こんにちは、089 かぴこです。

定期的に消えてまたふっと出て参ります。笑あかんやん。

新学期やっと始まりまして、下の子が無事小学校に入学いたしました。春休みもばたついて、なにということでもなく心身衰弱し、４月が来てリハビリ（という名の、リビングでひたすらダラダラ活動）をしておりました。元気になってきましたので、またブログ始動です✨

生け花を初めて体験しました

家の中に緑やお花を飾ったり育てたりするようになりましたが、生け花、というとなかなか敷居が高く、日本の伝統と知りながらそれもまた私の日常生活にあまりリンクせず、今まで触れたことがありませんでした。

そんな中、大学の先輩が草月流の生け花の先生をされていて、お誘いいただいたので、春だし新しいことをやってみよう！とお邪魔してみました。

私、２月末くらいになるといきなり「もう春だから！」という理由で色々と新しいことにトライするクセがあって笑。でも良いですよね！新しい発見や出会いがあって楽しいです♡

場所は六本木にあるシェアハウス兼スタジオ

もう、なんてオシャレな門構えなんでしょう。このマンションのオーナー様にご許可いただいて、撮影、掲載させていただいていますが、もうみんなに見せたいくらいのおしゃれマンション。住みたい。

こちらは、「エアビー」民泊のような形や、シェアハウスとして主に外国人が利用している建物で、一階は貸スタジオや貸会議室だそうです。

フロアのご案内も可愛い。

暗くてボケた写真しかなくて残念なのですが、壁には英字辞典やお花の白黒図鑑などが一面に貼ってあり、・・・・・っっっオシャレっ！！苦しい！素敵！！センスの塊。

そんなこんなで感動しまくりな中、お教室に入ると、また素敵な先生に素敵なお部屋。

Atelier Shuka のお教室をされている、藤川裕美先生です。

とてもお上品でエレガントで、女性らしく柔らかな雰囲気の中にも芯のある、素敵な女性で憧れます。

鹿の剥製にびっくりするけれど、それが不思議と馴染んでしまう空間。

お花はカラー、きいちご、スイートピーの組み合わせで

シンプルな色合いが好きなのと、カラーのお花のすっきりした感じが好きなのでこちらの組み合わせを選ばせていただきました。きいちごの枝も葉との色合いが綺麗でした。

先生のお教室には、２、３種類の生花のお花のセットが事前に用意されていて、自分の好みに合わせて選ぶことができます。

さぁ、授業のスタート

当日使う花器を先生のお持ちのものから選ばせていただいて剣山をセットし、始めます。

まずは、裕美先生が詳しく分かりやすく説明してくださりながら、実際にお花を生けて見せてくださいます。

メインになる花とその周りを飾る枝や花、それぞれ角度や長さが決まっていて、晴れるまでは教科書を見ながら慎重に進めていかないと行けませんが、慣れると覚えて自由にルールの中で遊び心を持って取り組めそうに感じました。

裕美先生の作品。とても簡単にいけていらっしゃいましたが、果たして私はできるのだろうか・・・

実践してみます

裕美先生がいけてくださったものを一度全て外し、剣山に刺さって脆くなってしまった部分を水切りしてから同じように生けてみます。真剣。

メインとなる主材、それに添えていく客材とのバランスの正解がわからなくて四苦八苦しながらも、なんとか形作っていきます。

ちょっと先生に手助けしていただきながらもなんとか完成しました。うん、美しい！

草月流は、生け花の流派の中でもモダンで現代の日常生活に取り入れやすい流派だそうで、生け方にいくつかルールはありますが伝統を踏襲しながら自分の好きな花や好みの花器に合わせて気軽に飾れる親しみやすさがあるなぁと感じました。

裕美先生は、トルコやアメリカ、イギリスなどで過ごした経験のある帰国子女で、外国の方に教えたりする機会も多いそうですが、始めたのは大学の頃だそうです。「日本人としてのアイデンティティをしっかりと持っていたい。生花を通してお互いの文化を知り、理解を深めていきたい」というお気持ちで生け花を広める活動をされています。

今、世界では痛ましい戦争が起こり、世界が断裂してしまいそうな緊迫した状況ですが、お互いを認め、相手を知り、歩み寄ることの難しさと大切さをひしひしと感じています。
そんな折り、日本の伝統文化に触れて、先生のお話を聞く機会があったことをとても嬉しく思いました。

また素敵なお教室にお邪魔したいと思います。ありがとうございました。