前の記事に続き、御岳山ハイキングのお話です。息子が初めての山で疲れてしまうかな？と思い、今回は宿坊に滞在しました♪（写真掲載のご承諾を頂きました。この度はお世話になり、ありがとうございました！）
民芸のお宿『山香荘』
御岳山には数多くの宿坊がありますが、その中から『山香荘』さんに伺いました。こちらのお宿は作家・浅田次郎氏のお母様のご実家でもあり、夫が大の浅田作品ファンであることから、迷わずにこちらに決めました！
以前、お風呂とお食事の「日帰り」で立ち寄らせて頂きましたが、宿泊は今回が初めてです。敷地内の植栽がとても美しい♪
山香荘さんは山頂に近い場所にあるので、東京方面を望むお部屋からの眺めも絶景！翌朝、目を覚ますとウグイスの鳴き声が聞こえて爽やかな朝でした。
山の恵みを美味しく頂く
地の食材を使用したお料理は、一品一品とても美味しかったです！その中から少しご紹介します。（品数が多くて食べきれないほど！）
自然薯のお鍋なども、普段は中々頂く機会がないお料理で新鮮！自然薯のお団子が入っていました。
そして、この日一番の盛り上がりを見せた『鹿肉のパイ包み』。ご主人が捌いたという鹿は、柔らかく煮込まれたスネ肉が絶品で、夫と唸ってしまいました！今季最後の鹿だったそうなので、ラッキー♪秋は猪が登場するそうなので、そちらも是非頂いてみたいです。
子供メニューもボリュームたっぷり！息子は完食出来ず私も頂きましたが、本格的な洋食で美味しかったです。デザートにはホームメイドのアイスクリームも♪
早朝散歩がオススメ！
武蔵御嶽神社が近いので、皆で早起きして参拝に。早朝の誰もいない境内へ足へ運べるのも、宿坊滞在の醍醐味の一つですよね。宿に戻ってゆっくりとラジウム温泉で身体を温めてから朝食へ、と最高でした♪
こちらは朝食で出して頂いた、自家製の刺身蒟蒻です。とても美味しくて、次回は蒟蒻のお土産付きのプランにしようと決意。写真はないのですが、食事を頂く広間や館内には歴史を感じる民芸品が所狭しと展示してあり、そちらも大変な見所です！
至福の読書時間
宿では浅田次郎作品をお借りすることが出来ます。『鉄道員』は短編集なので、滞在中に読むのにぴったり。夫と息子が早めに就寝した後で、ワインを頂きながら読書に耽る、これまた至福の時間でした。
ストーリーを知っているのに、やっぱり胸がギュッとしてしまう『鉄道員』。その後に続く『ラブ・レター』で、さらにギュッと。『神坐す山の物語』は御岳を、『あやしうらめしあなかなし』という山香荘さんを舞台にした作品もあるので、次回までに読みたいと思います。
余談ですが、私が夫から初めて借りて読んだ浅田作品は『勇気凛々ルリの色』というエッセイでした。浅田次郎氏のユーモア溢れる一面が垣間見られる、痛快で楽しい作品なので、ご興味あればこちらも是非♪
御岳山のお土産
参道の直売所で獲れたての「こごみ」を購入して、お浸しにして頂きました。近場の一泊旅でしたが、家族一同リフレッシュ！今度は紅葉の時期に訪れてみたいです。
045まあや
まあや
自営業 / 東京都 /
42歳／夫・息子（4歳）／手づくり部・料理部／学生時代より「おいしい朝ごはん・建築・アート」を巡る旅が好きです。歴史好きの夫、宇宙好きの息子との3人家族。育児と仕事の両立に試行錯誤する日々ですが、シンプルで心地よい暮らしを心がけています。家族で食卓を囲む時が一番しあわせな時間、おいしいごはんと家族の笑顔が私の元気の源です。
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