こんにちは! 059ツナです。
2年生になった息子、新年度の始まりと共に花粉症デビューを果たしました。。
昨日かかった耳鼻科の先生によると、息子は今日で生後7年7ヵ月7日になるのだそう。「お母さん、ラッキーセブンですよ!宝くじ買うといいですよ!」と診察時にすごく勧められました。笑
「1億円当たるかな~。当たったらまずはおうちを買って、あとはねこちゃんとモルモットと犬と…」と今日は朝から妄想が止まらない息子。え、本気で買うのかな。
使命・才能ってなんだろう?
今回ご紹介するのは、角田光代さんによる『タラント』。長編小説を執筆されるのは5年ぶりだったそうです。20代の頃の私にとって、角田さんは新作が出たら必ず買う作家の一人でした。
直木賞作品となった『対岸の彼女』、松尾たいこさんのイラストも素敵な『Presents』など…。心を揺さぶられる作品が多く、今も大切に本棚に並んでいます。←実家の
タイトルの『タラント』とは聖書に出てくる言葉で、「才能」「賜物」という意味。英語の ‘talent’ の語源でもあるそうです。
過去の失敗から無気力な人生を歩むようになった主人公・みのりを中心に、不登校になった甥、戦争で片足を失って心を閉ざした祖父を交えてストーリーが展開されます。
主人公の年齢が近いこともあるのかな。気づけば「私だったらどうする?どう思う?」と自問しながら読み進めていました。
私が語るまでもありませんが、角田さんの心理描写は本当に秀逸!もともと登場人物に感情移入しやすい私は読んでいて苦しくなったほどです。
でも続きが気になってページを繰る手が止まらない…。
自分の人生の使命は何か。そもそも才能とは何なのか。そんなことを考えさせられます。
新たな一歩を踏み出すこと
何かを始める時、「やってみたい!」という感情のみで行動することはぐっと減りました。今となっては若かった頃の情熱やフットワークの軽さが懐かしい…!
守るものもある今、もちろん若い頃と同じように突き進むことはできません。それでも
何かを始めるのに遅いなんてない
失敗したらまた別の何かを探せばいい
新たな一歩は「何となく」からでもいい
この本を読んで、改めてそう思いました。
コロナ禍でやりたいことが制限されている今。新しいスタートを切ろうとしている方はもちろん、すべての方の心に響くメッセージが込められてるように感じます。
東日本大震災やコロナ禍、東京オリパラなど時代が反映された作品でもあるので、同世代の方は特に胸に迫るものがあるんじゃないかな。
ぜひともおすすめしたい1冊です◎
このイラスト、読了後に見るとぐっときます。
そして世界情勢が不安定な今、奇しくも祖父・清美の魂の叫びが胸を打つのです…。
私もやってみます!【一問一答】
ちらほらと上がってくる一問一答。みなさんの意外な一面が見えて楽しいですよね♪
私も参加してみたいと思います。
Q:好きなスポーツ、観るなら?自分でやるなら?
夏季オリンピックが大好きです。特に競泳と柔道!
喜怒哀楽に満ちすぎた応援で、夫からは「うるさい」と苦情がきます。。
柔道は昔『YAWARA!』が好きだった影響です。ルールには詳しくありません。笑
自分でやるならテニス!中学時代は意外と体育会系のノリで熱中していました。ハードだったけど楽しかったなぁ。高校では途中で幽霊部員と化しました…
これも運動に入るのかな?そういえば一時期ベリーダンスを習っていたのを思い出しました。久々にやりたいなぁ。発表会の1コマ。右端が私です。私にだけ漂うUFO感。
Q:好きな炭水化物は?
お米もパンも大好きです。どっちも捨てがたいけど、毎日食べたいのはやっぱりお米かな。
実家でお米を作っているため、いまだお米を買ったことがありません。父が作るお米は最高!
Q:犬派?猫派?
わんこもにゃんこも好きです♡
でも幼少の頃に耳を噛まれたトラウマがあるので、犬は遠くから見て愛でるのみ。どんなに小型であっても半径1m以内に入られると反射的にダッシュしてしまいます…。
長年の友人から「そんなに速く走れたんだね」と言われたことも。リアルドラえもん?
なのでどちらかと言うと猫派ですね。こちらは最近借りた本。「かわいい~♡」という黄色い声とともに息子に奪われました。笑
*
こんな感じで大丈夫でしょうか。。
後半は駄文になってしまってすみません!
最後までお読みいただきありがとうございました◎
【追記】
本当に夫が買ったスクラッチ。今はこんなのがあるんですね〜。えぇ、見事にハズレましたとも。
息子は「ねこちゃんの風船もらったよ!」とご満悦。彼的には大当たりだったようです。笑
ツナ
主婦 / 長野県 /
44歳/夫・息子(8歳)/手づくり部・料理部・美容部/生まれ育った東海圏を離れ、自然豊かな信州でゆるりと暮らしています。カフェや雑貨屋めぐり、読書が大好き。手作りや文章を書くことにも興味があります。にぎやかすぎる息子中心のドタバタな毎日を、笑顔で心穏やかに過ごせるよう奮闘中!服も暮らしもシンプル好みですが、ノスタルジックで温かみのある東欧・中欧の雑貨には目がありません。
この記事へのコメント( 8 )
※ コメントにはメンバー登録が必要です。
ツナ