絵本作家・ヨシタケシンスケさんのファンの方、本当に多いと思います。
以前、娘が贈り物でいただいた「りんごかもしれない」を読んでから、子どもたちに加えて旦那と私もファンに。
むしろ自分たちが読みたくて絵本を集めているような気がします。
ページをめくる度に起こる予想外の展開、そのほんわかとした絵のタッチもそうですが、何といってヨシタケさんのならでは独特の視点が魅力。
(いろんな絵本の中で、「足裏の皮をめくるお母さん」とか、「かかとのガサガサが気になる女の人」とかも出てくるのですが、、とても他人事とは思えず。笑)
普段、世の中のたくさんの人やモノ、コトを細かく観察して、それを絵本のネタに盛り込んでいるんだろうな、すごいなと感じます。
「かみはこんなに くちゃくちゃだけど」
そんなヨシタケさんの絵本で、4月に発刊されたばかりの絵本「かみはこんなに くちゃくちゃだけど」。
これがなかなか深い内容で、子ども向けというより大人向けの内容に感じます。
かみはこんなにくちゃくちゃだけど、ある大きな夢を持つ女の子、
目の不自由なおじいさんが、年月を経てわかるようになったという美しいもの、
長年、ある仕事を続けてきたおじいさんが、晩年になってようやく自分が他の事に向いていることがわかった・・とか。
読むだけで泣きそうになります。(昔からおじいちゃんネタに弱い・・)
年代や環境も違う、多くの人がそれぞれの置かれた状況や立場で、
モヤモヤしたものを胸に抱えながらも、希望を見出している様子が前向きにも感じられて。
個人的には今の世の中に向けて描かれたものなのかなと。
たまに読み返したい絵本です。
にしても、もう6月も後半・・・
ヨシタケさんの絵本に出てくる人たちじゃないけれど、
もう夏なので、本格的に足のケアをしないとです。←結局、そこ?
TB - ミノリ
編集・ライター / 新潟県 / LEE100人隊トップブロガー
42歳/夫・娘(8歳)・息子(6歳)/料理部/お米と空気のおいしい、海と山が身近な新潟で暮らしています。興味のあることはいろいろ、料理は作ることも食べることも好き。自分が心地よいと感じる暮らしを目指して、試行錯誤中です。楽しいことや新しいことにもチャレンジして好奇心を忘れずに、毎日を全力で過ごせたらと思います。
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