【沖縄パン屋】豊かな発酵パンの世界、宗像堂へ行ってきた 001icoco
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TB icoco
2022.05.16 更新日:2024.07.31
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宗像堂さん、撮影及び掲載のご協力ありがとうございました!
多数の媒体で紹介されている全国区で有名なパンの聖地、天然酵母パンを求め宗像堂へ訪ねました。
彗星の如く現れた宗像堂

沖縄特有の外人住宅を改装した店舗
「自家培養された天然酵母とライ麦や全粒粉を主に扱ったハードパン屋がオープンした。」宗像堂が開店した時、私の周りのパン好き仲間はざわついていました。当時、地元では一部の健康志向の人々を除いて茶色いハードパン”は一般家庭で食べる事が少なかったからです。
アメリカ統治時代の名残りはふわっともちもち触感

扉を開けると魅惑のパンが陳列。価格は200円台~。
その理由の一つとして、アメリカ統治の名残りから沖縄で食べるパンと言えば「柔らかくふかふかの白く甘いパン」。例えるとコストコで販売されている”ディナーロール”。年齢が上に上がれば上がるほどその傾向は強く、「柔らかくふかふかの甘い白いパン」は多くの県民に好まれていました。ある時、地元パン工場から発売された「もちっと食パン」と謳った食パンは爆発的な人気を誇り店頭でも多く陳列され、学校や学生の間でも「あの食パン食べた?」と話題になるほど売れました。
酵母パンをけん引する先駆け的存在へ

個人的にお薦めしたいカトルカール(焼き菓子)大好きです。
当初、個性的なパンを売る店と話題になった宗像堂は「こういうパンもあるよ」と食卓を彩るパンの選択肢を広げる存在だったと感じます。
ミネペルホネンx宗像堂コラボのミナムナパンバッグ

どちらがお好み?
ミナファンとしてはパンバックも気になるところ。因みに建物の手書き風看板もデザイナー皆川さんの作品と有名です。
お店で楽しむイートインメニュー

店内で注文を終えたらお店の外で食べる事が出来ます。

メニューに迷ったら全部注文
この日はトマト、バジル、モッツァレラチーズのサンドイッチとハムとバターのバゲット。どちらも滋味あふれてとても美味しい。

セットメニューのスープとドリンクも付けました。スープはかぼちゃです。島かぼちゃなのか聞くのを忘れました。島かぼちゃはスープにとても適しているのです。
無限大に広げられる酵母パンの可能性

パンは窯焼き。自宅用にもしっかり購入!
長くゆっくりと発酵する天然酵母は体にも負担が少なく風味豊かな特徴を持ちます。しかし、人間と同様(?)生きている微生物なので安定する仕上がりになる為には扱いの知識、作る環境と材料など多岐に渡る要素を備えてやっとパン作りの準備段階に入ることが出来るのです。「気が遠くなりそう」と思ってしまう、そんな手塩に掛けたパンを気軽に購入が出来る環境に居る事を幸せに感じます。また県内には他にも多くの天然酵母を扱うパン屋さんも増え、更なる楽しみの選択肢を与えてもらっていることを嬉しく思います。
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会社員 / 沖縄県 / LEE100人隊トップブロガー
46歳/夫・娘(18歳・9歳)・息子(11歳)/手づくり部・料理部・美容部/雑誌・Web「LEE」、そして100人隊が大好きです。小窓の住人として、書くこと・伝えることに夢中になっていたら、あっという間に5年目。これからも、LEEが大切にしているものを大切にして、ゆるりと日常を楽しみながら書き綴っていきたいと思います。衣食住はシンプルなカラーの中に時々はっきりとした色を取り入れるのが好き。北欧やビンテージの雑貨・家具・沖縄のものもお気に入り。服はきれいめカジュアルが多め。肩幅広め・中肉中背で、骨格ナチュラル。イエベ秋の濃いくすみ色が合うらしく、ブルべ冬にも少し寄っている(らしい)身長162cm。
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