こちらの真っ赤なワンピース。
私が20代の頃に思い切って買った、mina perhonenのものです。
mina perhonenといえば、まず思い浮かぶのはオリジナルの素晴らしいテキスタイルの数々だと思うのですが…。
20代の私はなぜかこの無地のワンピースに、猛烈に惹かれてしまったのです。
というのも、当時たまたま読んでいたモード系のファッション誌で、蒼井優さんがこちらのワンピースを着用されていたんです。
このワンピースに、マニッシュな黒の革靴を素足で合わせて。
その潔さ、かっこよさに私は芯から痺れてしまって!
普段はかわいらしいイメージのミナ ペルホネンですが、それだけではないかっこよさ、ある意味とてもストイックな一面に気がついたんだと思います。
そして私にしては本当に珍しいことなのですが、お店に「雑誌を見たんですが…」と電話をし、取り置きをしてもらったうえで試着をしに行ったという、思い入れもひとしおなワンピースなのです。
毎年誕生月に着るワンピース
毎年誕生月は、ちょっと特別な気持ちを味わいたくて。
このワンピースを着て出かけていく機会を作ります。
場所も横浜と決まっていて。
かれこれ9年前から始まった習慣ですが、ここ3年ほどはそれができず…。
先日小旅行で久しぶりに横浜に宿泊したので、こちらのワンピースを持って行きました。
今回は記念撮影のためだけの着用でしたが…。
期せずしてマタニティフォトのようになったのは、良いタイミングだったなあと思います。
目標は
還暦祝いでこれを着ること!
この前、一瞬ですがこのワンピースをもう手放そうかと考えていたんです。
「若かった頃はこの真っ赤な色も勢いで着ていたけど、今はちょっと勇気がいるし、何より着ていく場がない…」と。
実家のクローゼットに保管していたので、母の前でそうつぶやいていたら。
母が「真っ赤なんだから、還暦のとき着ればいいじゃない!」って言ったんですねえ。
たぶん本当に何気なく言ったんだと思いますが笑
その言葉に私、「そっかあ、それいいかも!!」とすごく乗り気になってしまって。
還暦の自分。妄想は…
60歳になったら、ふたごの妹と一緒に家族を集めて、ささやかなお祝いの会を催したいな。
お誕生日ケーキには、ニキちゃんミキちゃん(仮名←金さん銀さん的な発想で笑)ハッピーバースデーのプレートもつけてもらって。
夜は妹とお酒を飲みながら、お互いの来し方をゆっくり振り返ります。
そんなときにこのワンピースを着られたらいいなと思うのです。
60歳と言わず、さらに歳を重ねておばあちゃんになっても。
ああー、それまでなんとか健康でいなくては。
そして、このワンピースのデザインに負けないよう努力しなくては。
気持ちが引き締まります。
妄想話を繰り広げてしまい、申し訳ありません…。
でも、叶うならば、いつかいろいろな方の「思い入れのある1着」を聞いてみたいなあと思ったりします。(そんなインタビュー集があったら面白そう!)
ではでは、また。
TB - niki
パート / 東京都 / LEE100人隊トップブロガー
38歳/夫・娘(4歳)・息子(1歳)/手づくり部・料理部コーヒーが好き。ミルクティーも好き。掃除は好きだけど片づけは苦手。手紙部部員。都内の雑貨屋さんや本屋さんなどを巡る休日も好きですが、海や山で過ごすのも大好き。いつも気持ちの良い場所を探しています。日記をつけはじめて1年。なるべく楽しいことを書き残したいので、いいこと探しを心がけるようになりました。昨年まで10年ちょっと、本(特に児童書)に関わるお仕事をしていました。絵本ラバーです。
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