６月ってどんなイメージがありますか？

雨、紫陽花、ジューンブライド、あたりがメジャーどころでしょうか。

大人ならではの、祝日がない月だとか、ボーナス支給！とかもあるかも。

私は６月生まれなので自分の誕生日のこと、あと父の日にあわせて父のことをちょっぴり思う時期でもあります。

◎◎◎

今回、父の日にちなんで、ジェラートピケのメンズライン、GELATO PIQUE HOMMEのルームウェアをお試しする機会をいただきました。

正直に申せば、私の父はまだまだ元気とはいえ80代。一方、可愛い＆癒しのイメージそのものなジェラートピケ。

どうにも世界観がマッチしないのでは…と思ったのですが、それ、私の先入観だったようです。

結論から言うと、シニア世代男性にジェラートピケ、大いにありです◎

上質感×遊びゴコロ

お試しさせていただいたのはＴシャツ＆ロングパンツのセットアップです。

まずはＴシャツから。

コットン100％、厚みはややしっかりめ。

なめらかで肌触りがいいのはもちろん、ほんのり光沢感もある上質な生地感。

ルームウェアと言わず外着としても使えるしっかりした作りです。

形はベーシックなボックスシルエットでやや詰まった感じのクルーネック。

首元がゆるいと途端にインナー感が出てしまうところですが、この適度な詰まり具合がキレイめに見せてくれます。

袖口のタグのディテールも。こういうのにグッときちゃいます。
そして見逃せないのがプリント＆ロゴ！

思わず手を伸ばしたくなるようなリアルなドーナツのイラストにカレッジフォントの”GELATO PIQUE HOMME”。

モチーフといいフォントといい、醸し出されるレトロな雰囲気。

若い方が着てももちろん可愛いですが、シニア世代が着ると更にユーモラスで可愛い予感！

年々偏屈さが増してる感のある我が父ですが、これを着たらまあるくなれそう♡

甘いの？甘くないの？

そして同じシリーズのパンツも。

こちらの生地はレーヨン混コットンでするっと滑りのよい手触りです。

ウエストはゴムとドローストリングのリラックス仕様。

寝るだけのパジャマなら必要ないけれど、ルームウェアとしては左右のポケットは外せないポイントです。

パンツのラインは細すぎず太すぎず、なストレート。

股上もしっかりあって動きやすさはばっちり、着心地も良さそうです。

そして、どどん！と大きめプリントのＴシャツに対して、パンツはドーナツ総柄！

地の色が深いネイビーでシックな雰囲気と思いきや、よく見ると沢山のドーナツ。

こんな茶目っ気たっぷりなウェアを纏ったら気持ちまで明るくなりそうです。

甘〜いモチーフにシックな色。

甘さと渋さのコントラストが効いていて、遊びゴコロ満点な大人のルームウェアです！

◎◎◎

ちなみにこちら、セットアップのデザインですが、もちろん単品でも、同シリーズの他のアイテムとの組合せも、楽しみ方はいろいろです。

上質ルームウェアでQOL向上！

GELATO PIQUEのブランドイメージといえば、ふわもこに代表させるような優しい雰囲気。

自然とベビーや女性を想起させますが、心地よい素材感は世代、性別を問わず万人に効くはず。

この上質な生地感と遊びゴコロ溢れるデザインは、自宅で過ごす時間が長いシニア世代にも喜ばれると思います。

何しろ、じいじ×ドーナツのギャップに「じいじの服、かわいい！おいしそう！」と孫娘からの支持も絶大。

孫からのモテ。それこそがシニア世代にとって最大の訴求ポイントだったり…しませんか？　隠してますが私の父もきっとそうです！

優しい肌ざわりのルームウェアに身を包み、リラックスした穏やかな時間を過ごしてもらいたい。

そして遊びゴコロも忘れずに。

父の日ギフトの選択肢として、心地よい上質ルームウェア、オススメです♡

モデルを頼んだらまんざらでもないご様子。帽子とポージングは仕込みなしのセルフプロデュースです。笑

父のこと

こんな機会はあまりないので、父のことにも少し触れさせてください。

もう80を越えている私の父ですが、40代で脱サラして会社を起こし、今も細々ながら仕事もやっているバイタリティの塊のような人です。

会社員時代は海外赴任も多く、私を含め家族みんなで北アフリカの国に３年ほど暮らしたこともありました。以前キルトスカートのクリップで触れたお話です。

元々アートとファッションが好きな多趣味な人でしたが、最近では唯一続いているのが帽子への情熱で、苦手なネットショッピングも帽子なら買えるらしく（なぜ他のはできない？）、こつこつ集めているようです。

帽子コレクションの一部

そして引退して絵や彫刻に没頭する生活に入りたい、ともう10年以上言ってる気がします。

これは昔々に描いた油絵と木版彫刻。

こんな感じで実家は父の作品で溢れかえっています。

脳の活性化のためにもギリギリまで仕事は続けたら？と話していますが、趣味のアートに再び打ち込む生活も楽しそうでいいかも…。

父の日のギフト選びは毎年難航

そんな人なので、父の日のギフトには結構気を使います。

帽子は私より詳しいし、手袋は季節外れ、ストールなどの巻物は何回贈ったか数えきれないほど。

ここ数年は迷いすぎてファッション関係は諦め、スイーツ率が高かったように思います。

今回このような機会をいただき、”父の日にルームウェアを贈る”ということの意味合いを考えてみると腑に落ちるところがありました。

というのも、コロナ禍で飲みに出る機会もすっかりなくなったことに加えて、２年前に脳梗塞を患った影響も少し残っていて。

現在はほぼ回復したものの、以前と比べて自宅で過ごす時間が増えました。

そんな父にも、心地よいルームウェアで快適なおうち時間を過ごしてもらえたら、そしてそれが楽しいひとときであったなら。

娘としては嬉しい限りです。

父の日のギフト選びに悩む時間。

それ自体がありがたいことだな、と気づかせてくれたことに感謝です。

051 みさへい