おでかけ部

福岡遠征① つづく展と小沢くんのこと

  • 040 ちこ

2022.06.17

  • 12

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待ちに待ったこの日がやってきました。

2020年6月、コロナの影響で延期となったライブは1年後に延期となり、それもまた叶わず。そして2022年6月、2年越しの小沢健二さんライブです。

 

あの日から2年。

 

1か月ほど前からわさわさと、どこか落ち着かない日々。

昔の曲、復帰後の曲たちを聞きあさる日々に気持ちは高まるばかりです。

 

そしてライブ当日。

せっかくの福岡遠征。少し早めに出て、ライブの前にどうしても行っておきたかった「つづく展」へ向かいました。

たくさん歩く日はエアリフト

たくさん歩く日はエアリフトにかぎる

「日常に寄り添う」の意味

たくさんの方のブログを読んで、それだけで心が高揚した「つづく展」。ブログでも何度も見た入り口のこの風景に、はやくも心の小躍りが始まりました。

つづく展

テキスタイルの壁にお洋服の森——目の前に広がる圧巻の風景。

つづく展に胸がいっぱい

ときめきとワクワクからはじまり、それらひとつひとつが紡がれる途方もない道のりに目がくらむ。

そうして完成したお洋服が誰かのもとへお嫁に行き、日常の中でその1つひとつのストーリーが育まれる。あの日、あの時の記憶と一緒に誰かのかけがえのない宝物になる。

 

皆川さんの心にふわっと生まれ、消えてしまいそうな一粒の創造のかけらが、こうしてめぐりめぐって物語となってつながっていく線のようなものを可視化できた特別な時間でした。

つづく展に胸がいっぱい

誰にでもある日常に寄り添う服。

 

胸が熱くなりました。

 

「つづく展」、福岡の次は青森へ。

7月16日〜10月2日まで青森県膣美術館で開催されるそうです。

つづく展、も続いていきます!

 

小沢君との思い出

小沢健二ライブ

※サブタイトルからして、わたし語っちゃううっとおしい内容が含まれます(汗。興味ない方はスルーしてください!

ついにこの日!の高揚感とつづく展の感動が入り混じり、もう感情が大渋滞。ライブ会場到着時には情緒が大変なことになっていました。

さらに、TBマッキーちゃんもこのライブに行かれると聞き、「この会場にマッキーちゃんが、、、」のドキドキ感も合わさり、もう大変。。

 

ライブを思い出す前に、、、、少し思い出語らせてください。

高校生の時に出会った小沢君は、もう本当にみんなが言う王子様で、曲も声もファッションも、もうなにもかもキラキラと輝いてました。田舎の女子高生だった私は、「小沢君の存在=トウキョウ」そのもの。曲を聴き込むほどに、大衆音楽(ポップミュージック)に乗せられる文学的な歌詞に心が奪われました。わかるようでわからない。わからないけど、なんかわかる。みたいな。

それから数年後、私が大学1年生の冬、小沢君は「ある光」という曲をリリースし音楽活動を休止。

私の脳内では、「最近彼(小沢君)、少し様子が変(ハイペースで曲をリリース)な気はしてたんだけど、突然別れの手紙(シングル「ある光」)を残して、出て行っちゃった…」的な。

※完全な妄想です。

気分は完全に失恋。大失恋。後にも先にもない、完全なロスです。

まだライブにも行ってないのに。。。(というのが一番の心残りでした)

小沢健二ライブ

すみません、前置きが長くなってしまいましたが。

そして2016年、またなんの前触れもなく、突然戻ってきた小沢君。

復帰後すぐのツアー(魔法的)で、20年越しの「ライブに行きたい」という夢が叶いました。

半分は昔の曲、もう半分は誰も聞いたことのない新しい曲たちを演奏したライブだったけど、今思い出しても震えるほどそのライブがよくて。

翌年、武道館で開催されたライブにも行きました!

小沢君のライブとしては、5年ぶり、3回目のライブです。

昔の曲(若く、青く、楽しさも葛藤も刹那も、美しい言葉で紡ぎ出したポップス)と、今の曲(日常の営みの尊さ、これからの人たちや続いていく世界を想うやさしいポップス)とが行き来するタイムトラベル。

若さも老いも過去も未来も今も。

つまづきも憂いも歓びも。

なにげないけど、なにひとつなにげなくない日常。

そんな日々を生きるわたしたちと、すべてのことへの賛歌。

そんな魔法のような時間でした。

それが人生

オザケンのライブの後の土砂降り

ライブが終わり、感情のメーターは計測不能だけど、44才のphメーターはゼロを振り切りマイナスに。

カスッカスの体力を振り絞って、重たい足を引きずりながらなんとか地下鉄から地上に上がると、信じられないくらいの雨。雷。暴風。

このライブが、1990年代、ハタチそこそこであれば、この天気さえもライブの続き、神様のいたずら!と余韻として楽しんでいたかもしれない。

けれど時は経ち、44才。

精も魂もつきはてたいま、何も考えられず立ちすくむだけ。。

 

ながながと、暑苦しい話にお付き合いいただき、ありがとうございました(涙)

超絶スペシャルな福岡遠征は続きます♡ →②へ

040 - ちこ

会社員 / 熊本県 / LEE100人隊

44歳/夫・息子(9歳)/料理部/多忙な夫とツンとし始めた息子、愛猫2匹に囲まれ地方暮らしを楽しんでいます。好きなことは、食べること(特にスイーツ)、ネコ、散歩。年を重ねるごとに年々ファッションも守りに入り、冒険することに勇気が必要だったりしますが、自分の「好き!」っていうアンテネに正直に。暮らしもファッションも楽しんでいきたいです。

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