことですが、東京・六本木にあるミュージアム、21_21 DESIGN SIGHTで開催中の『クリストとジャンヌ=クロード “包まれた凱旋門”』展へ出掛けてきました♪
クリストとジャンヌ=クロード『包まれた凱旋門』
今回の企画展は現代美術を代表する作家、クリストとジャンヌ=クロード夫妻の手がけられたプロジェクト、 “包まれた凱旋門” にフォーカスを当てた展示となっています。“包まれた凱旋門”はパリの凱旋門を『包む』という壮大なアイデアの作品で、構想から実現まで60年余りがかけられた一大プロジェクトです。
ミュージアムは安藤忠雄氏設計。展示スペースとなるGALLERY1と2は地下がメインで、大きなガラス窓やスリットから陽の光が射し込む、とても気持ちの良い空間です。毎回、展示によって雰囲気がガラッと変わるのも楽しみの一つです。(館内撮影・掲載許可を頂いております)
展示ではクリストとジャンヌ=クロードのこれまでの作品や貴重なアトリエでの制作風景、そして、 “包まれた凱旋門”が展示されています。中でも、“包まれた凱旋門”が各分野の専門家の協力を得ながら、実現されるまでのドキュメンタリー映像は感動せずにはいられません!(3歳の息子も釘付けで、飽きずに観ていました)
クリストとジャンヌ=クロードの作品はスケールが大きなことでも知られていますが、私が学生の頃、NYCのセントラルパークに7千以上ものオレンジ色の布を纏ったゲートを設置したプロジェクトが発表され、大変な衝撃と共に大きな話題となりました。二人の想いが多くの人に受け継がれて実現された“包まれた凱旋門”は、取り分け特別なものに感じられます。
GALLERY3にあるショップでは、クリストとジャンヌ=クロードの作品集や、ISSEY MIYAKEが凱旋門をイメージしてデザインしたグッズも販売されていました。会期は2023年2月中旬まで、大変人気の展示なので混雑を避けた時間帯に出掛けられるのがオススメです。(私は訪れたのは週末のオープン直後でした)
東京ミッドタウン内を散策♪
21_21 DESIGN SIGHTがある東京ミッドタウンではインフォメーションデスクで敷地内のパブリックアートや野鳥を楽しめるハンドブックが頂けます。今回は前日からミッドタウンに滞在していたので、このハンドブックを片手に散策も楽しみました。(野鳥達のイラストが可愛い♡)
他にもアートスポットが色々
六本木界隈にはミュージアムが複数ありますが、もし建築やインテリアにご興味がおありでしたら、ミッドタウンと目と鼻の先にある『TOTO ギャラリー・間』もオススメです。現在、サスティナブルな作品の数々を発表されている建築家・SUEPの展示が開催されていて、こちらも見どころ満載です。
045まあや
まあや
自営業 / 東京都 /
42歳/夫・息子(4歳)/手づくり部・料理部/学生時代より「おいしい朝ごはん・建築・アート」を巡る旅が好きです。歴史好きの夫、宇宙好きの息子との3人家族。育児と仕事の両立に試行錯誤する日々ですが、シンプルで心地よい暮らしを心がけています。家族で食卓を囲む時が一番しあわせな時間、おいしいごはんと家族の笑顔が私の元気の源です。
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