麦茶作りに追われてます。
みなさま、おつかれサマー!!LEE100人隊の【077 lovesummer】です☆
先日『オトナ女子のエンタメ部の』部長に就任致しまして(もち勝手にです♡)、今回は映画編をお送りしたいと思います!!
では早速レッツらゴー♡
ちなみに前回は、漫画編をお送りしました♡気になる方は是非読んで見てください♡↓↓↓
私の映画遍歴。
やはりここを語りたい。
私が映画好きになったのは、遡ると小学生時代からです。
父親が見ている金曜ロードショーの映画を、「寝ろ」と催促されるまで存在を消して同じ空間で見るのが至福の時でした。なので記憶に残っている映画がアクション映画が多め。シュワちゃんとかスタローンとか。
とにかくど田舎に住んでいたものですから、ヤルことがないんですね。周りは田んぼや茶畑ばかり(当方静岡県出身。)。
家からチャリで10分くらい爆走すると行ける蔦屋書店が、光り輝いて見える私的エンタメスポットでした。
特に帰宅部になった高校生時代は、雑食動物のように映画を見漁っていました。それこそジャンル問わず、洋画邦画問わず、メジャー系単館系問わず。ただホラーとか怖い系は無理。リングとか見たことありますが、1人では無理。ソウとかも。
子供を産んでからは、映画を見る機会はめっきり減ってしまいましたが、どうしても!のモノは映画館に足を運んだり、たまーにTSUTAYAに行って、5枚1000円とかで借りてイッキ見するスタイルです。あとは専らNetflixなどのサブスク系で鑑賞しています。
ちなみにビッグボス(旦那の意。)は全くエンタメに興味がなく、唯一?一緒に映画館に足を運んでくれる作品と言えば、ワイスピと007シリーズくらい。爆 映画好きの旦那さんとか裏山です。今後は息子を映画好きに仕立て上げて、息子と見に行こうかな。。。
前置き長くなりました!では、本編にいきます!
『ドライブ・マイ・カー』
最近一番話題の邦画と言えば、コレじゃないでしょうか?!
アカデミー賞では、邦画初となる作品賞にノミネートされ、国際長編映画賞を受賞した『ドライブ・マイ・カー』。
これは日本人としては、見逃すわけにはいきません!!
※以下若干ネタばれありますので、注意♡
あらすじは、西島秀俊さん演じる俳優兼舞台演出家が主人公で、ある日突然妻が亡くなってしまう。しかも妻が「帰宅したら話がしたい。」と言っていた矢先のことで、結局何が伝えたかったのかわからないまま。。。そんな心に穴が空いた彼が、妻の死後、自らが演出する多言語演劇で出会う俳優たち、また彼の車を運転する女性ドライバーとの出会いを通じて、自分の人生を見つめ直す、というストーリー。
正直な感想としては、決して派手な作品ではありません(前年度に作品賞を受賞した『パラサイト』のような作風とは全く異なります。)。
けれどズシッと響くものがある、骨太な作品。
作品のメッセージの汲み取り方も、人によって千差万別ありそうだなと思いました。
出演している役者さんが有名な人ばかりではなく、それもまたリアリティが増して、よき。
また特筆すべきは、女性ドライバー役の三浦透子さん。
彼女は2代目なっちゃん(あのサントリーの飲料水「なっちゃん」。懐かしすぎて白目。)とのことですが、とんでもない存在感放ってます。ただいるだけで、役の雰囲気を纏っているような人。『鎌倉殿の13人』でも源義経の妻役で出演されていて、今後ますます活躍が楽しみな俳優さんです!!
あと若手俳優役の岡田将生くんも最高だった。。。若手俳優役、近しいものがあるからこそ、そこを区別して演じるのはすごく難しいはず。大豆田の時の岡田くんも光っていたし、作品選びがすごく上手な方だと思う。
PG12指定がついてるし、初っ端から“致してるシーン”で始まるので、どんな過激な作品なんだろうと思って見始めましたが、その辺は大きく裏切られました。
邦画のメッセージ性が強い作品って、エロかったり、グロかったり、暴力的だったり、見るのに心の準備が必要な作品が多いですが、『ドライブ・マイ・カー』はそれとは毛色が違う作品です。
なので変な風に心が引っ張られたりしないので、安心してご覧ください。爆 家事や育児に支障を出したくないお年頃ですものね♡
『ファーザー』
名優アンソニー・ホプキンスが認知症の老人を演じ、アカデミー主演男優賞を受賞した作品。
アンソニー・ホプキンスと言えば、泣く子も黙る?『羊たちの沈黙』のレクター博士で有名なお方。
あの狂気な役どころを演じたお方が、認知症の老人役?!ちょっと物足りなくない?!と思ったら、大間違いでございます。
とんでもない演技力を見せつけられました。。。圧巻の一言。
※以下若干ネタばれありますので、注意♡
あらすじは、認知症の兆候が見え始めた父親を心配した娘が、父親にヘルパーを付けようとする。ところが気難しい父親は、難癖を付けてことごとくヘルパーを追い返す。そんなある日、自分の娘が見ず知らずの他人にすり替わってしまう。。。空間や時間軸も曖昧になり、夢か現実か、何が正しいのかを自問自答するというストーリー。
この作品は、認知症の当事者目線で進められるのですが、今まで認知症の当事者にフォーカスしたという作品はなかったのではないでしょうか?
あくまでも介護する側だったりそれを俯瞰で見たり、とにかく認知症患者をお世話することは過酷だという印象を持っていました。
それらとは違い、認知症の主人公の目線にフォーカスし、彼の視点で追体験する、というのがこちらの作品。。
これが、ある意味ホラー。『羊たちの沈黙』以上に背筋が凍ります。
摩訶不思議な出来事が頻発し、背景(=インテリア)が謎解きのヒントになっているようですが、私は全然解明出来ませんでした。。。
こんなにも前知識がある状態で観ても(私も上記のことは知っている状態で観ました。)、まるでミラーハウスに閉じ込められた気分に陥ります。
私たちの親ももう若くはない。自分の親や身内が認知症になることだってある。そんな世代だからこそ、観てもらいたい作品。
この映画を観ることで、認知症への向き合い方が、ガラリと変わるはずです。
『パーフェクト・ケア』
今回紹介する全3作品の中で、一番LEE読者にオススメなのはこちら♡
成年後見人を務め、高齢者の資産を騙し取る女が主人公。公私ともにパートナーである彼女と共に、悪行を重ねる日々。そんなある日、2人が次の狙いに定めた恒例の女性が、実は裏社会に通じていて。。。予想だにしない事態に巻き込まれていく、というストーリー。
とにかく主人公の女性が、私利私欲にまみれ、ダークヒーローでもなく、ただの悪女。本当の悪党。爽快なレベルな糞。←さーせん、お言葉が汚くなりました。
自分の冒した行動で悲惨なことに巻き込まれていくのですが、そもそも自分が撒いた種。もはや同情の余地もないのですが、何がすごいって、その生命力。タダでは死なない。強い強い。あまりにも強靭な精神力で、もはやその生き様に格好良さすら感じてきてしまう。ザ・パワーウーマン☆(スーパーボールのハーフタイムショーのJ.Loクラスのオーラあり☆あのJ.Lo姐さん、爆イケすぎた。。。まだご覧になっていない方は絶対に見て欲しい!!)
あと見逃していけないポイントはと言えば、主人公演じるロザムンド・パイク(イギリスの女優さん。以前ボンドガールだったこともあり、スタイル抜群☆)の風貌。
髪型もスタイルもファッションも素敵すぎて、惚れ惚れします(九死に一生レベルのピンチの時でもなんだかオシャ。。。)!!
これがダークコメディ映画じゃなければ、『プラダを着た悪魔』並みのファッショナブルな主人公だと思う。
色んな意味で、強烈なウーマンパワーを頂ける作品になっていると思います♡
あとは私が大好きなエログロ海外ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』に出演していた役者、ティリオン役のピーター・ディンクレイジが裏社会のボス役なので、そこもまた良き♡
(自称)エンタメ部長の〆。
通しで2〜3時間の時間を確保するのは、なかなか難しいお年頃。
けれどそんな時こそ自分のために時間をとって映画を観ることは、この上なく特別な時間になるはず。←誰?
人生を変える一本、なんてのはなかなかないけど、自分の人生に潤いや気づきを与えてくれる作品に巡り会えた時は感無量です♡だからあたいは、映画が好きなんだなぁ。。。(どこかで聞き覚えがあるセリフ。。。おにぎり。。。)
あ、ちなみに私のマイベストムービーは『マンマ・ミーア!』です♡(←王道感溢れる感じ。爆 だって人生ハッピーに生きたいもの。切実。)影響を受けまくり、ハネムーンはギリシャの島を選んじゃったくらいです。最高だった。
皆さんの最近の激推しの一本(マイベストムービーも知りたい!!)、教えてください♡
077 - lovesummer
会社員 / 東京都 / LEE100人隊
37歳/夫・息子(11歳・9歳)/料理部・美容部/衣食住に旅にファッションにエンタメに……広く浅く貪欲にアンテナを張る、大谷選手もびっくりのオールラウンダータイプです(笑)。やんちゃな息子たちに振り回され、日々白目をむきながら、自分らしく居心地の良いライフスタイルを追求中。旅行が生きる活力で、国内外問わず子連れでゴン攻めしています☆エンタメも大好物で、常に面白いものを欲してます。
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077 lovesummer