眠いのに眠れない。。。
これほど辛いことはありません。

これまでの人生、ほぼ不眠とは無縁だったわたし、
ベッドに入って照明を消すと5分もしないうちに爆睡するのが常でしたが、
2週間ほど前から急に、寝付きがとても悪くなったのです。
特段、思い悩むことがあるわけでも、体調が悪いわけでもない。
日常にも思い当たるような変化もないし、どうして？
なんで眠れないの？と考えれば考えるほど、時間だけがすぎてずっと眠りに入れない。
こうなると負のループのはじまりで、焦れば焦るほど眠れなくなるのです。
結局2、3時間眠れないままじたばたして、気づいたらどうにか眠りにつく、という日が何日か続きました。睡眠時間はいつもより少ないので翌日はずっと眠くぼーっとしてしまい、どんどん不健康になっていくのを実感する日々。
病院にかかろうかと考えて、その前にまずは自分なりに調べてみました。

更年期か？自律神経か？

考えられるのは、更年期の症状である不眠、もしくは自律神経の乱れからくる不眠。
周りの不眠有識者たち（友人です）に相談して、知恵を授けてもらったり、本を読んだり。
ネットでももちろん調べてみて、まずは今の習慣で見直すべき点がいくつかあったのでそこから改善してみようと思いました。

1つ目は、寝る前のカフェイン摂取です。
これまでも寝る前に積極的にカフェインを摂ることはなかったのですが、テレビを見ながらほうじ茶を飲んだり、たまに紅茶を飲んだりすることもままありました。
不眠の原因はもちろんのこと、夜中にトイレに起きることもあって、今のわたしにはあまりよろしくありません。
寝る前に飲むなら白湯、夕食後飲むほうじ茶や紅茶を番茶に替えてみました。

次に、適度な運動をすること。
もともと運動不足気味なわたしですが、少し前に腰痛になってから、階段を使わずエスカレーター、歩きや自転車を選ばず車移動が多くなり、腰痛が治った今もそのままでした。
通勤やお出かけの際もできるだけ歩く、階段を使う、余裕があれば一駅手前で降りて歩く、など小さなことから始めました。
週1のピラティスも、可能な範囲で週2にしてみたり。

そして３つ目は眠る前の習慣の改善でした。
不眠になって、まず最初に正そうと思ったのは、眠る1−2時間前以降はブルーライトを浴びないということ。
わたしはこれまで寝る直前までiPadであれこれ検索したり、ECサイトをあちこち巡ってお買い物したり、LEE Webを見るのも寝る前の時間の楽しみでした。
しかしながら、不眠とブルーライトは切っても切れない関係のようで、まずはここから見直さねば。
とはいえ、わたしはスマホのアラームで毎朝起きていましたし、眠る前にベッドでネットサーフィンは辞めても本は読みたい（ちなみに、本を読んでいるうちに睡魔が襲ってくることは多々あるので、寝る前の読書は不眠対策としておすすめという情報もありました）ので、そろそろ寝よう、と時計を確認する際もスマホで時間を確認していたのです。
寝室に、小さな時計をおこう、と思いましたが、我が家にある置き時計は秒針でカチカチするタイプしかありません。
不眠で敏感なところにカチカチ音は絶対に気になるはず、と思って、デジタル時計を買うことにしました。

デジタルの目覚まし時計、探すと気にいるものがなかなかない。
ものすごくシンプルなデザインを探しているのに、どういうわけか本当に見当たらないのです。
ちょっといいな、と思っても、電池式ではなくコンセントに差し込みタイプだったりして、希望の条件を満たすものって結構ないものだなあ、と諦めかけた頃に、ようやく見つけたデジタルアラームクロック。

BRAUN Digital Clock

ブラウンのクロックといえばAlarm Table Clockが言わずと知れた名品ですが、今回わたしが購入したのはデジタル仕様のタイプです。
デジタルになってもBRAUNはやっぱりかっこいい。
シンプルで小さく、インテリアにしっくり馴染んで、アラームクロックとしての信頼度も高いのです。

ベッドサイドのサイドテーブルにおいてもいい感じ。

上部に軽く手を触れると文字盤が光り、すぐに消えてぼんやりと時間が表示されます。
（この気の利いた奥ゆかしさも素敵です。）

夜は部屋の照明を落としてサイドテーブルの花のライトをつけて、ほんのりした灯の中で本を読むと、自然に眠たくなるようになりました。

こうしてわたしの不眠はどうにか解消しましたが、これから本格的に来るべき更年期や体の老化による不調に備え、少しずつでも体にいいと言われることを積極的に取り入れよう、と改めるいいきっかけになりました。
今月号のLEEでも更年期の特集がありましたね。
熟読しているわたしです。